放射線管理区域

この度の原子力発電所事故災害において、放射線の度合いの表現に
「1回のレントゲンで○○μシーベルト」とか言うのを良く聞いたが‥
イメージ 1
今日ふと気が付いたのが病院のレントゲン室の扉にある放射線管理区域の表示。
これは病院のレントゲン室に限らず原発にも事故前から放射線の強い場所にはある表示である。
(まぁ想像だが、事故を起こした原発なんぞ、全体が管理区域みたいなもんですが‥)

それは何を意味するか?こんな事でも無いと調べない訳で‥まぁ調べてみた。

放射線管理区域=外部放射線に係る線量については、3月あたり1.3mSv

で、自分の住んでる場所の値から計算するのは?と考えても、1日の中でも変化するので‥意味がない
読んで下さってる方々の役にも立たないので、
放射線管理区域の値から、良く公表されてる1時間当たりの線量で求めてみる事にする。

1.3ミリシーベルトは=1300マイクロシーベルトになる。

式としては1300÷3=433.3マイクロシーベルト/月 これで1月辺りの値が出る
これを30日(=1ヶ月)で割ると=14.4マイクロシーベルト/日になる
これを24時間(=1日)で割ると=0.601マイクロシーベルトになる。

現在の国内の放射線は減少傾向にあるから、3ヶ月間同じ値が平均して続くとは思えないし
(悪くいえば、また何かあれば数値が上がる可能性もある。最悪だけどね。)

管理区域は、あくまで駄洒落じゃないけど「ちゃんと管理されてる状態」であるから
3ヶ月辺りの放射線量を把握出来るからこそ意味があり、事故の場合値が安定しないから意味はないけど

ただ良く聞く「放射線線量計(ガイガーカウンター)」の値は、あくまで1時間当たりだし
テレビ等で出る単位は1時間当たりの単位なので、比較の為に出してみました。

まぁつまり計算が間違えてなければ、「0.60マイクロシーベルト/時」以上は放射線管理区域になります。

計算を間違えてないか?何度も計算したんだけれど‥こう言う答えになった。
自分の住んでる所は、現時点では「管理区域」ではないが‥県内で、これを越える所が沢山ある…
平成23年5月20日(金) 18時現在
単位:μGy/h>≒μSv/h(マイクログレイ/時間≒マイクロシーベルト/時間)
○県北(福島市)
平常値:0.04
測定値:1.40
○県中(郡山市)
平常値:0.04-0.06
測定値:1.41
○県南(白河市)
平常値:0.04-0.05
測定値:0.58
会津(会津若松市)
平常値:0.04-0.05
測定値:0.16
○南会津(南会津町)
平常値:0.02-0.04
測定値:0.07
○相双(南相馬市)
平常値:0.05
測定値:0.48
○いわき(いわき市平)
平常値:0.05-0.06
測定値:0.23
玉川村(福島空港)
平常値:-
測定値:0.26
飯舘村(飯舘村役場)
平常値:-
測定値:3.12
田村市船引(田村市役所)
平常値:-
測定値:0.18
田村市常葉(常葉行政局)
平常値:-
測定値:0.24

ショックだぞ‥これは‥