wera hex-plus 3mm

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六角穴ボルトは、ボルトの開け閉めをすると、どうしても繰り返しで穴が変形してしまうのですが
ネジに対して、ダメージを減らせないものか?と考えていて、コレを購入しました。

理屈は↓で‥
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単品で買うと、セットモノよりも高いアガリなのですが、セット工具だと、全く使わないサイズも混じってるし
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ネジ穴の崩れなんか気にしない箇所の場合は、こう言うタイプよりも
ラチェットビットを使った方が、遥かに効率がいい(作業時間が早い)ので、今回は「高アガリ」ですが、1本単品で。
(ちなみに通販だと上のセットで5000円前後、1本単品は1000円。送料が絡むので、どうしても単品は高い)

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ちなみに手持ちの「3」サイズの六角レンチ。 
上に書いたラチェットビットが右側の方で、作業効率は最高です。
トルクスが必要になれば、必要なサイズのビットだけ買ってmこの様に使うなり、電動インパクトでも使えるし。
中央は、それをを買うまで使ってた万能ナイフタイプのもの、とにかくフルサイズ揃ってます。作業効率は‥笑

今回単品で「3」のサイズを購入した理由が‥
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左側の社外ハンドル固定用のネジの穴が、弱い事が原因です。(右は普通六角穴ボルト。)

そもそもハンドル固定用のネジの、ボタンキャップとか、サラキャップボルトが
ホムセンに売ってないので、痛んだら交換(使い捨て)ってのが簡単に出来ないのが問題なんですけど‥

それと、上の画像のボルトは、同じ「3」の六角レンチを使うネジですが、
ネジ山部分のの太さが違うのが分かるでしょうか?

ボルトの名称で言うと、太い方(左)は「M5」で、細い方(右)は「M4」と言うサイズになります。
(数字はmmです。)

で、普通のボルトで言う「M5」は、ソケットのサイズの「8mm」を用いるものです。
上の2つ、通常はボルトの太さが違えば、使用レンチも違うものなのに何故、太さが違うか?と言うと

「六角レンチを使うボルト(キャップボルト)」は、その他のモノより「高トルクで締めれる」って事から、
それを逆に利用して規格よりも、太いボルトも締め付け出来るトルクが出せるから‥って理屈かも知れません。

社外ハンドル固定ボルトは常に目が入る場所で装飾も兼ねてるので
穴が「なるべく小さいボルト」である「ボタンキャップ」や「サラキャップ」が使われてるんでしょうね。

って事で「締められたにしても、上限に近いトルクを掛けるので=穴が傷み易いって感じです。
(本来六角穴「3」は「M4」の太さのネジを締めるに適した設計であり、「M5」は穴強度的にはイレギュラー)

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このボルトはチタン製で高価だったんですが、4回程開け閉めしたら、穴がヘタレて来てしまいました。
(そもそもチタン=丈夫(硬い)のではなく、硬さや穴の耐久性はステンの方が上です。)

それが証拠?に、基本設計である普通の六角穴ネジであるキャップボルトの場合は
レンチで回されるトルクに負け、ネジが折れたにしても、レンチが掛かる穴が傷む事は少ないと思われます。

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まぁ、そんなこんな‥なので
ハンドル取り付けボルトの穴は痛み易いので、効率が悪くても、これを使った方が穴が傷み辛いかと‥

所で、このweraのレンチ‥普通のL字棒より長い気がしますよね?実際長いのですが‥
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こんな風に、普通の長さなら干渉しない場所にまで及んでしまうので
ほんと締め辛い事、必至です。本締めや、最初の1発緩め以外は面倒そう。

‥まぁ、そんなに開け閉めしない場所だからイイか‥とか思うと‥
この工具を買った事自体が、本末転倒なんですけど。笑