HDDの状態を検査してみた。(QR3とかWDのイカレポンチキとか)

昨晩「この際だから」とHDDの事について色々勉強がてらに、あちこちのページを読んでいて
『試すならコレ』がイイのではないか?と言うソフト(アプリ?)が、あったので、試してみる事にしました。

CrystalDiskInfohttp://www.forest.impress.co.jp/lib/sys/hrdbnch/hardinfo/crdiskinfo.html
  S.M.A.R.T.に対応したHDDの動作状況や健康状態をチェック

以前「みんカラ」側での「車(ハブ)」のトラブルで「正常な状態を把握してないと、
故障状況の把握や診断も下せない‥と、語った通りで、まずは先日交換したばかりの
メインのダイナブックのHDDから診断を掛けてみる事にしました。
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驚いたのが、HDDそのもののトータル使用時間や電源投入時間が、HDDに記憶されてる事。
詳しい方なら「そんなの当たり前」と思われるかもですが、
こういった表示は、こう言うアプリを入れない素のパソコンでは表示出来ませんよね。

まぁ交換したばかりなので、これが正常な状態って言うか、
この程度の使用で異常を来たしてたら、それは「たまらん」わけで(^^;

さて、先日まで使用していた「異常を来たしてるHDD」をパソコンに入れ替え起動させます。
(このアプリのインストールexeは外付けHDDに入れておきます。)
イメージ 2
アプリを起動した瞬間「警告音」が鳴って、「あ~警告音があるとか言ってたけどコレね」と分かりました(^^;
osは、それなりに普通に起動しましたが、
画面が出て「何かしら作業が出来る」状態まで5分程度待たされ‥ようやく起動してアプリ導入。
その間、ブルーバックになって「落ちる」のではないか?とハラハラでした。(この計測くらいしたかったので)

明らかに調子が悪く、すでに新HDDを導入してるので、いまさら不調の原因を知っても仕方ないって言うか
知った所で「どうしょ~もねぇ」ですからね(^^;見たかったのは運用時間です。
22855時間
22855÷24=952日(四捨五入)
952÷365=2.601(四捨五入&五輪夏年の考慮なし)
=約2年半
とか、結果が出ましたが、以前に約4年は持ったと書いてるのにズレが生じるのは「当たり前」で
人間は「ナマモノ」だからパソコンみたいに24時間動けません‥つまり
人間がイジって目の前にも居ないのに無駄にPCだけ動いてる時間が相当数含まれてるって事。

あと「ナマモノ」ですから「電源いれたまま寝たり」「電源いれたまま仕事に行ってしまったり」ですので
自宅サーバーでも、あるまいし…何ヤってんだか?笑

この計算では「あくまで延々電源を入れっぱなし」だった数値しか出ませんからね(^^;アンマリ意味がない。

このWDのHDDにする前のオリジナルの東芝のHDDは
旧家で震災の際に震災ゴミで捨ててしまったし‥何とも「こうして記録」を取ってなかったのが悔やまれます。
‥ってか日立のHDDはバッファサイズが500kb少ないんじゃないか?と小一時間(^^;

次に、先日「これはHDDが、ヤバイんじゃないか?」と書いたvaioQR3です。
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パソコンは「ソニー」なんですが使用してるHDDは東芝で非常に紛らわしいですが、この数値はQR3のものです。

意外だったのが上のWDのHDDよりも稼動時間が少ない点。
少ないくせにマザボ交換やらOSリカバリを相当回数行ってます。
PC初心者だった故の無茶が祟ったのもありますが、それでも「安定運用」してないなぁ‥って印象。
自分的には相当長く使った気もしますが、それでもメインとしては2年でした。

それだけトラブルが多かった故なんでしょうけど‥
パソコンを勉強するとか、この機種に愛着があるなら、ともかく「普通にはありえません」よね。笑

この機種は「画面が13型」だったかな?車とか他所の家に持ち込む様な時は
小画面モバイル(vaioでいえばC1とか)よりは大きくて無理がないし
14型以上の大画面ノートよりは、邪魔にならないし
ちょうどイイサイズなんですけどね。

というか診断した状態ではHDDは「危機的なほど悪い状態」ではない診断です。
確かに危機的と診断されてるWDのHDDなんかと違い起動してしまえば、作業は普通に出来ます。

ためしにHDDに追い討ち?(笑)を掛ける様にベンチテスト掛けてみました。

CrystalDiskMarkhttp://www.forest.impress.co.jp/lib/sys/hrdbnch/benchmark/crystaldisk.html
ストレージのデータ転送速度をベンチマーク測定

まずは先日交換したばかりのメインのHDDの数値を参考にする為、計測してみます。
イメージ 4
数値がいいのか?悪いのか?数字だけでは分かりませんが、まだ新しいので「これが標準」とします。
(2,5HDDでIDE端子ノートなので、他のインターフェイスや高性能ディスクトップとは比べ物にならない数値かもですが‥)

で、以下がvaioQR3の数値です。
イメージ 5
そんなに極端に悪いって数値でもないと思うんですよ。
(調子が悪くHDD逝きかけてる方の計測結果とかも見たのですが1番上のseq値が一桁になってる。)
試しに先日駄目になったメインのHDDで‥は、これをヤったら「トドメ」を刺しそうなので辞めておきます。
(今後、調子悪いとは「なんぞ?」って研究に使いたいので)

オマケに先日書いた「アイドル時の気になる音」を録音してみました。
ちょっと録画方法が悪く、逆に音が際立ってるからエライ調子悪く聞こえますが(だからいいのか?笑)
このPCは、最初っから「こんな音」がしています。

自分にとっての初PCなので「パソコンってこんなもんか」程度でしたが、今にしてみると非常に気になる音です。
この音に関しては「HDDが逝きかけ」の様な音でも間違いはない‥のですが
メインでHDDが逝った時は、こんなに「定期的に綺麗にカコカコ」音はしなかったし
なによりHDDが稼動すると「カコカコ音が消えて正常に動作してる」訳で‥

そこで、あるページで目に留まった記述です。
<引用開始>
リトラクト音
リトラクト音は、ロード/アンロード機構が組み込まれた旧IBMの製品で、その「ガコッ」という派手に響く音で、その存在が知られた。
これは常時鳴るわけではなく、典型的にはアイドル状態が一定時間(電源設定によるが、3~5分)続いた後で鳴るというもので、その特徴的な音ゆえに気になる人はいる。

リトラクト音は、アンロード時にアクチュエータのコイルがストッパ(コイルの可動域の両端にあるプラスチック/ゴム)に当たる音が、スイングアーム全体に響く結果、あのような特徴的な音になるものと思われる(他には音が出る程強く当たる部分がないので)。なお、アクチュエータのラッチは、アンロード時には動いていないので、アンロード音とは無関係のようである。

これを止めるには単純にアンロードさせなければよいので、アイドル状態が一定時間以上続かないよう定期的にアクセスを発生させるか、APM(Advanced Power Management)でパワーセービングを無効に設定する(注4)方法がある。ただし、耐衝撃性の面からは、アンロードさせた方がより安全であるのは明らかなので、(ノートPCらしくモビリティを失わない範囲では)実用的な解決法ではないだろう。
</引用終わり>
ブログ全盛?の中で、こうしてキチンとしたHPで情報や知識を書かれてるって素晴らしい。
(↑他人の事を全く言えません。はい(^^;)

このページを元に色々と調べ読んでみると、この現象が多かったのHDDがあったのが2001年頃らしい
このvaioQR3は私も前のオーナーもHDD換装はしてないだろうから、多分HDDのクセなんだろうという結論に‥

じゃ高負荷や起動不良は何なんだ?って事になりますが、多分「バックアップ電池」の不良。
(現在は抜いてるので電源バッテリーが代わりを勤めています。)

これをマトモなもんにしてからじゃないと原因の追究が出来ない気もします。
が、この「カコカコ言うHDD」は、流石に今では「気になる騒音」なので、これはこれで交換ですね。
(先日から書いてるとおり新品HDDを使う気はない。またSSDは「まだ途上技術」ぽいので興味が失せた。)