復興支援バスって乗れるんですかね?

みんカラブログでは会社の後輩のあだ名「混沌君」は、すっかり知名度が上がった?気がしますが

こちらに書くのは初めてかも…「混沌君」の由来は頭が混沌としてる訳じゃなく

松下のバッテリー「カオス」=混沌が大好きだから(笑)です。

彼は私が想像もしない様な事を突然質問してきたり、時々若さ故に抜けた事を喋りますが

それは若さ故に「世間擦れ」してないだけで、仕事はちゃんとします。

正直、私が若い時より、しっかりしてるし仕事も出来るんじゃないかと思う程で

ブログや日誌のネタとしては彼を面白可笑しく書いてますが、私は彼を認めています。

さて、その混沌君…今日の質問は…
バス停に貼られた復興支援バスのステッカーを見て『復興支援バスって乗れるんですかね?』です。笑
や、おまえさん…乗る必要って無いじゃないの(笑)と返事をして終わったのですが

一部、一般のバス停と共通した路線を走行してるので「乗るならタダ?がいい」ってのは
それゃ~市内の人間も「住んでれば全員被災者」なので、そうなのか?と思い調べてみる事に…
(でも自分の車を持ってる人は、いくらバスがタダでも、自分で燃料入れて自家用車使うハズですけど。)
イメージ 1
<以下運行会社の常磐交通からのページから引用>
仮設住宅等の避難者輸送の路線バス運行について

当社では、3月11日の大地震津波等により家屋等を失い「いわき市内」に転居を余儀なくさ
れた避難者の「公共交通の足」を確保するために、「 復興支援バス」を運行することになり平成23
年11月4日付で、国土交通省東北運輸局から路線の認可を受けました。

この度の「復興支援バス」は、いわき市内に設けられた関係する町の仮設住宅や、関係する町が認
めた住宅等に転居されている避難者を対象に実施されるものです。

つきましては、下記により震災による避難者のための路線バスを運行致しますので
お知らせ致します。


(1)運行期間 平成23年11月15日 ~ 平成24年3月31日
※ この度の運行は平成23年度の実証実験であり、平成24年度からの運行につ
いては、改めて決定次第ご連絡を致します。
(2)運行する「復興支援バス」について
「復興支援バス」は、「無料乗車証」により乗車できますが、
いわき市内で、「復興支援バス」4路線を新設致します。

○ 四倉工業団地 ~ いわき駅労災病院
○ 中央台鹿島 ~ いわき駅労災病院
好間工業団地いわき駅労災病院
○ 南台団地 ~ 呉羽病院 ~ 植田駅

● この他に、指定された既設の一般路線バスも「無料乗車証」で乗車ができます。
※ 既設の一般路線バスは、「 無料乗車証」を利用して乗車する場合には、乗降する
停留所、乗車する区間に制限があるほか、乗車が可能な時間帯も、降車9時0
0分~降車16時00分に限られます。
詳細はお問い合わせ願います。

(3)「 無料乗車証」について
申し込みは、関係する町役場(出先機関等)が行い「無料乗車証」を発行
します。
○ 申し込み受付開始 平成23年11月8日から
上記の(2)の路線が「無料乗車証」の対象路線であり、乗車した時に
提示することで運賃が無料となります。
<無料乗車証を発行する町(関係する町)>
広野町楢葉町富岡町大熊町双葉町

(4)運行開始セレモニーについて
平成23年11月15日(火)10時10分から中央台高久の「高久第十バ
ス停留所」においてセレモニーを開催致します。

(5) 運行に関する詳細は、新常磐交通 乗合部 0246461646
までお問い合わせ願います
</引用終わり>

なぁんだ…「いわき市民」は全く関係ないんだわな。
上で「なぁんだ」とは書いてるけど自分的には縁の無い物なので「あっそ」みたいな感想ですが…

そういえば津波で集落が壊滅した市内の
「薄磯」「豊間」「久ノ浜」「小浜(岩間)」の人々で仮設に居る人は乗れないんですね?

まぁ「いわき市の仮設」って、市内にあれだけあるのに、実は仮設住宅は1箇所だけらしい。
http://maps.google.co.jp/maps/ms?brcurrent=3,0x602004816ddcd52f:0x341fa6c1d0d6465c,0&ie=UTF8&oe=UTF8&msa=0&msid=208687479192919771060.00049f7777451fd3dc6d9
いわき市】団地名:いわき市高久第一
・建設地:いわき市中央台高久2-10-1 ・戸数:189戸(一次 120戸、二次 69戸) 主な入居市町村:いわき市
↑ここを見れば分かるんですが中央台高久のセブンイレブンの前の一角だけです。
(結婚式場のラシャンス?だっけかな?あっちまで行くと市民用ではなくなる)

あれだけ仮設住宅があるので、豊間とか久ノ浜とかの町単位で
ごっそり住んでるのかと思ったけど…あの数では無理だわ。

で市内で津波にあった人だって、言ってみれば浜町、港町から
それこそ「住む家所か、家財道具を失って」しまい、あまり縁の無い「新興住宅」へ移ってきてるので
当然「バス」を使う様な層は「未知の土地」とも言えるから条件って同じじゃないかと思う。

他所の県(岩手)では、どうなのか?は調べるまでもなく、「みな津波」だから
条件は同一なのに、これまた福島県は何やってんでしょうか?

こう言う「差」を付けるから、「起きなくてもいい軋轢」が起きるんじゃないのかな?
え…ひょっとして「わざと対立煽って」るの?それが国なり県なりの方向性なんかい?

それと日を追う事に、この復興支援バスは乗車率が下がってきてる様に見えます
デイタイム(日中昼前後)は、パッと見、全く人が乗ってない様に見えます。(当然ですが運転手除く)
このままじゃ来年には廃止かもね。