Road Rage


題名の言葉、あまり聞き慣れない言葉ですので、まずは引用で紹介。

<引用>
車社会の米国では、このRoad Rageは深刻な問題だ。Road Rageといっても、クラクションを必要以上に鳴らす、運転しながら怒鳴る、攻撃的なジェスチャーをする(中指を立てるとか)ようなものから、TailGatingと呼ばれる前方車の車尾にぴったりとくっついて嫌がらせをするというようなもの、前に回りこんで急ブレーキを踏んだり、追いかけてきたり、物を投げたり、深刻なケースになると銃で撃ってきたりと、攻撃性の程度も様々だ。しかもこれは一般市民の身に日常茶飯事に起こっていることだ。善良な一般市民の私ですらも先ほど挙げた中で最後の2つ以外の全てを経験している(ちなみに追いかけられた事は今までに2回あり、本当に恐ろしかった)。 
</引用終わり>

これは対岸の火事ではなく、現に日本でも起っているが、まだゴミ共(マスゴミ)が騒いでないから
周知度が無いだけで、同じ様な問題は今も日本中の何処かで怒っている話です。
(少し前のクラクションの件の記事を見れば明らかです。)

そして、↑を知らないのも、以前書いたとおり
「免許は取ったけど、都心在住で車なんか年単位で運転してない」と言う方のみで
日常的に車を運転する人には、何かしらの覚え(被害側加害側)が、あると思う。

<引用2開始>
コロラド州立大学のJerry Deffenbacherが行った研究では、攻撃性とリスク探究心、そして人格などを攻撃性の高いドライバーと低いドライバーで比較をした。その結果、攻撃性の高いドライバーの特徴は主に次のようなものが挙げられるという:

1)敵意があり攻撃的な思考:批判的で疑い深い傾向がある。他人に対する思い込みが激しい傾向にあり、報復、仕返しなどを思い浮かべる。時には怪我をさせようと計画を練ることもある。

2)リスクを冒すのをいとわない:運転スピードがスピード制限を越えることが多い。レーンを頻繁に変えたり、前の車にぴったりくっついて走ったり、赤信号を無視したり。

3)易怒性があり行動も攻撃的:暴言を吐く、怒りながら運転する、他のドライバーに向かって怒鳴る、怒りながらクラクションを鳴らすなど。一日の間で最低2回は怒りの感情を経験し、更に2回は攻撃的な行動を何かしらしている。

4)事故が多い:運転シミュレーションを使用した実験では攻撃性の高いドライバーの事故率は低いドライバーの2倍にも登った。

5)易怒的、不安、衝動性などの人格的特徴:攻撃性の高いドライバーは、仕事や家庭のストレスから運転時に既に怒っていることが多い。更にその怒りはコントロールされることなく外に向けて発散され、更に衝動性も高い。
Deffenbacher博士によると、易怒性のあるドライバーは必ずしも運転時にいつも怒っている訳ではなく、なんらかの出来事が引き金となり攻撃性を誘発するのだという。
</引用2終わり>
※「易怒性」=多怒/興奮しやすい/おこりっぽい

これは「私」の話であるが「相手が明らかに故意に仕掛けて来てるのに、仕返しもしないのは情けない」
と、言う思考を持ち合わせてるので、多分上の「タイプ」に該当してると認識しています。

そう言う思考でない方は「相手が故意に仕掛けても仕掛けられてるとも感じない」のかも知れません。
この故意に…の意味は「明らかに相手から攻撃的な運転」は当然含むとして

ウィンカーを出さないで車線変更して割り込まれたとか携帯電話で通話しながら、雑誌読みながら走行とか
「不誠実な運転をする者」も、自分は"ちゃんとヤってるのに、何様だ!?と憤激する場合も含まれると思います。

さて、昨日のクラクション暴行の件で「太陽と北風」の話を例に出されてる方がいました。
内容が、うる覚えだったので調べてみる事に

<引用3開始>
あるとき、北風と太陽が力比べをしようとする。そこで、旅人の上着を脱がせることができるか、という勝負をする。

まず、北風が力いっぱい吹いて上着を吹き飛ばそうとする。
しかし寒さを嫌った旅人が上着をしっかり押さえてしまい、北風は旅人の服を脱がせることができなかった。

次に、太陽が燦燦と照りつけた。
すると旅人は暑さに耐え切れず、今度は自分から上着を脱いでしまった。
これで、勝負は太陽の勝ちとなった。


これには、また別の話もある。
北風と太陽がした勝負は最初は旅人の帽子をとることだった。
最初、太陽は燦燦と旅人を照り付けると、旅人はあまりにもの日差しで帽子をしっかりかぶり、決して脱がなかった。

次に北風が力いっぱい吹くと、みごと簡単に帽子は吹き飛んでしまった。
その次に行った勝負は旅人の上着を脱がす勝負だった。この勝負の結果は周知の如くである。

この別の話の教訓は、何事にも適切な手段が必要である、ということである。一方でうまくいったからといって、他方でもうまくいくとは限らない。その逆も然り。しっかり、結果を見据えて、手段を選ぶべきである。

手っ取り早く乱暴に物事を片付けてしまおうとするよりも、
ゆっくり着実に行なう方が、最終的に大きな効果を得ることができる。

また、冷たく厳しい態度で人を動かそうとしても、かえって人は頑なになるが、
暖かく優しい言葉を掛けたり、態度を示すことによって初めて人は自分から行動してくれるという
組織行動学的な視点もうかがえる。
</引用3終わり>

すでに性格や人格が出来上がってしまっている私の様な歳になると
性格を「180度」…いや「45度」変える事も難しいでしょう。

と、言うか、それを行なった場合「人格破壊や破綻」に繋がり精神的疾患を起してしまうかもしれませんし

逆に…そこまで性格が変化した場合「脳機能疾患」を起してる可能性も視野に入れなければならない状態かもしれません。

せめて出来る事は「怒りのコントロール」とか難しい事までは言わずに
"何とか自分の中だけで完結する様にする"であり、それには引用3の話を肝に命じるが有効かと思います。


さて、上に「この歳になると人格性格が出来上がり~」なんて書いておりますが…この点について。

私自身は、本来自分から攻撃を仕掛けるのは(面倒だったり穏やかに居たいので)好きではありません。
これは本当にウソ無しで。

ただ「やられてばかりで我慢してる様では情けない」は、あながち間違いでも無いとは思いませんか?
死んだ人を悪くは言いたくないし、彼もそれなりの葛藤や苦悩の末…だと思いますが
自殺問題で騒がれてる死んだ大津の彼…
ある意味「死ぬ気なら相手を殺す気でもイケたハズ」って理論もありますよね。
(彼は、それが出来ない性格だから「ああするしか無かった」し、それが悪いとも言ってません。)

女性は「どうか?」知りませんが、あの時期の男性は「優しすぎたり、大人し過ぎる」のは
「イジメの絶好のターゲット」になります。

少し前に(ファン登録者のみ見れる記事で)書きましたが
私の中学時代も、私は幸いにターゲットになりませんでしたが壮絶なイジメを見てきました。

幾らガタイが良かったにしても数には勝てませんし、「いつ自分がターゲットになるか?」分かりませんでしたから
わざと「短気なフリ」や「粗暴な部分を持ってるフリ」をしなければなりませんでした。

でも、その中学生の時期は「大人の性格形成」には重要な時期で
結果、そう言うフリが生涯の考え方にまで影響を及ぼして「性格に根付いてしまった」と思う部分が多々あります。

自分は、イジメにあった訳では、ありませんが、
ああなりたくない…と思うが故に現在の自分が居ると思っても過言ではありません。

ただ男性には「そう言う部分もないと周りのロクで無しから潰される事もある」から仕方ない気もします。

が、大人になり社会に出ると、そう言う物が逆に「害」や「邪魔」になる事が多いです。
話が随分飛躍してしまいますが、大津の同級生も、きっと私の様な人間が居ると思います。

まぁアレですよ。自分の中学時代なんで、そんな風にほんと暗黒歴史でイイ思い出なんか殆どないです。