現在でも私世代では旧6号と言ってしまう道にあります。
祖母は「いわき平」の出身ですが、祖父は「泉」の出身であり、泉にも何かと幼い頃から縁がありました。
で、この泉隧道、現在の姿を見ると歩道まで完備された「現代的」なトンネルにみえますが
以前は卵型?馬蹄型?のトンネルで、いかにも古い感じの形状でした。
(画像は改修前の姿。以前何処かで拾った画像で無断引用です。申し訳ありません。)
こう言うトンネルは、ここに限らず昭和2~30年頃までに出来たトンネルに見られる形状ですが
現代の大型車貨物のサイズを想定したモノではなく、
大型車同士が対向して端に寄ると角がトンネル内壁に接触してしまう事になってしまいます。
なので改良と言う名前で大概は近くとか隣に「別に新た掘りなおし」をする訳ですが
この泉隧道は、何と「交通を遮断する事なく通行出来る状態」のままトンネルの直径を広げたと言う
珍しい形で、改修されました。
もっとも改修中はトンネル内に足場を組んで上側に屋根を作って作業スペースとしたので
その間は、大型は通行出来なかったのかも知れませんが‥
上で紹介したのは「南側」であり、今度は「北側」ですが‥
どうにもコッチ側って以前から比べて凄く違和感があるんですよね。
以前は、もっとこう暗い雰囲気だったと言うか厳つい感じだった気がします。
で、再び拾い物の画像からで、すみません。
そ~そう、これこれ。とても「歩いて通ろう」なんて雰囲気の代物ではありませんでした。
このトンネルはご覧の通りで内部がカーブしてるせいもあって照明は多めでした。
で水銀灯ではなく、ナトリウムランプのオレンジの光。
反対側の南側は、山の中腹に穴が開いてるせいもあり昼間でも遠くからトンネルの光が見えてたのですが
この断面形状と相まって、私は何か「キモチワルイ」感じが当時は否めませんでした。
時が変わって今現在。
そんな雰囲気があったとか全然想像出来ないくらい明るい雰囲気に生まれ変わりました。