おいらず山

今日は休みなので家でユックリしてたかったのですが
隣の家の解体工事で騒音激しく全然休まらないので朝から出かける事にしました。

ちなみに…好きな事は仕事にするものではない…に、似た話ですが
「仕事で常に外回りをしてると休みくらいは…と出かけたくなくなるもの」です。

多分、同じ場所で仕事してる人は逆な筈で、
休みに何処に行こうか?仕事中、それが楽しみ」なのかもしれません。
だって研修やら講習で1日同じ場所…まして建物の中なんて所に居るだけで
「あ~外に出たい」「苦痛だ」と、2~3時間で思うんですもん。

ってな訳で、咄嗟に休みの行き先を決めるったって決まるものでもない。
まぁふと…「宇宙岩」に行ってオニギリでも食うかな…と思って出発したのですが

山ですしね。この季節で「虻」とかも居そうだし、なにせ天気も、さほど良くない。
「これゃ時間潰しにならね~ぞ」と思って進路を西から南へ…
イメージ 1
ね。これ、一見天気が良さそうなんだけど、左側はどんより。
ちなみに南から天気は変わるんだけど、どんよりしてる方が南。

イメージ 2
向かうは、数ヶ月前に、せっかく行ったのにカメラのレンズが汚れてて
ピンボケになってしまってた「オイラース山」と呼ばれる茨城県の広域農道?県道?です。

イメージ 3
着いた。(^^;
初めて向かった時は国道で高萩まで行ってしまったり、
山道に入ってから手前で曲がってしまって、そこから十石に抜けてしまったりと
散々遠回りしたので、結構「遠く」に感じたけど、今回はアッサリ着いた。
…ので、大した時間も潰せない訳で( ̄▽ ̄;)

イメージ 4
ま、いいや、ここでコンビニで買ったもので食事。
やっぱね。食事ってのは「雰囲気が凄く影響するもの」ですね。
自分のお気に入りの風景や、いい景色の所で食べると、明らかに味が違って感じます。

んで前回着た時のリベンジで車でも撮って見んべか?と、レンズを清掃して外に。
イメージ 5
実は前回のミスを受けて再度レンズを拭いたり、角度を変えたりと10枚も撮るバカっぷり。

やぁサマになりますね。自分の車に対する自画自賛ではなく
ここに車を止めて撮ると、大抵の車は普段見てる車よりも「良く」映ると言う意味です。
車撮影向けの道路ってでも言えばいいのかな?

午前であらばカメラで撮る側には車に日が当ってないので粗も出ませんからね。苦笑

それには高さや背景も重要なんでしょうね。
(本格的に拘る方は後ろの電線が邪魔に思うのかも知れませんが。)

あと贅沢をいえば、もうちょっと空気が澄んでる日の方が良かった。
(この前は澄んでたんだけどなぁ…梅雨前だし。)

あと、やはり北の端でもココは関東なんだなぁ…と感じる背景です。
ちょっと車にピントがあってて、邪魔ですが、平地は平地、山は山、そして海は海って風に
キッチリ区切りがついてます。とくに平地のダダ広さは、少なくとも私の地元(いわき)には
こんな風な高さから見たら見える所はなく、小山が点在してたり、海岸線は直線ではありません。

さて、そんなこんなで時間ですが、このまま帰っても午前中には自宅に戻れてしまうので
(時間午前10時半くらい)
この辺の山道は鮫川~北茨城線しかしらないので(ここもスゲー道だった。)
他の道は無いか?テキトーに走行してたら(車にナビありません。笑)
「高萩~塙線」なんて県道があったので、どんどん進んで行きました。

途中までは、凄く快適な道だったのですが…突然細くなった。
イメージ 6
あまり語られる事は無い?ですが、茨城県の北端の県道ってのは
県道だから…と安心して行っていいレベルが違うと言うか…
ちなみにココは撮影する余裕があったので、ご覧の通り「まだ全然マシ」ですが
この後、舗装がカマボコ状になってたり、車高の下がってる車で通るべきではない感じです。

幸いにも、道が細い間(3~40kmくらい?)は対向車が全くありませんでしたし
追走車も居ないので、自分の好き勝手なペースで走行できました。

が…知らない山の中を、そんだけの距離、全く誰とも会わないとか
不安になってくるもんですよ。人間ってのはワガママなもんと、つくづく思いました。

不安でもあるし、抜けるであろう、この道も「果たして残りは、どのくらいだ?」と
そんな風にも思ってきたので携帯のナビで、不本意ですが場所を確認したくなってきました。
まぁ、この辺りもナビなんか不要とかヌカしてる割にワガママですね。
ちなみに車には福島県の地図しか積んでないし。
イメージ 7
って確かにココは県外なんですが、携帯は福島県限定ではありません。
ってか久々に圏外っての見たそ。これじゃナビは動かないし…多分私の顔も、こんな顔してるかと…
言ってる場合じゃねぇ!いつまで続くんだ?この道は…

イメージ 8
お?この雰囲気…

イメージ 9
やはり県境でした。

ちなみに、うつくしま~ってのは震災前からのサブネームであり
震災後の「風評だ」「がんぱっぺ」「元気です」の類のアレではありません。悪しからず。

面白いのが、県境を越えると道の幅や線形は変化がないにしても
明らかに舗装や路面は福島県側の方が良くなります。これはココに限らず
県境を跨ぐ日立~いわき線の県道10号も同じです。

以前、関東の方が福島県は道路がいいと言ってたのは、この事なのかも知れません。
ちなみに震災以降…ウネリが出来すぎたり橋の袂はイイとは言えませんが…

んで。
イメージ 11
福島県に入って、やや走行すると、集落がチラホラしてくる付近で、こんなもんを発見。
んでは遠慮なく( ̄ー ̄)ニャッ(バカw)



イメージ 10
出ました。ここが終点だと思います。来た道は右側です。

この風景を、こうやって見たとき「あ~ここ!」って思わず言ってしまいました。
以前の鮫川~北茨城の延々山の中を走行する道を通った際に実は先にコッチが気になってました。

まぁ上に書いた道、今回の道。とにかく道中が延々と何もなくて
擦れ違う車も居ないと言う点が似てるなぁ…と思いました。

流石に県境を跨ぐってのは「そう言う意味」なんでしょうかね。(交通=交流とか繋がりが希薄)
これが同じ県内であらば、このレベルの道を、この距離走行すれば、もっと車に擦れ違ったり
集落が存在してる様な気がします。

さて、ここの段階で、ちょうど12時頃だったでしょうか?これじゃまだ戻っても13時半?14時なので…
イメージ 12
仕方がないので地元の山まで戻って、携帯のテレビを見て暇を潰す事にしたのすが
まぁテレビは、やっぱツマンネ~ですね。映画でもSDにブッ込んどくべきだった。

んでも実現してみると、まぁ時間も時間だからですが本気になって見るものでもないし
結局、この状態で持参してた本を読み始める始末でした。

でもテレビが着いてると、確かに山の中に何時間も1人で居ても平気ったら平気ですね。

自分が20代の頃なんか、こんな風に車でテレビを見るなんてのは憧れだった。
いまや、モニターなんか着けなくても携帯でテレビを見れるって言うか
20代の頃は、出先で人と連絡が取れるって事も携帯すらなかったので来ませんでした。

まぁ、それを言ったら、その10年前なんて車にエアコンなんか無かったので、
こんな時期に停めて乗ってられる代物でもなかった訳ですが(^^;

そんなこんなしてるウチに「あじさん」から着信。
自分の車イジリの作業が終わって時間が空いてるから、どこかで落ち合いませんか?
ってな事で、港で落ち合う事に。

海沿いはヘタしたら寒いくらいです。車の外でダラダラ話すには最高でした。
そんなこんなで日没近くまで、あじさんに付き合ってもらえました(^^;