初代ファミコンの罪？笑

初代ファミコンをテレビに繋ぐ際RFスイッチってのを繋いだ記憶が無いだろうか？
私が始めてファミコンを所有したのは十代半ばであるが‥
これがテレビのアンテナ線を触った最初のキッカケである。

なにせ当時、家にあるテレビのはRCA入力(ピンジャック)が無かったので、
アンテナ線経由で映像＆画像をテレビに送り、テレビのVHFの1chまたは2chで写す訳である。

その線がコレであり、今でもお客さん宅の古いテレビに時々残っている。(現役ではない)

当時、何とかゲームをしたいので、当時の自分の知識では難解な説明書を読み脳を駆使した訳ですが
確か説明書には「同軸ケーブルの扱い」に、こうあったと思う。

覚えてる方も多いと思うが『外側の網線を折り返して巻きつける』である。
(テキトウにヤったので処理が汚いです。すみません。)

これはファミコン付属のRFスィッチのケーブル(3c位だったかな？｝に限っていえば
間違ってない末端処理なんだが‥

この知識を普通のテレビのケーブル(5cケーブル)に行うのは実は誤りであります。

ケーブルには太さがあり、3C,4C.5Cと数が増えるにしたがって太くなります。

アンテナプラグや分配器に接続する際に５Cに、ファミコンの様に
折り返して処理してある場合は「素人が行った」と言うのがバレバレだったりします。

理由は分配器やプラグは３～５ｃ万能に付けてる様になってるサイズなので
５cに、こう言う折り返しをしてしまうと「太すぎる」のである。

分配器とか同軸コネクターは「一杯一杯」で、カツカツだから、
ちゃんと止まってそうだけど実は爪がちゃんと食い込まなかったり、見た目も汚い。

つまり‥
５ｃに折り返した物では「太くなりすぎて、かえってちゃんととまらす抜け易い」って事です。

だから画像の様にテープまで巻いてあっても、まず仕事人がやったとは思えないし
聞いてみると「自分でやった」とか「詳しい人(素人)がやった」と答えが帰ってくる。
こう言う間違った処理が多いのは、多分「ファミコンのせい」だと思うには私だけであろうか‥？(^^;

それにテープを巻いてあれば、まだいいけど、
大概５ｃに、そんな事をするのは素人だからテープなんか巻かないし、
折り返した網線が接続端子から、はみ出たままだから、長い目で見ると、そこから腐食も進む。

私が仕事を教えてもらった職人気質の上司は
「テープを巻く」ことすら「素人」呼ばわりしていた。まぁ‥今、私も思うのは、やはり同様かも‥

テープは経年でイヅレは剥がれてきますからね。屋内ならともかく
屋根裏や、屋外のアンテナの取り付けなんかには、出来れば使わないべきですよね。
(どうせ1回出来上がっちゃえば何十年も、そのままだろうし‥)

４ｃの場合はファミコン線の様に網線は折り返して皮膜に巻きつけるのですが
その場合もテープは使わずに綺麗に揃えるだけにしています。

数十年先、今度そこをイジるのは、大概は自分ではない‥
そのとき、そこをイジる人に「なんだ？この素人仕事は？笑」とは言われたくないですからね。

ただ「職人気質の上司」と書いた通り「こうしろ！」とは口で教えてくれない人だったから‥

その人がヤった処理を、後からこっそり覗いて真似して覚えた事で‥

上で大した事を書いてますが、パッと見は同じでも、まだ自分の処理にも確実な自信は無いです。

それは自分が行った処理を数十年に見たり、その直後、不具合が起きて、
どうして、こうなったか？ならない為には他の人は、どうしてるか？のスキルが、まだ足りないんですよね。

そう言う経験を積まないと、自信は持てん。