フックカッター

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いい加減、書いてる私自身も「いい加減にしろ」とか「飽きてきた」ので。(バカだろ。笑)
今回で、刃物の話は暫く控えようかと‥言うだけ言ってみるテスト。

まずは題名の代物の代表拾い物画像をば。
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ひも、ロープ、PPバンドなどの切断に最適なフックカッターです。
>引っ掛けて切るので、下地や荷を傷つけません。
との説明があります。

私のページの掲示板に、エメリッヒさんからコメントを頂いた内容の中に
「PPバンドを切ってると、あっと言う間に(普通のカッターの)刃が駄目になってしまう」との件がありました。

‥以前、仕事中にカッターで手を切って~なんて話を書いて、それ以下が
あまりにも愚痴ぽいので非公開にしたか?限定公開にしたか?はなたま放置してるか?忘れたけど
実は、その手を切ったのが、こいつ(PPバンド)を切ろうとした時でした。

切ったのはカッターを持ってる右手ではなくPPバンドを側面の細い側から切ろうと
隙間を空けるのに引っ張ってた左手(の親指先端)です。

思ったより滑りのいい材質のバンドで滑った瞬間に「ヤバイ」と思って手は引いたのですが
間一髪間に合わなかった。

手袋をしていたせいと、咄嗟に引いて避けたので、それでも親指の皮一枚で済んだのですが
(↑※皮一枚で繋がってる‥ではなく、その皮一枚を切っただけって意味。なので3日でほぼ治った。)
いつかは、ヤるかも知れんとは思ってたけど、まさか「こんなことで」だった。
(カッターで手を、それこそザックリ切って仕事を休む程になった(縫った)同僚は数しれませんので)

説明が長くなってしまったが、男としては情けない限りですが‥その日以来ですね。
そのバンドを切る度に、トラウマの様に「あの切った瞬間」が蘇ってきて日に何度もゾクゾクする様な有様。

まぁ、これが「ある」うちは、ヤらないものですし、だからこそ失敗を繰り返さないもの‥ですが
これが無くなった頃とかが危ないとか、現状はビビリ過ぎて危なくもないのに危ない真似になったりと
人間の心ってのは実に面倒なものだ‥と、まぁ「そんなこんな」です。

そもそも、エメリッヒさんが言う通りで「向いてないもので切ってる」のを改善出来ないか?って思って
色々検索してて「目に入った」のが、フックカッターって代物です。
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上では専用の鞘と刃による構成の品が写ってますが、
この様に普通のカッターに刃だけフック刃のも存在してます。
でもこれ、カッター本体が「ネジロック」ではないので、刃だけ買って、カッターは普通のオートロックで使おうかと。

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って事で、今日の用事を済ませてから、ホームセンターに寄ってみたら、KDS製のが売っておりましたので購入。

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購入してから撮影の時に良くみたら「ドイツ製」かよ。
値段が、そんなに高いものでも無かったので、店の中の暗い場所で見た時は読む気もしなかった‥じゃねぇ。笑
中国製の綴りでも書いてあるのとか思ったけど。(^^;

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刃の刻印。しっかしホント小さくて、屋内では見辛ぇな‥こうしてマクロ撮影しないと読み取れ‥
いや、何でもないです。笑

「じゃーまにー」の前にある見慣れない綴りの「そーりんげん」ってのは、ドイツの町の名前だそうです。
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綴りを打ち込んで検索して判った話で、偉そうな事は言えませんが
ドイツの鉄と刃物の産地だそうです。つまり日本の燕三条みたいなものですかね。

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刃の形状が連続したフックで面白い形状をしておりますが、実際に切断作業する際は
先端の1つの波(フック)しか使いません。

こんな感じですね。折れ線が入ってますが、切れなくなったら、カッターよろしく、切って
新しいフックを使うと言う発想です。
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上で、専用品ではなく、市販の「L型」カッターに入ってる画像が出てるので、もうお分かりでしょうけれど
刃の規格は普通の「L型」カッターの刃と同じです。(高さ18mm/長さ100mm)

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少し前に紹介した「L型」のショートカッターで使う場合、1番短い所で折ってしまえば、使って使えなくもないです。
(ひょっとすると2番目でもイケるかも。現物が会社の車の中なので、まだ比較dえきませんので、よくわからん。)

で‥こう言うゲテモノ系って言うか、アイディア系って言うか、変わり物系って
見る程に使いやすくもなく、意外と使いづらくて「気付いたら普通のに戻ってた」なんて事が常ですよね。

とりあえず自宅にはPPバンドなんかないので買い物袋の持ち手で試してみました。
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これは「普通の刃」です。
こんな風に隙間を開けて、そこに刃を入れて引っ張る感じで切る同僚も居ます。
年上なので、多分「それ」が正規の切り方(正しい使い方)なのでしょう‥けれども
私は「自分の体の方に刃先を向けて引く」ってのが、苦手なので、こんな切り方ではありません。
(これだけ刃物系の記事を書いてますが、実は極度の刃先恐怖症でもあります。)

買い物袋なので張った状態を再現出来ないので、仕方なく「この様に撮影」してますが
実際は「張ったバンドを引っ張って、ねじって立てて、バンドの細い面を切ります。
当然「箱」もの限定です。箱は少し切れるかも知れませんが、それを切る権限だけは職務上ありますので
遠慮はしておりません。(^^;なので自分の方には刃先は向きません。
(箱の中身さえ切らなきゃいいのよ。)

↑こんな奴だからフックカッターを見て、何がイイんだか分かりませんでしたが
要は下に向って刃がないので、バンド以外のモノを傷つけないってのもあるんですよね。

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で、早速使ってみました。うむ。変に気合入れて力まなくとも簡単に切れるもんですね。
すげーわ。( ゚д゚)

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試しに反対(自分の方に刃先を向ける感じ)にしても、刃は奥の穴の部分に、しかないので
仮に切れた瞬間に力余って飛ばして何かに当てたにしても大した被害には、ならなさそうです。
(だからって油断は禁物ですけど‥)

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先日「二刀流」とか書きましたが、せっかく2つのカッターを持ち歩くなら、
片方は「フック刃」にしておくものアリですね。

って事で追記。
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仕事の連休明けである日に意気揚々と短い方のカッターに装着して使ってみました。
刃の方は、2山イケるかな?と思ったけど、残念ながら1山以上は無理でしたので潔く折りました。
(普通のカッターより簡単に綺麗に線から折れる気がしました。)

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梱包テープを切る場合は結構感動モノの切れ方です。まぁ普通のカッターでも、それらは容易ですけど。
肝心のバンドの方ですが、確かに狙いが定まれば片手で安全に切ることが出来ますが
やはり軽く切れるって感じじゃありません。(比較=ニッパーで切った場合)

ニッパーの様な挟みモノと、刃物‥まして刃が薄いコレを比較するものではありませんが‥
今日1日使ってみたんですが、やはり刃が随分と痛んでますね。

まぁコレでバンドを切ってれば、普通のカッターは傷まない訳で‥それもアリかも知れませんね。