某さんの件

昨日の記事を拝見しました。

>職場を退職するに辺り、会社周辺に住む面倒を見てた猫とも会えなくなるって話。
その猫達のお陰で、苦手意識を持っていた猫への感情が変化して
ある日、育児放棄された(野良なので人間ではなく親猫にね。)子猫を
自宅で飼う…までの、きっかけになった猫達とのお別れです。

これは、考えさせられました。
初めて書くけど、今のココに越す前から、庭先に野良猫が住んでいたみたいで
近所の人が餌を与えるらしく、敷地の目立たない場所に容器がありました。

それを「どうこう」する訳でもなく、猫が嫌いでもないので黙認してました。
(餌を与えにくる、おばさんは私を見ると逃げてしまう。睨んだつもりもなければ文句を言うつもりもないんだけど)

ある日、その猫夫婦が子猫を生んだ。
子猫は狭い隙間にも入れるので、床下に入って、室内の隙間から入ってしまい…
第一発見者は、ウチの猫でした。
もともと気性が穏やかな奴なので、遠くからぼけ~っと見てるだけでした。

外で兄弟や親猫が探してるんだろうと、元の位置に返しに行きましたが
人間である私の気配を感じて逃げてしまった様で、また戻って来るんだろうと
そこに置きました。

悲劇的な話ではなく翌日は親猫と歩ってるのを見たのでホッとしましたが
ある日は雨の降ってる中、避ける場所もなく親子で佇んでる姿を見たり
なんか、随分心が痛んだんですが…そのウチ、隣の草むらだった空き地が造成工事が入り
猫は轟音に嫌気がしたのかな…居なくなってしまいました。

会社の駐車場の脇の家でも野良に餌を与えてて、たまに会う時がある。
「よう元気か?」とか、声を掛けたりしてるのですが、なにせ「私の住んでる辺りより全然街」なので
車とかで怪我をしないか?姿を暫くみないと心配になり、見かけるとホッとしてました。

話がエライ逸れました。何が言いたかったか?って言うと…その
「やはり自分が飼えないなら情をかけてしまうと自分が辛くなる」って答え。

幸いにして「ウチの猫」が居るので、「その猫が居るからウチでは、もう飼えないんだ」と
心にストップを掛ける事が出来てる様な…できてない様な…本当の所は「考えない」様にしています。

最近、あちコチのページで犬や猫が
野良で保護された当時の姿と、人間に飼われる様になった姿の
対比の写真が公開されたり写真集まで出てる模様です。

やはり、表情が違うのは確かであり、愛情を注がれれば犬や猫の顔は変わるのが良くわかります。
なので、上に挙げたウチの敷地に居た猫も、今は誰かに愛されて幸せに過ごせてたらイイなぁ…と
自分勝手な解釈で。

あ…上に挙げた「ウチの猫」も、元は野良でした。
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保護当日。(2007年4月)

現状。↓
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完全なオッサン化。笑 確かに顔が変わっ…ってより、体がエライ事に。笑

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