▲875m屹兎屋山から双葉郡広野町の箒平へ

イメージ 1
同市内(付近)に御住まいの方でオフ四駆に乗ってる人ならば、この題名で
ルートの想像が付くと思います。

つまり、そう言う人が好んで走行する道でした‥以前は!‥です。
上の画像の道路は国道399号、いわき市小川町上?だか牛小川の「十文字付近」です。

この標識は昭和の頃から存在していて、その頃には青いシールで消されてる部分に
「広野」の文字がありました。


消された理由ですが、そもそも未舗装の林道で乗用車で迂闊に入ると
ハマってエライ目に遭う道であり普通に通行出来るレベルではなかった為‥です。
イメージ 2
HDDを検索したらジムニーに乗ってた頃に、
その林道を麓から登って抜けたら何と通行止めだった‥って画像が出てきました。撮影は10年以上前。

イメージ 3
その道が‥今日見てみたら、舗装路になっててビックリ。(左側の方です。)
では国道399十文字付近から広野町箒平まで最低地上高さ9cmの車で走行レポです。

イメージ 4
名前を「福島県道249号、上戸渡広野線」と名乗っております。
‥以前は林道〇〇線とかだったんですけど、出世しましたな。

実は、ここから先、暫く画像を撮影していません。ちょっとビックリする事がありまして。
熊が出た訳でも(そもそも阿武隈高地に熊は居ない)猪と格闘してた訳でもなく

この先も辺鄙な所であり、1日の車の通行台数は道が良くなったにしても
平日なら、日に数台‥下手したら通らない日もあるレベルではあるのですが

タイミング悪いっすね。車が1台道路の広い場所に停まっており窓が開いています。
見たくもないのに、見える位置なので、安全確認的に目が車に行くのですが
「中年の男女が‥(以下略)」流石に私も中年真っ只中ですが、中年のを見ても楽しくありません。

イメージ 5
この分岐点に辿りつきます。
看板の通りで広野(県道)は左折です。直進は五社山林道とか黒森林道へ‥です。
本来砂利道林道時代は、直進がメインで左折がサブでした。

イメージ 6
これは、その林道側から、上の撮影地点を見てる感じ。右の道が現在の舗装路です。
こんな感じで延々と砂利道でした。

ここで分岐となり10年前の画像は無いので、その砂利道先の画像なんかを、ついでに掲載。
(多分現在も変わってません。つか、いよいよ通れなくなってるかも?)

イメージ 7
その先、この時点で乗用車は無理です。

イメージ 9
黒森林道と五社山林道の分岐点が、その先にあります。

イメージ 8
幅的に乗用車四駆も無理かもしれません。

イメージ 10

イメージ 11
まぁ、今回以下に紹介する道も似たり寄ったりのレベルだった訳で、この道が
どんな風に変わったか?を見る前に、是非見て頂きたかったまでです。さ、じゃ県道に戻ります。

イメージ 12
元林道改良の県道なので決して線形がイイって訳でもないですが、
上の道みたいなのが、ここまで綺麗になってるんですから、これは凄い事です。

イメージ 13
そんなこんなで、快適に「市内」を進んで、ここから広野町へ入ります。

イメージ 14
ビハインドビュ~。
パニックの時に「後ろ!」を英語で言える自信がないくらい何か言い辛い英語‥と思うのは私だけでしょうか?
ただ洋画とかでは、ビハインドビューじゃなくて「バハインダ」とか言ってる様に聞こえますが
それはそれで、こんどは日本人には咄嗟に聞き取れないヲチがあると言う‥まぁいいか。笑

‥で、ここまでは道(舗装路面)が良かったのですが、ここらから箇所的に路面が悪い場所が出てきます。
‥( ゚д゚)騙されたか?q(T▽Tq)

イメージ 15
(・∀・;)舗装終わってるじゃん‥
まぁ見える先で舗装が復活してるので、腹を擦らない様に進めそうな場所を選んで進めそうです。
(↑以前、ジムニーに乗ってた時に鍛えた、昔取った杵柄が生きた。笑)

イメージ 16
この場所が、この県道の山間区間の1番の直線です。
ちょっと感動。(^^; (小さい事からコツコツと‥ね。)

イメージ 17
って「オメー!また砂利かってのwwww」って感じで、大声で一人事を言って笑っても
誰も居ないので恥ずかしくありません。まぁ車でアレしてる人も居たくらいなので。笑

イメージ 19
ここは流石に降りて確認に行きました。

‥と、こんな感じで3箇所くらい砂利が残ってる区間がありますが、現時点では
私の車の様なアホ車高でも通行する事が出来ました。(腹は擦ってません。)

砂利の区間も1箇所当たり100mはないと思います。
降りて確認しに行ったのは、今後が延々砂利だと歩く様な速度で延々と進まなきゃならないので
流石に、それは疲れるので引き返す為です。(他車はマズ来ないので迷惑にはなりませんが‥)

イメージ 18
まぁあれです。車高が純正であらば乗用車でも何ら問題ありません。
単に車高がバカ仕様なので‥とか、車が汚れるとか、そんな事で騒いでるだけです。

イメージ 20
上で「元林道」と書いておりますが、こんな風に橋に、その林道の名残が残っています。
その当時のままで、脇の文字には「〇〇営林署」とかって文字が書かれてると思います。

未舗装林道の頃は橋の上が唯一のフラット区間でホッとするもの‥ですが
今、その「ホッとする場所」は、逆に、こんな風に見える訳で‥考え深いです。
(ってか、考えてばかりでオメーよっぽど暇だろwってねぇ‥)

イメージ 21
凸凹ありとかの標識‥久々に見た気もしますが、用心して進んでいったら
砂利区間の方が、よっぽど凸凹だろって感じでした。

が!逆に「砂利道なんかへッチャラ」って車こそ、気をつけて速度を抑えてないと
車が跳ねた勢いで、どっかにスッ飛びそうな、エキサイトバイクみたいな舗装の傾斜がありますので
標識には素直に従いましょう。

イメージ 22
そうそう。ここは「いわき」じゃないので「平営林署」ではなく「富岡営林署」なのよね~
って富岡に営林署なんか、あったんですね。

ただ時々地元の山の中でも「前橋営林署」なんて文字を見たりもします。
前橋って群馬ですよね‥管轄区分のわけがわからん。

イメージ 23
そんな、こんな‥で延々10Km?くらい走行して、やっと「広野町」の「箒平」集落に出ました。
全然ヒトの気配がないのですが、この画像をみたら田植えがしてありますね。
とにかくヒトの気配がなくても、家屋電柱田畑を見るとホッとするんだから
なるべくなら「ヒトの気配がない所の方が気が休まる」って気質であっても
己(私)も、所詮「人間」ですね。(^^;

イメージ 24
って、この箒平の集落から、広野の町がある山の麓まで、まだ12km程、延々と山道を下るのですが‥

以前、(現在もですが)隣の双葉郡楢葉町の「乙次郎林道」と言う林道を延々進んだ先に
まさに「乙次郎」と言う集落が突然現れて、ここに住んでる人は、どうやって生活してるのだろう?と
凄く不思議な、山間の集落がありました‥が!

現在は木戸ダムの上を通る道を進むと、えらいアッサリ「乙次郎」に着いてしまい拍子抜けな、感じになりました。
それに比べると、この広野町の箒平は以前も今も乙次郎程有名ではありませんが
まさに現在に残る、そう言う地区な気がします。

イメージ 25
今回のルート。地図左の黄色の線の国道399から、地図右上の集落(箒平)へ。

イメージ 26