新年映画/バイオハザード5 -レトリビューション-

予め‥テレビ放送では、ありません。‥ってかテレビでの公開って、まだだったりします?
‥って事で、中身のネタバレとか核心に触れるつもりは無いので、どうぞ「ご安心」ください。
 
この映画は、日本の「カプコム」のゲーム「BIO HAZRAD」の映画化なので、日本のシーンもあったりして
以前から、ココだったか?「みんカラ」で触れてるのですが‥5では以前に比べて随分「マシ」になってます。
 
ってか、逆に日本が本来の米国の町並みを再現する時にも
きっと幾ら頑張っても、この位は仕方ないんだろうな‥ってレベルになるのか?
本国の人も全く違和感無く出来るのか?それが楽しそうですが‥
 
米国製品って中華なアジアン製とは違う意味で「大雑把」と以前から言われています。
(中国のは劣化とか欠陥かぁ)
 
そう言う大雑把気質の中では分からない「細かい所を見破る目」があるのは日本人の神経質気質だけかもしれないし
それが「世界に通用して行く為の糧」なのかもしれませんが‥(って相手が「それ」を判ってくれなきゃ意味無いんですかど)
 
イメージ 1
さて‥画像を交えて話を進めます。
他所の国の人間が海外のパトカーを(映画の中で)作るってのは非常に難易度が高く
かつ「その国の人間が見ると、即作り物感」を出してしまう中々難しいものです。
 
一般人で警察に縁の無い方でも、意外に「そう言う見る目」が勝手に出来上がってるもんですよね。
パトカーって年代年代で同じ様で、実は車種が変わったり、上の散光灯が変わったり
脇の書体の場所とか、サイレンの音とか警察官の制服とか‥
再現しようとした時に参考資料が悪いと映画の中の時代と、パトカーの時代が合わなかったりします。
 
それを考えると上の絵‥良く再現されてますよね。制帽に雨の時被せる帽子まで‥
この映像を最初に見た時、違和感ないなぁ‥と洋画にしては驚いたのですが‥
 
ここを探る?キッカケになってしまったのが、この前のシーンにありました。
イメージ 2
サンルーフ。
主人公の「アリス」が、ご丁寧にも屋根に手を掛けて車の中を覗き込むので、余計にサンルーフが目立つ事に‥
 
サンルーフってのはヨーロッパでは当たり前の装備らしいのですが
日本では「贅沢品」です。景気が悪くなってからってものは設定してる車すら減って
団地の上から下に停まってる車を見下げると、サンルーフが付いてる車はほとんどなくなりました。
 
パトカーは税金で購入されてるので
日本人の「粗捜し気質」からいえば絶好の「叩きの材料」だし、
お堅い警察組織では「車体構造が弱くなるサンルーフ」も有り得ないし‥で
逆に日本人なら、車に詳しくなくても、これにサンルーフが付いてるのに違和感を感じてしまいます。
 
最初はクラウンのパトカーかな?と思ってたんですが、ここから粗捜しが始まってしまい‥
ライト回りを良く見ると「セルシオ」なんですよね。あとシートを見ると「本皮」だし‥
せっかく日本から「右ハンドル車」を用意してまで作ったらしきパトカーですが全てサンルーフで台無しです。(^^;
 
あと、それがわかると他の粗捜しとして歩行者信号機の形状が丸っこい。
参考資料に、この角度って中々ないので米国にある様に作ったのかな?と。
 
おっと‥そうそう↑こんな事より皆さん1番に違和感感じてるのが‥
イメージ 3
前回、前々回から物語の中では幾らも月日が変わってないのに「アリス」が老けて‥じゃない。
横断歩道の、このライン。
 
これ‥ヘタすると今の10代は、これを生で見た事がない引き方ですが、これが訂正されないのは‥
以前、この引き方をしてしまったので、いまさら手直せないって意地でヤってるのかもしれませんが‥
 
この線の引き方の頃はパトカーも、クラウンハードトップみたいな格好のイイのではなく
もろにセダンってタイプでしたし、警察官の制服も昔の奴だったと思い「ずれ」が生じてますよね。
‥と言うか「私の粗捜し」はココが原点なんですが(^^;
 
ただ自転車(ママチャリ)とか、米国には無い小物まで揃えて、相当頑張ってると思います。
通行人の日本人にありがちな服装も、良く研究されてるなぁ‥と、粗よりも感心させられました。
イメージ 4
車のナンバーの番号の振り方には違和感がありますが、きちんと一般ナンバーと営業ナンバーを把握してるし。
やはり互いに把握できないのは内なる気質だな‥と思うのが傘の色。
 
仮に現実の渋谷の町で同じ事が起き(怖いってw)皆が傘を投げ出して逃げて
道路に傘が累々と転がったら‥こんなカラフルじゃないと思う。逆に暗色が殆どかな?
 
こう言う「日本人の内なる気質に迫ろうと頑張ってたのはブラックレイン」なんかですが
あの映画では、こう言う系には違和感がなかった。(逆に外国人から見ると、かなり異質でしょうけど)
 
この様に「凝ればこる程に粗が目立ってしまう」のを何って言うんでしたっけ?
言葉を忘れてしまいましたが、それを感じました。
 
あと1つ「ゲームが原点」な話を先に書きましたが
ゲーム内のキャラクターも登場して(アリスはゲームにはいません。)人目でわかる様に
ゲーム中の服装で登場するのですが‥
 
女性は「ちょっと現実では、ありえない服装」だし。
バリーに到ってでは、ゲームが登場した頃(1996年。ウチの明治生まれの婆さん、また健在。私は20代前半)の服装に
凄く違和感があります。(その他映画専門キャラクターとの服装の差とかもあって。)
 
そういえばゲーム本編ですが、私はハードが変わってしまったのもあり「4」止まりです。
(1~4、ベロニカ、0はヤった。)
 
ファイナルファンタジーが「7」でプレステになり背景が綺麗になりすぎて
ゲームが、かえってヤりづらくなった‥との感覚を持ちました。(これが20代後半)
 
最近のゲームは、さらにグラフィックが凄い事になって、コントローラーのボタンも増えてますが‥
何ってかね。疲れるんですよホント。年齢のせいもあるかも知れませんけどね。
でも進化する度にゲームがゲームし辛くなる感じは20代の頃から感じてる話ですし‥
 
って事で今後の映画バイオハザード
「ゲームのキャラなのか?」「映画専門のキャラなのか?」見分けが付かなくなると思います。

ま‥変な服装してキャラが出てきたら、そいつは「ゲームのキャラ」って事で。笑