ベッセル・クリスタルラインドライバー

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自分的には定番の定番で、物心が着いた時には、存在してたドライバーです。

物心が着いたら‥は、ちょっと大袈裟かな?
己で使うのに必要になって親にドライバー何処?って聞く頃には‥なので
まぁ物心が4歳~として、何処?が7~8歳頃だから然程は変わりませんかね。

多分同世代の方は、皆似た様なもんだったのじゃないでしょうか?
だって、友人宅に遊びに行くと、大概は「これ」がありましたもん。

それだけ、その当時(昭和末期)は「ド定番」だったと言うか
ホームセンターには、これの他には木柄のドライバーしかありませんでした。

今でこそ「木」の素材である事に利点と価値が認められてますが
当時は皆?(誰?)新しい素材に飛びついてた時代で、木なんか古臭いだけって感じだったのかも知れません。

で、上に書いた「誰の家にでも1本はある時代」は90年頃で終わりを告げます。
色々なメーカーやら、同じメーカーでも別タイプとか、100円で買える時代にもなって
国産でもなくなってきた。

なので上に書いた話は現時点で三十路も前半の人になると
「そんなことない」って否定されると思いますが‥もうちょっと上になると違うんですよ。
たかが、ドライバーですが、世代がモロに出る話ですよね。

さらに私よりも、もっと上の方になると「-」を使った割合が多くなり
「+」は後に登場した「アラモノ」って感が強くなるのかも知れません。

所で、上のベッセルクリスタルライン‥画像は「+」ですが「-」も存在してます。
柄の部分の色は「赤」から「青」になる訳ですが‥が!昭和の頃は「-は緑」でした。

ちょうど「緑」から「青」に変わった端境期は昭和61~昭和62年頃だったと思います。
実は、両方売ってた頃に、青を購入したのですが、それを今でも持ってます。
持ってる工具の中では「2番目に古い」んですが‥

魔改造‥までは行かないか(^^; 
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改造しキャブレタードライバーにしてしまいました。
今じゃキャブレター自体が身近に存在してませんけどね。

所で、仕事ですが、週に1度だけ、いつも仕事用の工具を積んでる車ではない車に乗るのですが
最低限ドライバーは必要で、んで‥先日「ダイソー」のドライバーを持参したのですが
その時の顛末は、そこをご覧頂くとして。(ナイスつけて下さった方には本当に感謝です。)

じゃ懐古?復古?的に「自分が始めて手にしたドライバーも悪くないか」とも思い
買い求めにホームセンターへ立ち寄ったら‥
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モデルチェンジ?マイナーチェンジしてました。
赤のラインが柄に塗装されてるのではなく中に練りこんである感じですね。

新しいモノを、全て否定から入るのは歳を食った証拠ですが
(そこの若いの!覚えとけよ~20年生きてたとすれば、その頃、それが分かるから。笑)
このデザインは悪くありません。今風に変化させてるけど、見た目で「それ」ってのが分かる。
ただ画像はありませんが‥手にして握ってみると、とても残念な事に‥

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旧タイプでの説明ですが、この部分の凸凹の数が新型は二箇所に減っていました。
つまり、ここを使って、こんな風に鉛筆みたいに持つ際には‥
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一旦ネジから抜いて握り易い角度に合わせ直さないとなりません?
若しくは、そもそも180度に2個の凹みでは
人間の指の角度に合う訳もなく、仕方ないので己が握りを変化させるしかない。

旧タイプは全周に同じ凹みと出っ張りが着いてたので何も考えずに使えた‥のが利点なんですけどね。
あと、頭(頂点)の部分が旧型は結構角ばってるのに、これは角を落としてあるから
手で押さえつける時に面積が減ってしまってます。

+を回す時は回すよりも押さえ付ける力が重要ですからね。‥って言うと
凸凹の部分なんか、じゃ関係ないだろ?って思うかもですが緩いウチや、細かい作業をする時に使います。

どうも‥その‥このクリスタルラインに求めるのって、最初に使った時に「あの感覚」なので‥
デザイン(色の練りこみ)は悪くないのですが、残念ですが購入するまでに到りませんでした。