住宅地内に警笛鳴らせ

警笛鳴らせ‥の標識、私は年々姿を消しつつある様に感じてます。

まぁ「あった」にしても無闇ヤタラに鳴らしていい訳でもないですが‥
まぁご自慢の社外品を遠慮無く鳴らしてもイイか?な(^^;みたいな場所。

現在(通行は数年前)でも、浪江町の山の中に、これが連発して建てられてる場所があり
かなり「萌え萌え」なんですが‥今回は、その道の話題ではありません。
イメージ 1
上に書いた通り「大概は人里離れた山の中」であり、林道の様な道の場合が多いです。
が、以前「人家のすぐ側」に、この標識が立てられてる場所がありました。



↑場所は、まさにココ。
地図を画像に変更して頂くと分かりますが‥

まぁ都会の人から見たら「家が無い」とか思うでしょうけど、でも「警笛を鳴らしまくる」には
ちょっと迷惑で考えてしまう場所です。

この道の付近の昔の画像を見て見ると謎が解けるかも‥なんですが
地図で言う中心付近、少し上の交差点は、後から出来た物であり、以前は1本道でした。
イメージ 2
(同区間1952年[昭和27年])
本来下から上がって上の太い道に接続する‥様に存在する交差点ですが
以前は、その太い道が存在せずに、まさに、この道が街道そのもの
交差点があった所は地図で言う左カーブであり、上太い県道も存在しないんだから
上に上がる道があっても意味が無い訳です。


新しい道が出来た際に、この道は左カーブから太い新道への交差点と変更されました。
イメージ 3
(画像は1982年[昭和57年]頃の、同区間

まぁつまり
旧道?を以前の様に直進しようとする車に、新道へ向かう車に横っ腹に突っ込まれる事故が多発。
止むを得ずに、新道へ進む車は、クラクションを鳴らさせる様にしたんだと推測します。

私が車の免許を取ってからも、しばらくは存在してたんですが‥90年代半ば位で撤去されたらしく
ある日姿を消していました。

人家近くにあるし、それゃ~夜なんか特に「うるさかった」んでしょうね。
得意になってならす、どこぞのバカみたいなが沢山居ただろうし‥

↑と書いてます「どこぞのバカ」である私‥ですが、流石にココは気は引けて
一回も鳴らした事がありません。(^^;

逆に鳴らさないと罪に問われそうで、実に判断に迷う道でした。

そ~いえば豊間海岸と、薄磯海岸を結ぶ、塩屋崎灯台下の道が
現在の、あんな立派な道路になる前のエライ細い道だった頃‥
あそこにも警笛鳴らせってあった記憶があります。

そうそう、クラクション(警笛)といえば、冗談ヌキに「日本人は1番鳴らさない民族」だと思われます。
外国での警笛の運用例について、面白い一例はがあったので引用します。
<引用>
ラクションをウインカー代わりに使う
  • 衝突する前にクラクションを鳴らさなかったら、責任が重くなるらしい。
  • 「警笛禁止」の道路標識が多いが全く気にしていない。日本では「警笛鳴らせ!」の標識。
  • ラクションを鳴らしすぎて、ホーンボタンが磨り減って使えなくなる車がある。
<中略>
基本的に「譲り合い」という精神が無い為、交通事故等で道がふさがっていると
みんながそこへ突っ込むので大渋滞になる。
    • 「クールぶってるバカは日本に行かせるよ!」と教育されているので実利実務主義になる。
    • 「譲る=弱い・負け」という概念。
      </引用終わり>
文を読んで理解に苦しむ方や、これは冗談で面白おかしく書かれてるんだろう‥と思う方は
確かにアナタは「日本人」です。と言う感じ。

日本人であるから、譲る場面や、相手が弱ってる場面にも関わらず「追い込みかける様な事」は
「はしたない」「みっともない」「下劣」「下品」と思うだろうけど‥動物的にはどうであろう?

上の文章は、まさに「攻撃のチャンス」ですよね?(凄く下劣だけど)
仮に「勝った」にしても「こんな事までして勝っても意味がない‥正々堂々と‥」
な~んて思ってしまうのは、日本人だけって事です。武士道ですなぁ‥(^^;

さらに、この件で「世界」と「日本」を比べてみる。まず動画を見て欲しい。
良く映画(外国洋画)で、こんなシーンがあるが…これは映画の様な「作られた世界」ではなく
「テレビのCM」である。

書く事はおろか、ヒアリングなんぞ、もっての他な私だから宣伝の台詞の理解は出来ないが
まぁ「わが社のホーンは音が通るから、こんな喧騒の中でも人々に届き、避けさせることが可能です。」
な感じかな?

これ‥日本で同じ事をしたら?と想像してみると面白い。
多分「鳴らした瞬間に、喧騒は病むであろうが、まるで親の仇にでも会ったか?の様な目で睨まれる」か?
若しくは「鳴らしてる奴が、こんなニコニコしながらヤってたら物の1つも飛んで来るであろう」状況に陥る。

日本とは、そう言う国である。笑