いわき新名所?

地震によって、突然温泉が吹き出した‥って場所に行ってみました。

予め‥題名が不謹慎な名前な事、ご近所様方々にはお詫び申し上げます。
(↑この件は後述します。)


詳しい地図で見る
場所は泉の玉露‥か、もしくは渡辺町の境です。

本当は高坂団地の
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「アパートの下から温泉が噴出して」って場所にも行きたかったんですが
どうにも場所の特定が出来ずでわかりません。


さて、現地に到着したんですが‥想像の領域を遥かに超える湯気です。
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私的な想像では、筒みたいなもんから若干温度の高い水はチョロチョロ出てる物‥程度と思ってました。

まして高坂のアパートの下から‥の方は「冷泉」若しくは「鉱泉」並の温度(20℃以下)と聞いてましたので
同規模と思い込んでいたので、この湯気には、びっくりしました。
(本日の現地の気温は20度~25度ですから、湯気が出てると言う事は、それ以上の温度)
って~か、湯気が、これだけ見えるって事は、相当な温度ですよね。高坂のアレとは別物‥

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湯量もハンパじゃないです。どこぞの原子炉顔負けな水漏具合。笑

想像してた規模よりも、ずっとずっと大規模で、ど肝を抜かれます。
で、前に「冗談で名所と言うのが不謹慎」と書いた件ですが‥

この温泉(の様な物)エライ硫黄臭いんですよ…私は普通の人より硫黄には過敏で
ここでしばらく撮影してたら頭痛と軽い吐き気が‥(吐き気は多分元々胃が震災前から悪い為)

同じ経験は福島市の「高湯温泉・玉子湯旅館」の前で以前あいました。
↑ここは山の中であり、標高も高い所なので、駄目なら近づかなきゃいいだけですが
この「泉」の場合‥新興住宅地の「ド真ん中」なんですよ。

近所の人は外に洗濯物を干せないレベル所ではなく、家の中に臭いが篭もってるレベルです。
これは冗談で「新名所だ」なんて言ちゃ駄目だな‥と思いました。
(の、くせに題名がフザケててごめんなさい。)

付近住民の方は、これは大問題ですよ。
ここまでガスが充満してると海沿いでもないのに金属腐食も早いと思います。

高坂団地の件では記事があります。
<引用>
4月11日に震度6弱の余震に襲われたいわき市で、アパートの土台部分から温泉水が流れ出し、
止まらない状況が続いている。

 温泉水が出たのは、常磐湯本温泉街から約3キロ離れた同市内郷高坂町にある2階建てアパート。
大家の我妻千恵さん(50)は「余震の翌朝、水の流れる音に気づいて見てみたら、土台部分から
温泉水が大量に湧き出していた。止まる様子がなく、アパートが傾いたりしないか、不安」と話す。
土台部分のコンクリート壁や側溝は、温泉水が含む鉄分のためか、すっかり赤茶けてしまった。

 4月下旬と5月上旬の2回にわたり、この温泉の湧出を調べた茨城県つくば市の「産業技術総合研究所
深部流体研究グループ」の風早康平グループ長によると、水温は約27度で、湧出量は1日約200トン。

 風早グループ長は「アパートの地下約300メートルにある坑道にたまった温泉水の水位が、
余震の影響で上がったようだ。アパート付近には、かつての立て坑が残っていて、そこを通って温泉水が
出てきた可能性がある」と分析、地震による温泉湧出は、数か月たつと徐々に落ち着くケースが多い」と
話している。
</引用終わり>
上の文章は、あくまで高坂団地のケースでの説明ですが、ここの場合
数ヶ月で収まるレベルじゃないほどの規模です。
付近の住民の方が心配だし、これが自分の家の近所なら「私は家に帰れないレベル」ですよ…

で話しは戻りますが、私が見てる最中にも「ポツリポツリ」と年配の方の見学には来てました。
(恐らく同市民)
これがね‥原発騒動が無ければ、ある意味「観光を呼ぶ名所」となってた気がします。
そうなったら近所の方は、たまったもんじじゃないですが(閑静な住宅地ですから)
ちょっと残念な様な気もします。ま、住民の気持ちを考えたら、
原発が怖くて余所者が寄り付かない様な今の程度」が1番なのかな?