(映画)THE TIME MACHINE

タイムマシン系の映画は、私が以前から好きでした。
名前を挙げると「フィラデルフィアエクスペリメント」とか「ファイナルカウントダウン」「(昔の)戦国自衛隊」…
そして「バックトゥーザフィーチャー」「タイムコップ」「デジャヴ」…広義でいえば「ターミネーター」も含まれるかもしれませんね。
 
上に挙げた映画は実際に「過去や未来」に移動して、そのあった事実を変えてしまう系の事が多いです。
80年代、90年代系の「それら」は、タイムマシンがあったとして過去を変えられるとしたら…
実際存在してる今を否定してしまってる矛盾についてに、全く考慮がされておらず「単なる娯楽」でしたが
最近の映画は、その辺りも上手になってきてますね。
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で、今回の題名の映画は、この辺りの矛盾点について、
見てれば納得出来る出来で「今までのものとは違う」気がします。
 
人間は長く生きれば生きる程、過去に沢山の選択があり、そして今に至っています。
 
時には、別の選択を、あの時していたら?「もし」「あの時」と思ったり…
 そして私の年齢位になると人生半ばも迎えたり過ぎたりで、その過去の選択の多さに潰されそうになる時があります。
要は自分の今に自信を失ってるのかもしれませんが…
 
そんな風に「過去に囚われて今を見失いそうな時」に見ると、
過去の選択肢に囚われている事は、今の自分の否定に繋がる…と思わせてくれる映画です。
そして「現在の自分を否定する事は先の自分をも否定しかねない事」とも思えてきます。
 
この映画…特に年齢を重ねた方こそ、見る価値があるかもしれません。