泡銭は、この様費やされる…

本日は公共施設に品物を納品しました。
具体的には団地の集会所に「５.１チャンネルのシアター」と「５０インチのプラズマ」の納品。

正直外勤なので、どの様な品物があるか？は良く知らないのですが…

画像の様なスピーカーケーブルは「こんなもんまであるんだ」と思った位の「初めて見る品」でした。
その位「マニアックなケーブル」であると思う。

最近はサラウンドを組むお客さんならパナのテレビにビエラリンクのサラウンド台なんてのが多いし
その方が私的には纏まりもいいと思っています。

ここには、イマドキ珍しい「バラ・コンポ」のサラウンドシステムに
(アンプ・メインスピーカー・ウーハー・センターが個々に別売り＝当然高価)

１ｍ１万もする太いHDMIケーブル(通常1/3でもHDMIケーブルは売ってる)と

スピーカーケーブルは、スピーカーにケーブルが付いてるのに別売りの切り売りの１ｍ５千円のケーブル。

(ちなみに先日私が自分の車に使ったスピーカーケーブルは１ｍ５００円です。)

や、好きな人が自分の給料で買う分には「おおいにすき放題ヤっとくれ」なんですが…

そこに居たお客の1人(その商品を選んだのじゃない立会人)が「ペロっ」と言っちゃったのが
「これ宝くじの助成金が出て、それで買ったんだよね…」との話。

分かりやすくいえば、街中で献血車とかレントゲン車に「宝くじ号」とか書いてあるでしょ？
あれの延長みたいなもんな訳です。

但し購入品の選択は「その自治体次第」と言う訳で…こんなモンに化けた訳。

でも品物の選択が…普通の人が買うのと違い「かなり趣味色が濃い」んですよね。

憧れはするけど実際自分の財布から金が出ると思ったら
買うのを辞めそうな品物の選択…とでも言えばいいのかな？

なんか、好きな人が混じってて
「周りが知らないのをイイ事に、これは必要だ！とかいって独断で押し切った」臭いがプンプンする。

まして不特定多数が出入りする「集会所(公民館と同じかな)」ですよ。

こんな高価なスピーカーシステム、子供なんかが悪戯したら1発でアウトじゃん。

ここまで本当に必要か？こんなもん意味あるのか？って設置してて終始疑問だった。

多分お金は余したら返さなきゃならないので帳尻を高級ケーブルで合わせたのかもしれないけどね。

こんな風に、「買わなきゃ当たらない」とか言って皆が宝くじに注ぎ込んだ夢は使われてゆくんですねぇ。

正直「当たったら○○買う」とか夢を持つ事はあるが、博打嫌いで買った事は無かった…
「やはり買わなくて正解」だったみたい。残念だけど。
(上に書いたレントゲン車とかなら、アリとは思ってますよ。でも…こんなんじゃねぇ…）