復興支援バス専用バス停留場

先日「復興支援バス」の件で書かせて頂きましたが‥バス停には二種類あって

・今までの路線バスの停留所が兼用になってる物(好間地区に多い)と

・今までバスの路線では無かった場所の二種類があります。

震災前に経営破綻しかけた常磐交通では路線を大幅に減らしてましたので

路線バスの経路は大きく減っていました。まず「幹線」系路線しか残らなかった気がします。

今回、後者のケースでは、以前に路線すら無かった場所にバス停が登場すると言う珍しいケースがあります。

場所はコチラ。

仕事の移動中に発見したのですが、場所はココになります。

ここは以前からバス路線は無く‥と言うかバスを使う人は「国道まで歩き」で出る感じですね。

と言うか、この周りに避難した人なんか居そうもないのに「何でここにバス停?」と不思議な場所です。
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地図を見れば分かるかもですが、結構「海」にも近い場所で

宮城や岩手並の津波が来ていたら‥ここは瓦礫の山~更地だったろうな。なんて場所です。

海まで500mあるか?無いか程度です。この土地が助かった経緯と言うかカラクリですが‥

海の手前に川があり、その堤防が結構高いのと、海が急に深くなる様な海岸で

当然、震災以前から危険で遊泳禁止地区(バカが夏にドザエモンになってたけど)

それに合わせて陸地も海よりは若干高いので津波が上がらなかった訳です。

それに対して四倉の駅前の町(1丁目~5丁目)は、海岸が遠浅なのを見ると理解できますが

陸地も海岸との高低差が、あまりありませんでしたので、どんどん海水に浸るハメに‥

と、言うか「いわき市民」に対してのサービスではない「復興支援バス」ですから

津波被災者の為でもないのに、なせ?こんな辺鄙な場所に路線があるんだろう?と不思議でした。
(バス路線自体は、四倉駅裏(鬼越)や工業団地にある仮設住宅の"ついで回り"で賄えますが‥)

そこで先日の「福島県内の仮設住宅団地図」を見たら、

この周辺に離れ小島の様な仮設住宅があるのを知りました。

yahooの航空写真は下手をすると10年~5年前の物であり現在とはかけ離れた画像が出る場合があります。
(その近年過去みたいな航空写真が私ゃ大好きなんですが‥)
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これを見ると同じ建物が沢山並んでいますが、多分、元は昭和中頃築のの一戸建ての公営住宅だと思います。

訂正、会社で住宅地図(古い方)を見たら…
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クリナップ社宅でした。

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現在は取り壊されて空き地になってたんですね。
(って言うか四倉に長年住んでたけど仁井田の事は、あまり知らない。確かこの辺り市内局番も34で四倉の32とは違う)
ちょっと‥ってか、かなり辺鄙な場所ですね。

道が狭くバスが入れないので、この場所にバス停を置かざる得なかったんだと思いますが
仮設からバス停までと海岸からバス停までの距離がトントンです。老人には辛いぞ‥この距離は‥

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車から降りずに乗ったままで撮影したのでズーム&切り出しで見辛くてすみません。
(腰痛なもんで降りる気力がなかった。笑)

左側が「いわき総合共立病院」「福島労災病院入口」
右が「四倉工業団地」と書いてあります。(何となく文字のノリで判断。(^^;)
つまり2系統の路線があるのではなく、鉄道でいえば「上り下り」です。

‥って事は午前中で運行終了なのか!(・∀・;)

これは‥どうなんでしょうね?車を運転出来ない老人向け‥にしても
この辺りはスーパーも無いのに余裕ってモンが無いじゃないか‥

2日掛けて病院やら、買物に出なきゃならん。
午後に、もう1便増やしてあげれないもんだろうか?