南相馬に行ってきました。

はじめにお断り‥ですが、今回の記事、被災地の画像や状況説明は一切ありません
理由ですが、自分の地元(いわき市)ならば住民の現状報告として、webページ上の話題に出来ますが
自分の地元ではない被災地(南相馬や相馬)をネタに記事を書いたり
被災地に余所者がズカズカ入り込んで、カメラを向ける
のは‥
どうにも私には違和感があります

↑これをやってしまうと「クソ報道連中」と同じではないか?と思いますので
(所詮他人事の連中の震災便乗お祭り騒ぎ)
今回の記事は、終始、そう言う話題はありません。ネタは「移動距離」に対しての話に徹します。
不満な方はココでページを閉じてください。(そう言うのは他所のページに沢山あるでしょうし。)

今回震災後‥初です。
以前から、被災状況を生の目で見てみたいなぁ‥と思いつつ中々機会がありませんでした。
今月末で高速道路の無料も終わってしまうので、
行くなら今が最後のチャンスかな?と思い立ち昼に突然出発しました。

以前震災前であれば「身近」とまでは言わなくとも
郡山や水戸同様に「ちょっと足を伸ばし行ってみようか?」なんて距離だった相馬や原町。
ちょっと‥なんて感じだったので移動距離や時間を正確に計測した訳ではないので、
まずは震災前の移動の状況の説明です。

以下記事中の始点は全てココ。
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原町側が終点の話はココ
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で、震災前の実際のルート
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私的には日中は「いわき浪江線(県道)浪江原町線(県道)」を通行する事が多かったので
国道を棒通りする事は少なかったですが(日中は混むので)参考値を出すには裏道では仕方ないので
正規ルートで‥距離約70km 時間1時間45分‥そうですね。そんなモンで間違いないと思います。

で今回のルートは福島市周りです。
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実際には国道399号線で、阿武隈高地の中を抜けるルートも選択可能ですが、
以前から酷道と呼ばれる国道399号の区間で積雪も多く
なにより「警戒区域内よりも放射能汚染が高い地区」を通行してる時間が長いので気分的に宜しくない。

実際、自分の職場で原町出身の方が帰省するのに通行したそうですが‥
「二度と通りたくないくらい疲れた」との感想ですから現実的ではありません。

‥と言う事で上のルートが現実的な移動ルートです。
距離217km時間5時間半‥この時間はルートは高速を選択していますが
高速で短縮される時間は加味されておらず実際は、もう少し早いです‥が!
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昨日は往路下りは謎の渋滞(二本松~福島西)、帰路上りは地震による高速速度規制でダラダラモードと
正確な時間が把握出来ませんでした。

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上の画像との時間を照らし合わせると、行きは高速に2時間掛かってます。
本来の平時だと1時間10~1時間半程度です。福島市から原町までは1時間半~2時間掛かりますので
道路が普通であらば高速利用での時間は3時間半~4時間前後かなぁ?

3時間半(210分)としても、震災前の1時間半(105分)の倍です。(それも高速を使って)
距離は3倍‥ですが、実際には阿武隈高地越えを2回もするので疲労は、それ以上。
(普通に海沿いを北上する場合は高低差が殆どありません。地図下の標高図参照ください。)

昨日はムキになって?日中往復しましたが‥日帰りは現実的ではありません。
原町や相馬に着いた頃には、すでに夕方に近く‥
日が暮れたので早々に帰路につき滞在1時間殆ど素通り状態です。
(帰りは相馬から国道115号~福島icです。)
地元のインターを出たのが22時なのが.、その時間の掛かり具合を物語っています。

ちなみに、会津(西方向)に磐越道~只見方向へ、同距離を走行した場合
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会津三島町を通り越し‥

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会津水沼まで達する寸前です。
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以前2~3度行きましたが地元から日帰りする距離ではありません。
帰路の疲労を考えず往路で調子に乗ると痛い目に遭う事を考える距離。

ちなみに「ありえません」が直線距離で217km南に線を引くと‥
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神奈川県横浜市保土ヶ谷区狩場町に達します。
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本当に、相馬や原町は、同じ福島県の太平洋沿いの町なのに‥
まるで只見の様に「同じ福島県でも遠く離れ滅多に行かない只見」の様な地となってしまいました。
今回高速を使用しても、そう感じるのに下道とか‥ありえないですよね。

只見地方へ行くのと違い、同じ距離でも疲れたりするのは
「本当は近いのに‥」って思いながら運転してるせいもあると思います。


以上報告終わり。