そこに橋があるからだ!笑(国道49号線/平バイパス)

まずは場所の説明ってより、道路から普段見えてる、そのサマを見て頂くとしましょうか…
分かりましたでしょうか?って嫌でも分かる撮り方をしていますが、そう…ソレです。

この場所は国道49号線から6号線に合流する立体交差の場所の手前…
もしくは国道6号から49号線に、なってスグの場所に存在しています。

市内住みの方なら、郡山へ行き帰りする際に結構見てる景色だと思うのですが
(別に郡山から…って、訳でもなく、平市街や湯本から草木台経由で小名浜や植田に向うとか、まぁ市内移動でもアリ)

この橋が、何処に繋がっているか?
そして、それに繋がってる道の入口が何処なのか?知ってる人は少ないと思う。
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…というか、今まで動画の様に通行していて、橋の上に車や人間が居た事なんて無いと思う訳ですが、

今回は、この橋の謎を追ってみたいと思います。

上で格好のイイ?事を書いていますが、本当のキッカケは
要は「橋の上から立体交差を見たら、今まで見た事もない素晴らしい景色」があるんじゃないか?
何って言う、非常に「馬鹿単純な理由」なんです(^^;
つまり何って言うか「そこに山があるからだ!」何っていって遭難してるのと同じ理屈で
「そこに橋があるからだ!」って訳ですが…その前に皆さんに見て頂きたい画像があります。

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この画像は「たんけんぼくのまちいわき」さんのページにあった画像です。
http://blogs.yahoo.co.jp/nemo_syu/8917444.html
画像と文は版権フリーとの事でお借りしてきました。

私の様に、曖昧かつテキトーに「著作は手放したつもりなし」なんて書いてるよりも
こう書いて下さる方が、気軽に元ページにリンクさせて頂き互いの幅が広がる…ってモノで
ページ管理人様の姿勢は、見習わなければなりませんね。
…と言うか「自分の書く記事、画像に確固たる自信」が無いと、中々言える言葉ではありません。
私の「著作権放棄はしてない様な…(^^;」は、要は「他人様に使われるのが恥ずかしい」って部分がデカイ。笑


この立体交差は車に乗って通過するのが車社会である田舎では当たり前で
車から降りてジックリ見る機会なんか早々にありません。

…って事で、この立体交差自体については、
リンク先の「たんけんぼくのまちいわき」様で見て頂くとして
私が言いたかったのは上の画像で反対側の高い位置にある「橋」からみたら
もっと凄い光景が見れるのではないか!って言う期待から…です。

で地図で「この橋へ繋がってる道」を調べてみたのですが…

左側は山へと消えてるし、実際「山」ばかりで、ほとんど何もない…のは知ってますが
右側の方は、延々とコネコネ進んで国立福島高専の敷地内を通り、旧鹿島街道に達してます。

実は?この「平 上荒川は以前住んでいて」それも免許を持つ前なので
細道も結構知ってるつもり…なんですが「こんな道知らん(゚д゚)」

あっても車で通れる様な道では無いだろうし、それより何より
学校敷地内を、馬鹿長いマグライトをブラさげて通ってタダで済む気がしない。笑
(日中は、まさに野生動物相手の武器用に所持してますから(^^;この辺り熊はいないが猪なら居る)

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って事で、この斜面を登る事にしました。(^^;
え?どこ?上の動画で橋の右側に携帯基地局(電波塔)があるでしょ?そこの裏側です。
下から見上げると「大した斜面」ではないですが…

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登りきって見下げてみると…結構凄い。
なにぜツタが足に絡まったり、顔に当ったり…でも、そこで気を緩めると滑落必至なので
目に異物が当ったり刺さらない様にする気遣いが大変で、探索用にゴーグルが欲しいと思いました。

まぁイッキに登ったけど、登り終えたココでは、息をするのもやっと…を通りこして
酸素不足で、目の中に星がチラチラって感じ。確実に震災前より体力落ちてるぞ…orz

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これは振り返っての絵、ちょうど左側の斜面から出てきました。
どこぞの原人だよ?なんて感じで…

どうにも車で通ったらしき跡がありますね。
それゃ~「あれだけの橋」を掛けた訳だから大型だって以前は通った訳で…
ひょっとしたら「もっと歩きやすいイイルート」があるのかもしれません。
(ヒント自由が丘団地西端?)

さて…橋の方に目を向けると…
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周囲の風景に似合わない立派な橋が「デーン」っと。

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特に立ち入り禁止とかでは無サゲですね。手前の雑草で地面が見えない道と橋の上の対比が凄い(^^;

それでは、肝心の期待の交差点の景色です。
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(;゚Д゚)ハァ?…あの~立体交差がサッパリ見えんのですが…(T_T)

って言うか「今や仙台方面」の文字が虚しいですな。
現在の仙台への道は手前に向って反対側へ進む(郡山、福島、白石経由)内陸経由しかない。

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全く期待してなかった反対側の方の景色の方が、実は良かったりして(^^;
(遠くに見える山は「湯ノ岳」です。)

って言うか右側の法面の高さを、藪を漕ぎながら上がって来たんですねぇ…って
この高さを帰りは下るのかよ(T_T)そんな感じでした。

この橋…名前もついてないのですが「ガッカリ橋」と私が命名したろう。笑

さて、この橋が出来た経緯ですが、この辺は分かってる方も多いかもなので簡潔に。
元々林道等の道があったルートに道路を通す場合、
こんな風な代替橋を掛けてルートの寸断が起きない様にします。

下の道路を見て分かる通り中央分離帯があるので法面の左右に坂道を作って
道路を横断して反対側の法面坂道へ…も無理ですからね。

って事で中央分離帯を道に作るってのは「思わぬ出費(保障)が、掛かるもんなんですよね。
ロクすっぽ、車はおろか人も通らない道に、こんな立派な橋が掛かっておりまする。