この頃は、本当に燃料無いわ、食い物ないわ、水は断水だわ、原発は連日悪化の一途だわ…と
本当に「市民の気持ちはボロボロ」だったから、この文字に感動や勇気を貰った人も居るんじゃないか？と思う。
(大げさだけどね。)
それから現在に至り、街のアチコチの商店や車に「頑張ろう」の文字、放送では「頑張ろう」の言葉…
これに対して、私は文句を付けたい訳じゃない、ですから、ここで文字を読むのを辞めないで欲しい。
つまり…それを見る度に私は自分に自問する「じゃ俺は何を頑張ればいいんだ？」
これ以上出来ませんとか、そう言う「根を上げてる」訳じゃない。
私の生活と言えば、幸い
仕事も住む家も失う事は無かったので、いわば「震災前と同じ事」をしてる。
朝起きて、仕事に向かい、仕事を終わらせて家に着く、家の片付けが終わると
パソコンに向かい、原発関連の情報収集をする。(いい話はない)
そのうち疲れてくるので、趣味のページに記事を掲載したり、ここの日誌を更新したり。
休みの日は、用事が無ければ極力出かけて生で情報収集をして、この日誌で発表。
暗い話ばかりでも、自分自身が疲れるので、どうでもいい話とか、温泉が出た！なんて話も書くけど
せいぜい自分のヤれる事は、その程度。(情報を集めて自分なりの解釈でココで発表する程度)
海岸の集落は、ある程度片付いたけど、まだまだ荒れ放題で
「これをどう復興すればいいんだろう？１ならともかく０から何が始められるんだ？」と、しか感じない
と言うか「０ならいいが原発災害で、正直マイナスじゃん」…とも思ってる。
頑張ろう的に瓦礫の片付けを手伝おうにも、仕事を持ってる以上、平日は、それも出来ない
最近、精神的に疲弊してるのか？妙に疲れてしまい休みの日に力仕事が出来そうもない。
政府や自治体の、あまりにも矛盾したやり方に疑問を持ち、
ここで書いたりメールを役所に送ったりするが…ノラリクラリ答えを避ける様な無難な返事のオンパレード
結局、自分の力では、何も変えられない事も良く分かった。
俺は何を頑張ったらいいんだろう？
今、１つだけいえるのは、この上に書いた様な
「ゼロ所か、マイナスからのスタート」とか「政府や自治体の原発災害に対しての対応のあまりものやり方」に
押しつぶされ無い様に自分に向かって頑張ろう！としか言えない。
