福島しらけムード 野田首相にも安倍総裁にも 原発、復興語ったが…

<引用開始>
野田佳彦首相は午前9時25分ごろ、東京電力福島第1原発から約40キロ南の
福島県いわき市内で「原発依存社会から決別しないといけない」と声を張り上げた。
自民党安倍晋三総裁は午前8時半、福島市中心部で「原発事故の被害回復には
国が責任を取る必要がある」と強調。「卒原発」を掲げる日本未来の党嘉田由紀子代表は
飯舘村に入り「原発ゼロの社会を目指すのは飯舘から」などと訴えた。

会津若松市を訪れた社民党福島瑞穂党首を含め4党トップが福島県内から遊説を
スタート。ただ必死のアピールも、被災地の有権者の目には“選挙用のパフォーマンス”と
映ったようで、各党首の演説には拍手も、やじもほとんどなく、しらけムードが漂った。
</引用終わり>

え~福島県民を代表して言わせて頂くならば、この事は、ここに書かれてる様な事だけではなく
逆に「ヤってはいけない事を政治家先生達はヤってしまった」感を強く感じます。

つまり「政治家には福島県って選挙の道具にしか思ってない」とアピールしに来た。
そんな風にしか感じません。

引用記事の話も、そうだからこそ「しらけ」ムードだったんじゃないかと…

私は他所の市までは知りませんでしたが、「野田」が来る事だけは知ってました。

仕事を終え帰宅して夕食の最中にテレビを見たら…他にも「こぞって」来てた話を聞いて
驚いた…んじゃなく「呆れ」ましたけどね。

民主党はKY党なので「相変わらずヤってるわ」とか思ってたんですが…
自民党の総裁も来てたとはねぇ…
「票が欲しいんだったら福島なんぞ来ないで東京で演説すべき」だったと思いますよ。

つまりですね。
根本的具体的に必ず「ヤります」って訳じゃなく当選した暁には「こうします」…
なんて言う不確定な選挙用のアピールの言葉は福島県民には必要ないんです。
ってかもういい加減飽き飽きしてるんですよね。

そんなお遊びの国取り合戦(選挙運動)に付き合ってる程、余裕なんかありません。
もっと正確に言えば「相変わらず選挙どころではない状態」なんですよ。
イメージ 1
それを国政を預かる者が全く理解してないんだなぁ…と悲しくなりました。

それと、今まで福島から始めた様な事なんか無い事を、あの震災事故後にされると
県民は「色々と思い出したくないもんを思い出したり」「再認識」するんです。
やっぱり福島県って、そう言う扱いなんだな…って

県民は分かってはいるけど
「押しつぶされそうになるから考えない様にしてるだけ」なのにね。

考えたって、どうなるモンじゃないでしょ?そう言う思考はイケナイのかも知れませんが
でも散々考え悩んだ上での結論は「そうならざるえない」しかありませんから。
もしくは「気が違って別の世界に旅立つ」選択肢はあるかも知れませんけどね。

この話の影響は、それだけには留まらず
他所の県外には「福島が、そう言う所だって再認識」させるキッカケになります。
風評被害?がんばろう?とか言いつつ今回のこれ…「マッチポンプ」かよ。

結局、こうして目立つ様な事をされると
「面白半分でイジル奴」まで出てきますよね?
この引用したニュースだって私は「そう感じます」よ。
少なくとも、この記事を書いた人間が私程に福島県を考えた上で書いてる訳ゃないしね。

だから、政治家なんか来て演説なんぞ、して欲しくないし、
こんな事で、また「福島を目立たせて欲しくない」んです。
こんな事をするくらいなら「そっとしておいて欲しい」んです。
イメージ 2


同じ福島県民の皆さん…そう思いますよね?