続・ヲナ石

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以前、当日誌で→ http://blogs.yahoo.co.jp/ookami_goya/63542757.html
>虻蜂大嫌いな私には、ほんと無理。
この辺りは冬でも雪が降らないので、冬になってから、再挑戦したいかと思われます。
↑等と、「お約束」した以上、行ってこなければ‥と言う使命感に燃えて本日行ってきました。
(や、どんだけ見てくれたり、覚えていて期待してくれてる方が居るもんだか?甚だ疑問ですけど。笑)

ここに到るまでの道は2本ありますが‥
前回の記事で紹介した方が東側なのですが、今回は反対側の西側から登りました。
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市内の方に分かりやすく俗称地域名で言うと東側=高久側/西側=夏井側です。
近辺に夏井だの愛谷だの似た地名が多いですが、この近辺の話で‥察してください。笑

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前回の東側よりは、道が穏やかな感じがしましたので、ヘタレな私には「こっちの方が向いてる」かと‥
(前回の東側の模様はコチラ→http://blogs.yahoo.co.jp/ookami_goya/GALLERY/show_image.html?id=63542757&no=2

まぁ結論からいえば、西側の方がマシです。東側は途中で登るのを辞めたくなる方が多いと思います。笑
(帰りは東側から降りたんですわな。これ。)

んで。
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太平洋側の平地にポコポコある小山‥みたいな場所で、つい「ナメ」がちですが
過剰装備かな?とか、準備中に思ったのですが、登った感想は
登山靴と手袋は必要であり、決して「ナメ」れる様な道のりではありませんでした。

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どうも‥その~画像の様な2次元だと雰囲気が伝わりづらく「軽い」方に伝わりがち‥ですが
ロープが張ってある点と、苔むした石に注目ください。傾斜度も画像で感じるものよりもキツいです。

靴と手袋は、まさにココを登る為です。
‥って言うか「登るのはイイとして降りる時に大変な事」になります。
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ここ暫く雨が続いた上に落ち葉の時期のせいもありますがロープが無いと、歩行困難です。
ロープは、頑丈に整備されているので、安心して掴む事が出来ました‥
ここを整備してるのは公共機関(市とか県)ではなく、近所の自治会の方が行ってるでしょうけど
ハンパない大変さだったと思います。これだけの事をするには、相当情熱がないと無理と思います。
その「意」を感じつつ、有難く使わせて頂き登りつめて行きました。
(ロープがない場合、途中で諦めるだろうなぁ‥)

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途中に、こんな穴が‥(ピンボケすみません。)
周りに人家がある訳でもないのに、この人為的な穴は、ひょっとすると昔の住処か?狩りの飯場だったのかも。

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登り詰めると、こんな風景が広がり「石」が見えてきます。

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海の方に開けてるので、そちらに目を向けると「こんな風景」が‥

見えてる地区は「沼の内」「神谷作」と言う地区で、震災による津波の影響は他から比べると軽微で、
景色は震災前とは変わらずなので、ある意味「安心」して眺める事が出来ます。

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そして、その地区を見守る様に「おな石」が向いてる感じです。

そして1番上の石の画像の場所に到った訳ですが、石の形としては
海とか、上の地区を見て「嘆き悲しんでる」様にも見えます。

これは単なる「私の作り話」と言うか想像なのですが
以前にも同じ様な津波?があって、ここに避難した「お婆さん」が、津波に飲み込まれる
集落を見て、嘆き悲しんで、そのまま「石になった」なんて‥そんな風にも見えます。

さらに‥
今回、ここから見えてる地区は、海沿いの割りに他から比べると被害が少ないのは
ひょっとすると‥なんて思いを馳せてしまいました。

さ、今度は東側の方へ帰路を取る事にします。
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東側‥ノッケから凄いんですけど。(^^;

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どうにも東側が正規のルート?の感じで、ここを整備された方は作ったぽい雰囲気なのですが
少なくとも「降りる」には向いてない。私は逆ルートを取った臭いです。笑
ただ、本当にロープが頑丈にキチンと整備されてるので、非常に助かりました。

ロープがない場合、大袈裟な話、
生えてる木に捕まりながら、下の木をストッパー代わりに、斜め歩きしたり滑ったり飛んだり‥と
数倍キツイですから。

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東側ルートは谷の中を進むので、水が流れる場所でもあり、地面が洗われて
石がゴロゴロ、その石にはコケがビッシリで、滑ってくださいとか言わんばかりで。笑

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ようやく平地が見えてきました。以前「車」を停めた「ちょっとした広場」も見えてます。
(え?田圃しかみえん?笑)

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この後、見えてる舗装路を右に100m~200m進むと西側の登り口に戻る事が出来ます。
久々に舗装道路を歩くと、その恩恵を感じずにはいられません。そう言う意味でもイイ散歩でした(^^;
(まぁ登山靴だと舗装路はスパイク当たって歩きづらいんですけど。苦笑)

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帰宅して標高を調べてみたら70mだった事が判明しました。
車を停めて歩きだした場所も若干高い所なので、歩いたのは賞味「50m」くらいかも知れません。

~ってね。
帰宅して正式に調べるまでに「カン」で標高の想像をしたりもするんですが100~200mかと思ってましたよ‥
カン=自分の体力の消耗や疲れ具合な訳ですが、年々段々と想像と実測が開くばかり‥

リアルに200mだの登ったら降りる体力なんか無いんじゃないかな?とか
500mも登ったら、日帰り無理なんじゃないか?とか‥色々と見えてくるというか

残された時間って案外少ないんじゃないか?とか思ってきました。
(自力で1人で黙々と山を登るって事。)

日頃の運動も‥大切なんでしょうねぇ。