黒電話

某さんの生放送動画で電話の事が話題になった折。
放送が終わるや否や、早速youtubeで検索したのがこれ。
この方は中身まで分解してるので、良く分かる通りで、音は「電子的」な仕掛けはなく
まぁ言ってみれば「電磁的」って言うか「機械的」ですよね。

この音は当時ものの「刑事モノ」や「ドラマ」に欠かせない音ですが
今の電話の様に「音が消せる訳でもなければ」「取り外しも出来ず」
かつ「個人ではなく家族全員と共通」してる訳で

たとえば「この時間である深夜に掛けるのは相当失礼」であり
逆をいえば「深夜に鳴るのは、よっぽどの緊急」な訳で(つまり人の生死系に直結してる)

この時間に動画を再生して聞いてると「凄く不安な音」「感じ悪い音」で快くない気持ちになるのは
多分私世代より少し下の方々止まりかも(三十路まで)

自称「分解マニア」を称する私奴が、この電話機を分解しない訳もなく
小学生の高学年の頃には「分解」に着手しました。
(当時は電話機は電電公社からのレンタルなので厳密には違法?後にタダで払い下げになったみたいですが)

ベルの音を出す鐘はベルの中心にあるネジで止まってるのですが、
その中心が若干オフセットしていて鳴りを調整出来る様になってるのですが…

当時、それを分解してイジったら綺麗な音に戻せなくなってしまいました。
ほら、今みたいに?動画みたいに「手元に携帯があって電話出来る環境」もないので
電話しながら調整なんて真似も出来なかったんですよね。