Super Metal Master

昨晩、ある方のブログを食い入る様に見てしまった…
その方はyahooブログを書かれているのですが、カセットテープについて
物凄く詳しく書かれていたので食いついてしまった訳である。

話題の中のソニーの「ＤＵＡＤ」が出てきて『あ～あったあった！』と声を出して喜んでしまった。
そういえば、以前、カセットテープは、本当に沢山の種類があり、店頭で眺めてるだけでも楽しかった。

私はＴＤＫ愛用者であったが中学＆高校生の分際ではＭＡ-ＸＧなんて高値の華だったし
ソニーのメタルマスターには手が届かなくて泣く泣くＵＸマスターにしたりとか…懐かしいなぁ。

当時はＣＤから録るといっても、カセットに録音する場合アナログ変換が絡むので
カセットの性能、デッキの性能が、モロに音質に出た物ですよね。

さて、その方のページでは私の知らない物があった「Super Metal Master」である。
私はカセットからＭＤへの移行は、かなり早かった。

圧縮するとはいえデジタル信号をそのまま録音できるなんで夢の様な録音媒体だと飛びついたのである。
そうなるとカセットなんか見向きもしなくなった。

そんな時、このスーパーメタルマスターは「確かに店頭にあった記憶」がある。値段は2000円位だった記憶が…

そのとき「今更カセットで、こんな値段、所詮５００円のＭＤに敵いもしないのにアホか？」とか
脳内でバカにした記憶もある。

そんなカセットだから中身の方は知らなかったが、その方のページでみたら…

(画像は海外の他所様から拝借)なんとケースがメタル！それも格好いい！

せめて1本位は買っておいても良かったなぁ…と、その画像を見て後悔しまくった。
今オークションで買おうとすれば1万は下らないそうである。

そう考えると、ＭＡ－ＸＧも持ってたはずなのに、すでに手元にない。
ＵＸ－マスターもない…どこへいったのやら…

あれだけ所有欲を満たしてくれたカセットなのに、
行方すら分からないとはデジタルの力は恐ろしいもんがありますね。

今、焼くＣＤを購入するのもＭＤも正直当時みたいな拘りがない。
所詮デジタル信号を刻むだけの物で、テープの様に「音楽を収めるもの」とは思ってないからです。
何とも「そっけない時代」に、なったもんですよね。

しっかし、このセラミックの筐体
「汚れが物凄くつきやすい」んですよねぇ…時々消しゴムで擦ってたっけ…笑