逃げろとか逃げるなとか‥簡単に言うな!

仕事を終えて会社に帰る際に、ふと前のトラックのアオリをみたら‥
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ほんらい「がんばっ(ぺ)」なんだけど、その部分のインクが赤なので夏の紫外線で飛んでしまったのねぃ。

私的に「津波被害」でだけで"ここは、もう駄目だ"と立ち去るのは「どうか?」と思うんだけど‥
多分、この方の意味合いは「放射能」でしょうね。

これ、私は、にげるのも致し方ない‥と思ってます。むしろ言うなれば「逃げるの頑張って!」かな。

特に子供を生む前、家庭持つ前の30歳までの年齢層の方々、それう伴って家族となると‥
まぁ殆どの世帯に当てはまるかもしれない。

ただ、いわき市民の場合、双葉郡の様に「町や国」から補償もないので、全部「自腹」です。
事故当時に逃げて金が無くなり帰ってきた方々は、
現在、年末が迫り、それが今になり相当な負担になってるんじゃなかろうか?と思います。

ネット上を見ると「逃げなければ危険な土地である福島県に何故逃げずに居る?」とか
「何も考えてないで報道の洗脳を信じてるんだろう」とか‥そんな言葉を多く見かけます。

確かに「放射線の影響」だけ考えれば、こんな場所で生活すべきじゃない‥そんなは承知です。
だだ逃げたからって先が見えないし、そこで駄目でした‥では済まない責任ってもんがある。

無職や学生の巣窟である「某掲示板」には、この辺りの考慮がまるきり抜けていて
ただ逃げないからバカだの、アホだのってね。

まして子供が居る方の親は、それなりの年齢になってるわけで‥
他所に行って、同じ様な労力で今の給料を維持出来るか?ったら無理ですよね。
別に贅沢を言ってる訳じゃないんですよ。

同じ効率でなければ、すでに「体が付いて来ない年齢」だったりもします。
いざ逃げて新たな土地職に就いたからといって、「やっぱり出来なかった」じゃ済まない責任があります。

責任の無い人、保証金が確約さてれる人なら、それでもイイのかも知れないけど、
家族を支えてる立場の人間は放射線の影響が出る前に家族が生活に困窮してしまいます。

ですから父親だけは地元に残り仕事をつづけ、家族は県外へってケースもありますが
父母の、どちからの実家が県外で、そこに住める‥って場合じゃないと、中々難しいです。
(要は給料同じなのに二重生活ですからね。)

確かに現状の情報を知る限りでは「逃げた方が良い」となるのでしょうけど‥
上に挙げた様な事を誰も保障してはくれません。(強制非難区域じゃないですから)

でも、ここで何もせずに将来自分の子供に何かあったら‥
その時「逃げて避ける責任」のあった親は子供に申し訳なくて一杯な気持ちになるでしようし

多分自分が死ぬまで‥いや死んでも、子供の体が心配で申し訳ない気持ちで一杯でしょう。

今逃げれば、極端にいえば一家が金に困窮し餓死。残れば残ったで病気対して死ぬまで怯え続け‥
そして板ばさみになり苦しんでると思うよ。

だから「逃げろ」とか簡単に言って欲しくもないし、「逃げるな」とも言って欲しくない。
特に県外の人間にはね。

言っては悪いが外野が想像する以上に口には出さないけど、皆考えてると思うよ。