ポータブル水琴窟

以前、ココで「水琴窟(スイギンクツ)」について、書いた覚えがあるが
勘違いなのか?消してしまったのか?下書きで終わったのか?…ハタマタ場違いな「みんカラ」に書いたのか?
検索しても見つける事が出来なかった…orz

こうなると、ここで1から説明しなければならず面倒であったり
書き終えた頃、書いた場所を思い出すモンで、全く…o(´^`)o

さて「水琴窟」についてはWiKiにあるので、
申し訳ないが説明に必要な部分のみ抜粋引用させて頂きます。m(__)m
<以下引用>

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水琴窟(すいきんくつ)は、日本庭園の装飾の一つで水滴により琴のような音を発生する仕掛けである。

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構造としては底に小さな穴の開いた瓶が逆さに伏せた状態で土中に埋められており、底は水が溜まるように粘土などで固められている。上には一般的に手水鉢(ちょうずばち)が置かれておりそこから流れ落ちる水が瓶の穴を通して滴り落ちるようになっている。その時の音が瓶の中で反響し琴の音のような音となる。伝統的な水琴窟は茶室前の蹲踞(つくばい)に併設されることが多い。

伝統的な構築方法
水琴窟でよい音を出すには瓶など各要素の組み合わせとその調整が必要である。 最も重要なのは、土中に逆さに置かれた瓶である。近年は金属製のものもあるが瓶は米や水溜め用の素焼きの陶器のものが水滴を作るのに最も適しているとされる。深さは30cmから1m、直径は30cmから50cm程度のものを用い底の穴は2cm程度とする。ひびが入っていたりするとよい音はでない。


水琴窟の断面瓶は地面に掘られた穴に水漏れ防止用の粘土または近年はモルタルで固められた上に伏せられる。古い水琴窟では水が自然に流出するのを待っている方式であったが一定の音色を保てないため、水位を一定に保つ排水用の管を設けるのが一般的となった。瓶の周りや上部は小石で全て覆われ、その上に手水鉢が置かれる。音を聞くための竹筒が設けられている場合もある。

歴史
水琴窟は最初は洞水門(とうすいもん)と呼ばれており庭園に設置されるものではなく手洗い場の排水設備であったらしい。それが時々いい音を出すことがわかり庭師により改良されるようになった。水琴窟として知られるようになったのは江戸時代中期である。


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丹波水琴窟(安間家庭園)水琴窟の音は水琴音と呼ばれる。

音はさらに流水音および水滴音の二つに分けることができる。手を洗っているとき大部分の水は小石や瓶の縁をつたって流れ去るがこれが流水音であり、内側の水滴音とハーモニーする。手洗いが終わると流水音は徐々に終わり水滴音のみとなる。

よくできた水琴窟は瓶の複数の場所から水が滴り落ちるようになっている。素焼きの瓶がよいのは湿気をよく保持し内面のより多くの場所から滴下が始まるからである。音は水滴が水面に落ちたとき発生し瓶の内側で反響、増幅される。音色は瓶の形状や大きさ、さらには底の水の溜まり具合など様々な条件で変化する。

水琴窟は各所にあるが、ひとつとして同じ音の水琴窟はないといわれる。
</引用終わり>

恥ずかしい話?ですが、以前テレビで映っていた物を見て、早速調べて、このページを見た記憶がある。
仕組みは上を読んでいただくとして、地面の中から、こんな音がするなんて幻想的だなぁ…と思ったし

何より音が私的に「落ち着く」というか…日本人の「心」みたいな感じしません?
ヒグラシもそうですが、これは日本人じゃないと理解出来ない音かも…(外人には「ただの騒音」)

興味を持ってから1度生で音を聞いてみたいと思ったんですが近所にはありそうもないし
そう言うのがある場に行くには、まだ相応しい年代でもないし…と言う事で「先送り」してましたが

本日、お客さんの家に…
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「こんな物が!━(゚∀゚)━!!!!」
これは玄関先に設置してありましたので
最初は私も仕事があり慌しく動いていてこの繊細な音には気づきませんでしたが、
書類整理をする段階で、心地の良い水琴の音が聞こえてきました。

最初から水を使った変わった置物とは思っていましたが
(だからって水の出入り装置はなく循環してるから尚の事、不思議に思ってました。)

まさか「ポータブル水琴窟」とは!

速攻でお客さんに質問したのですが、どうやら「水琴窟」の事は知らない模様です。
この置物は「地下に埋まってる物」ではない為に別の名前があるのかもしれませんね。

これはお客さんが区画整理で家を建て直す際に実家から持ってきたそうです。

恐れ多くも金額を聞いたら「5万位」との事…q(T▽Tq)
それゃ~こう言うモンとしては「安い」のかも?しれないけど、やはり桁が違いますよね。

最後に…

ポータブル水琴窟?
動画も撮ってみました。どうぞ(^^;