三重水素(トリチウム)を考える。

原子力発電所の事故によって、今まで聞いた事が無い物質の言葉が飛び交う様になりましたが…

<引用開始>
トリチウム、薄めて海へ流すべき」 汚染水で学会見解

日本原子力学会事故調査委員会(委員長、田中知・東京大教授)は2日、
東京電力福島第一原発事故で増え続ける汚染水について、
放射性物質の除去装置で取り除けないトリチウム三重水素)は薄めて海に流すべきだとする見解をまとめた。ほかに手はなく、
高濃度の放射性物質が漏れるリスクを減らすべきだとしている。

 この日公表した最終報告書の原案の中で示した。

 原案の中に、トリチウムを自然界に存在する濃度にまで薄めて海に流すことを盛り込んだ。トリチウムは水素の同位体
法で定める放出限度は1リットルあたり6万ベクレルで、放射性セシウムに比べ千分の1の濃度。
水として振る舞うため調査委員会は生物の中で濃縮されることはないとしている。
</引用終わり>

この記事「そのもの」については、意見するつもりは、ありません。
原発事故以来、「何を信じていいのか?」分からない状態になっていますよね?

それは
「過剰に煽り立てて騒ぐ者」の存在と、「害を過少に語るもの」の存在です。
前者は一般人に多く見られる傾向で、後者は政府や自治体関係機関です。
この2者が、何かにつけ「色々言う」ので、知識の無い者は「混乱する」訳です。

所で「トリチウム」って言葉だけ…は、原発事故前から聴いた事がある名前でした。
イメージ 1
思い出してみると…「トリチウムライト」です。

懐中電灯系マニアなら聞いた事がある様な名前で、私も「そっち系」で知ってました。

ここで「トリチウム」を知るに辺り、最大のヒントがあって…
「事故前からトリチウムについては、放射性物質」と言う事で、色々な人が色々な意見を語り
色々な結論を書いているって事。

放射性物質なので事故前から「過剰に騒ぐ者」や「過少に語る者」確かに両者は存在しますが
今の様な「病的なまで」とか、自分で読むに辺り「書いてる人の事故に絡んだ偏った話」ではないので
非常に参考になります。

トリチウムについては、書いてる方の更新日付を見て原発事故以前の物を読む方が
読んだ側が正確な知識を得る事が出来そうです。

ここで、あるページで、面白い?文を目にしました。
(って隠してる訳でもないし、文章丸々コピーで検索すると分かりますけど。笑)

<引用開始>
そこで、このトリチウムのマーカーをヘッドライトに付けたところ、暗闇でのライト探しにとても重宝したので、上記の記事で御紹介したのですが・・・。
その後、何と!、突然その販売業者が放射性物質の取り扱いに関する法規違反という容疑で警察に検挙されてしまったのです。
</引用終わり>

この記事、奇しくも「2011年2月11日」に書かれた記事で、ちょうと事故の1ヶ月前です。

捕まった方は「今、何を思うのか?」
若しくは「もっと検挙が遅れたら見送られたかも」
今、輸入しても「おとがめない可能性は事故前よりは十分ある?」
(これは「あの車も速度違反してるんだから捕まえてから俺を捕まえろ」理論ですが…)
または「トリチウム放出論を唱える上の引用記事の話。実際にヤったら十分捕まるだろ」とか
外国相手に「トリチウムライトを日本製で売り出したら飛ぶ様に売れるんじゃないか?」
それで食ってくのが今後の道?とか

色々想像してしまいました。


まぁ…太平洋にトリチウム放出するってんなら、「海岸で海水汲んできて光ったらメッケもんかも」ね。(毒)