ファンヒーター修理のつもりだったが分解に終わる。(ダイニチFW5010D)

イメージ 1
このファンヒータは95年製なので、もう16年前のモノになりますね。

実はコレ…残念ながら現役ではありません。
5~6年前に壊れた物なですが捨てずに保管していました。
なぜ保管していたか?と言うと「お気に入り」だったんですよ。
イメージ 2
イマドキのストーブから比べると大きいし重いし…なんですが
青い炎が見えるのと、綺麗はFL管表示が好きだったんですよね。
液体である灯油がガスになり燃焼してるのが見えるのって、ちょっと幻想的ですよね。笑

実は1度壊れて修理しています。
壊れた原因は白煙を噴いてエライ臭いをして点火しなくなった為。
この時は気化器を交換しました。気化器と言いますが電子絡みで車でいえば「インジェクター」ですね。

工賃と部品代で15000円取られた様な…その後1年(1シーズン)は使えたのですが
翌シーズンに、今度は点火はするが火力不足になってしまいました。
ファンヒーターのファンの風量に負ける熱量しか出ないので単に「寒いだけ」の状態に…

また気化器の故障なのは明らかですが、こうなると気化器だけではなく
アチコチに気化器が駄目になる要素があるんだろう…と言う事で買い換えてお蔵入りになりました。

昨日何となく、ファンヒーターの修理の記事を見てると
http://www16.atpages.jp/bonvoyage230/dainichi/index.html
気化器を分解してる方のHPがあったのでじゃ真似して直してみよう…と思い立ち、早速分解…

所が、この機種の気化器は、参考にさせて頂いた方のHPの型のより古く
イメージ 3
「完全に非分解型」でした。(そう言う例もある事はHP検索で知っていました。)
ダイニチのストーブは余熱無しに点火が早いのが特徴ですが、
実は現在の物より以前(画像の年式頃~2000年代初めまで?)の頃のは、点火がもっと早かったんですよ。

ただ、この古い年式のタイプの気化器は不良灯油に弱すぎで故障が多く、
それを丈夫にする為に点火時間が延びた…との事で、その伸びたタイプしか分解出来ないのかも知れません。

実は、このストーブの気化器は、すでに「部品が出ない」状態なので…諦めるしかなさそうです。
イメージ 4
↑ダイニチのHPより

自棄っぱちで気化器を叩いてみましたが、
詰まってるのは叩いてる筒の中の芯なので全然効果がありませんでした。笑
(とりあえず壊れたら叩く!はお約束かと。笑)
動画を見ると「ちゃんと火が点いてる」様に見えますが不完全燃焼で臭いです。

イメージ 6
本来は「もっと水色ぽい火」になりますし、上の金具が焼かれてオレンジになります。

参考までに同型ではないですが同じ仕組みの動画を掲載されてる方のを…

この様になるのが正常です。

新品の気化器が手に入らないので残念ながら諦めるしかなさそうですね。
ファンヒーターは、「半分使い捨て」の様な感覚で買い換えています。
理由は修理をすると新品を買えてしまう金額が掛かる為です。(自分で部品交換する場合を除く)

壊れた際に、いつも本当は、この炎が見えるダイニチのストーブが欲しいんですが
中々手近に売っていなくて、温まればいいか…なんて感じで普通のを買ってしまうんですよね。
イメージ 5
(↑画像は現行型)
と言うか、このタイプ…ご覧の通り「温風吹き出し口」が普通のと違い「上側」にありますよね?
だから噴出し口より下が普通のストーブより暖まらない欠点もあります。
(要はコレ実用より見た目なんですよね。笑)