再び三和へ…

前日の「湧き水」の記事を書いた翌日も(実は3日連チャン)三和へ行きました。

三和っても相当広い範囲ですからね。先日行った御宅とは別方向です。
(東京ドーム何個分なんて所ではなく多分東京23区全部が入る)

仕事を終えて帰る時の風景なんですが…

以下、地図上左から右へ向かってる光景です。

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前を走行してる車列が、ちょうどイイ様に重なって、まるで(旧)三和隧道が現役の様に見えてました。

この風景は、郡山~いわき間を走行する国道49号線の中でも、1番特徴のある景色と言っても過言ではなく
(同じ福島県として)郡山との繋がりから、市内の方は見覚えが無い方は居ない位の景色ですよね。
(免許を取った頃から磐越自動車道があった「新世代」は違うのかもしれないけど)

新トンネルが開通したら、てっきり隧道へ向かう取り付け道(土盛りの土手ね。)は削られてしまうのか?
と、思いましたが…新トンネル開通後1年経っても、そのまま残されています。

磐越道が開通した今は県内の交通の主役の座を奪われた様な感じになってましたが
ここに来て「交通量の増大」に繋がってるのは、いわきより北が「どん詰まり」だからでしょう。

原発避難民に対しては、高速道路の無料が延命されてるので
彼らは高速を使ってる筈なのですが、その延命が終わった後は「どんだけ増えるのか?」

震災前の国道49号線の「マッタリっぷり」を知ってると現状でも多いのに、どうなる事やら(^^;
(震災直後は大型貨物や、その後の全車両高速無料化で、かえって49号線の方が空いてて走り易かった時期もありました。)

さて、ここはトンネルを越えた側の景色
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(旧)三和隧道を越えた時の様な、「高い場所から遠くを見る」様な開けた景色は望めません。

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市在住の方の多くが、その上に書いた「景色」を見ると「帰ってきた気がする」と挙げる景色だったんですけどね。
(私の場合は水石山の登り口を過ぎて右にカーブしてクネクネしてホテル白雪姫を過ぎた辺りだったかな?)

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対して反対側の郡山側の景色は、あれだけの堤防ですから、かなり見晴らしが良く
「これから郡山へ行く(中通りへ向かう)雰囲気満点」の場所でした。

ちなみに山の上に見えてる高圧鉄塔線ですが、
これが、まさに福島から東京へ原発で作った電気を送る東京電力の送電線です。

たしかに、あの景色が見れないと「どうにも物足りない」のですが!
実際、冬の(旧)三輪隧道の「いわき」側は山に挟まれた谷で1度雪が降ると
数日間は雪が残り、それが解けた水が夜間は凍結して事故が多発していました。

以前も猪苗代湖畔の「黒森峠」の件でも書きましたが
生活や仕事で日常的に通行されてる方は「景色」や「景観」や「情景」の為に
負担を強いられるのは「おかしなはなし」なので

日常的に通行しない者(私)が、なんだかんだ言う事じゃないし
新トンネルの開通は、本当に良かったと思います。
(2011年12~2012年3までの事故は相当減ったと思うし。)