国道399号入口



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実はココ‥題名の「入口」では、ありません。(ごめんなさい)

正式には、いわき駅(旧平駅)前が国道399号線の始点であるそうです。

国道399号は、ここから遥か彼方の山形県(米沢?高畠?)まで続いております。

(冬季は茂庭から先の鳩峰峠は閉鎖です。)

というか、ご覧の通りで直角カーブあり、他の道との重複多数ありの継ぎ接ぎ国道でして‥
一桁二桁国道の様な1本道ではありません。

以前は、画像のココに至るまでの道も、かなり道が細い区間がありましたが
その当時でも‥やはり(いわき)市内住みの方は
「国道399号の入り口」ったらココを連想するのではないか?って場所がココの様な気がします。
http://nicoviewer.net/sm5287215
現在はご覧の通り道の手前に大きな看板が立って分かりやすくなりましたが‥
以前は奥のガードレールに付いてる奴だけ‥でした。

間違って直進すると、以前あった路線バスの転回場(現存するか?は不明)と、バス停(内倉)になっています。
何故知ってるか?って、ココを始めて通行したのが
親の運転する助手席。当然また車を運転出来る歳ではない昭和の頃でした。

実は、この画像に写ってる先の家に仕事で来たのですが、ここは小川でも
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市内局番が「83」ではなく「88」と言う聞いた事のない番号でした。
(左から右へ登って行くのが国道399号線)

お客さんに聞いた所、原発事故以来、国道6号線や県道35号線(いわき浪江線/通称山麓線)が警戒区域になり
この国道399号線以外で川内に向かうと遠回りになるか?
もう1本の川前ルートは強汚染地区の川前の山を通る事になるので通行量が増加したそうです。
(と言っても仕事中の1時間余りで通行した車は両手に納まる数ですが‥)

そして何より‥ココは原発から30km圏の円にギリギリとの事で
現在は差ほどでもないが、去年までは裏山に行くと放射線計測計のアラームが鳴り止まなかったそうです。
(の、割りには今では洗濯物が干してある。笑)笑うしかね~のよ。福島では。

高校生位のお子さんが居るけど、去年の事故当初は、奥さん(お母さん)の実家である
北茨城に子供だけ避難したそうです。(老夫婦も居るので、全員避難とは行かなかったそうです。)

そうしたら北茨城は「停電」と「断水」で、お子さんは「エライ目」にあったそうです。(^^;
この家は「井戸(蓋付き)水」ですし、停電は、いわき市は皆無、ガスはプロパンなので
放射線の事さえなければ、ココに居た方が普通の生活が出来たそうな‥
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う~ん。何だかなぁですね。

ま、以前から「いつか全線走破してみたい」とか思っていましたし、原発事故関連で通行止めはないので
冬季以外は、走破も可能なんですが‥

浪江津島~飯館付近は居住が制限される程の放射能汚染で
下手をすると、町民が総避難してる楢葉や富岡の町を走行するより被曝の覚悟が必要になってしまいました。
‥ってか、現時点でも通行が普通に可能なのが不思議な位ですが…
(まぁ俺の歳なら、あんまり関係ありません。車が壊れて一泊でもしない限りは。笑)