錐体細胞が4種あり1億以上の色を知覚できる4色型色覚者「スーパービジョン」を持つ女性が12%もいる可能性

<引用開始>
人間は目の中に3つある錐体細胞という部位で色を感じています。通常、人が見分けられる色は約100万色
ですが、世の中にはこの錐体細胞が4つあり、1億色を知覚できるという「スーパービジョン」の持ち主、4色型
色覚者がいます。実際にこの能力を発揮している人はごくわずかしかいませんが、潜在的には女性の12%が
この能力を持っているそうです。

人間は、目の中にある錐体細胞(赤錐体、緑錐体、青錐体)が色を感じ、脳へ「これは何色だよ!」というメッ
セージを送ることで「色覚」を得ています。一般的に、1つの錐体細胞が約100種類の色を識別しており、それを
3つ組み合わせることで合計100万色を識別しています。この3つの錐体細胞を使って色を識別している人は
trichromat(3色型色覚者)、錐体細胞が2つだとdichromat(2色型色覚者)となります。錐体細胞が2つになると
知覚できる色の数は1/100、1万色ほどになります。犬や新世界ザル(広鼻小目)など、人間を除くほとんどの
ほ乳類は2色型色覚を持っています。一方で、鳥や昆虫の一部だけが、紫外線までを知覚することができます。
しかし、研究者は、人々の中にそれ以上を知覚する人がいるのではないかと考えています。それが4つの錐体
細胞を持った人、tetrachromats(4色型色覚者)です。この4色型色覚者は1億色、色見本がないような色まで
知覚可能です。
</引用終わり>

以前、少しだけ、この話題の逆バージョンである
今で言う色覚障害、以前で言う「色盲」と言うのを調べて勉強した事があります。

ただ障害って言うには、あまりにも多くの人が持っている色覚ですし
色盲と言うと全く色が識別出来ない状態と勘違いする言葉なので…
この事についての正しい表現については中々表現が難しいな…と感じています。

私の世代であれば学校でテスト?検査があったので自覚して無い方は、居ないと思いますが
今の学校では検査は行なわれておらず…就職してしまってから、そう言う色覚で困るケースがあり
この扱いも、どうしたもんなのかなぁ…と思っております。

現在の日本では、嫌なら、向かないなら、簡単に転職出来る世の中じゃないですからね。
そう言う世の中であるべき…が理想でしょうね。

上で逆バージョンと触れたとおり(以下あまり使いたくない言葉ですが面倒なので「色覚障害」と書かせてください。)
この色覚障害は男性に多い症状です。

これは遺伝子的な物で、動物に例えれば三毛猫のオスが少ないのと同じ理屈に近い…
といえば分かり易いですかね?

また再度調べなおしてココに羅列するのが面倒なので以前調べた記憶を頼りに書くと
男性の遺伝子は、先天的に女性よりも色を感じる細胞が少ないらしい?
んで、それ+色覚障害の人は、足りないに付けて更に減るとか?
女性の場合は足りなくても補えてしまう量が遺伝子的にあるとか…そんな内容でした。

あと色を感じる細胞の数的には(どの人間も男性も女性も)
赤と緑は多く青が少ないんです。

画像加工ソフトで意図的にRedGeenBlueをイジってみると分かるんですが
B(青)の場合だけ、その他の色よりも画像の色調の変化が少ないですよね?

これは赤と青は色を決めるに当っての重要な要素ですが
青(も当然重要ですが)は、それに比べると赤と緑で決めたれた色に加味する程度にしか使われてないからです。

画像のjpgの圧縮技術も青の信号を削る量が多いそうです。
これは青を削っても人間の目が想像力で勝手に色を認識するから…だったかな?
でも青も重要と書いた通り「ここは青味も含んでるだろう」と判断するには、やはり「青」も必要です。

で後天的な色覚障害は「青」に出やすいです。
理由は何度も書く通り、青が少ないから…
後天的要素で色覚細胞がRGB全て同じ量で失われたとします。
たとえばR100 G100 B75を持ってたとして
後天的要素で75減ってもRやGは25残りますがBは0と…そう言う事です。

さて昔の学校でやっていた気持ちの悪い絵に数字が入ってる奴は
確か「柴田式」って言ったかな?(これ鉄道の自動連結器かもしれん。笑)
日本人が開発した当時の軍隊入隊時の簡易テストだそうです。
イメージ 5

簡易と書いた通り本来はもっと沢山の色を被験者に並べ変えをしてもらい結果を出すのが本来の試験です。
上の日本式のは、全然問題にならないレベルの、ごく微細な色覚異常は判定出来ないとか。

で、その並べ変えテストがコレです。
イメージ 1

各両端の色は固定で動かせません。それからグラデーション調に並べ変えを行ないます。

これ…ぱっと見は並べ替えなんて難しいだろう…と思いますが
隣の色との差を地味に比べて入れ替えて行くと、そのうち次第にそろいます。

ちなみに、このグチャグチャ状態で診断を出すと
イメージ 2

点数が高く出たり、グラフがギザギザになります。

で、私奴が、まずやってみましょう。
(ここで答えを掲載する事は、他の方が同様なテストをした際のカンニングにはなりませんから。笑)
イメージ 3

これで結果も出したんですが…今、こうやって画面コピーを見ると
「あ~ココが違ってら」ってのがよくわかります。笑

イメージ 4

これが結果です。
これをヤってみた結果ですが「面倒臭い」ってのが感想です。
色覚障害の方は「目が疲れた」と感じる様でです。

つまり私の場合面倒になり(色の比較をして並べ変える詰めが)このテスト性格も出そうですね。笑
あと2004年製のノートパソコンだと、モニタの色がオカシイとか、今の時間でダウンライトの部屋明かりだと
正確なテストは出来ない…との説明も見ました。

まぁ何と思われてもいいのですが、他の方が「0点出せる状況」なら
そのパソコン借りて、その場で「0点だせる自信」があるので、別に、15点でいいです(^^;
あと「0点出した人」が私の部屋で、このパソコンでやったら0点無理かと。笑

と言う事で自信満々に書いてますが色覚障害がある場合は
点数は「こんなもんじゃなかろう」と思います。(以前調べた見地からの想定)

そして15点の答えの画像を見ても、それが「どうやったらグラデーション(風か…間違ってるし)なんだ?と
疑問にしか思えないかと…そんな感じです。

さて、それを踏まえた上でテストの場所ですが
http://www.xrite.com/custom_page.aspx?PageID=77
ここになります。

さてさて夜も遅くなったのでマトメますが(明日は仕事だぞ…)
男性に色覚障害が多いのは「これ当たり前」として
女性には少ないと言う事でしたが…逆に女性には「逆の多い方の言ってみれば色覚障害」があるって事です。

え?障害って言い方が失礼?
だって余計な普通の人には見えない色が見えてるなら、それすなわち「障害」なんですよ。
だって男性の障害と言う状態の方だって、いわば「多数派から見た少数派」ってだけで
異常ではないのに異常扱い。確かに「一部の違う色が見えたり、区別が付かない」のかもしれません。

でも女性の方の少数派が、仮に多数派だったとしたら
男性は全員、女性も半数以上は「色覚異常」と言う事になってしまいます。

そして、ど~頑張っても、その「より多く色が見える方と同じ色は絶対区別が付きません」
男性の少数派である「色覚異常」と言われてる状態の方って、つまり「そう言う事」なんです。
自分に置き換えて考えてみるには、この引用記事の話は、とても役に立ちそうですね。