事案から逃げる‥

その出来事は、今日の仕事中に起きました。

会社の車で、御客さん宅の駐車場の中に居る際の事で
もう1人は家の中で、私は車の中に居た訳ですが

その駐車場の目の前の道路で、小学生高学年~中学生くらいの「女子」が
何が原因だか?知らないんですが、(音で気付いた)自転車で豪快にコケました。
(単独です。)

音で気付いて目を向けると、倒れたまま痛みで?暫く起き上がれずに居る模様。
30秒程で起き上がったけれど、起き上がってからも「痛ってぇ~」と口走っていました。

自転車を起こし、乗り始めようとしたら、
何とタイヤは180°反対の方向を向いてた様で、それを直す姿。
直したはいいが結局チェーンが外れてしまったらしく
自走不能で、チェーンを直す術も知らない模様。
(コツがあります。私なら多分10秒も掛からん。)
そして、痛い足を引きづりながら、自転車を押して立ち去る‥までは「見て」ました。

結構人通りのある場所なので、その姿を見ていた者は私1人ではないのですが
誰も助けようともぜず素通り状態でした。そして私も「知らんぷり」でした。

それから数時間経った今でも、こうして記憶に残ってるのですから
「全く気にならない訳」もなく、逆に「本当に助けなくてよかったのか?」
変な話「罪の意識」すら感じてます。

結果的に無視した事になる訳ですが、だからって何も思わなかった訳でもない
会社の車なので絆創膏も積んでるし、チェーンを直して余る位の工具もある。
その気になれば自転車を積むくらいの事なんか余裕です。

これがコケたのが
私と同世代前後の人だったり、男の子だったら違ったんですけどね。
その姿を一部始終見ながらも
「助けるべきか?助けないべきか?」ずっと迷ってました。

迷ってるウチに、自分の心の中で
「あ~頼むから視界からサッサと消えてくれねぇかなぁ」なんて言う
悪魔?ぽい気持ちにもなって、挙句に「何でソコでコケるかな?」とも

昭和?平成の初期の頃だったら、迷わず駆け寄って声くらいは掛けたと思う。
でも今は違う。下手に関わらない方が面倒に巻き込まれずに済む。って世の中。

見るからにココで自分が動かなければ相手は死ぬかもしれん。
なんて場合じゃない限り、女の子なんてのは、あえて放置かな‥

実際、助けたが故に、面倒に巻き込まれ、
ひょっとしたら今ココでキーなんか打てない羽目になる可能性がある。

こんな世の中に誰がしたもんだか‥
まぁ過敏過剰な親は、どんな時代にも居たとは思うのですが
それを真に受けて、イチイチ事案だとか発表する警察かな?
なんで話でした。

まぁコケた女子‥無事に帰って今頃テレビでも見て笑ってるのを願うばかり。