ナンバーセット式のダイアル鍵の罠。

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自転車の鍵なんぞ、ここ30年近く触れてないけれど、最近は「こんな事」が出来ます。
赤字の部分を読んで頂きたいのですが「暗証番号を好きな場所に簡単に変更出来ます」と。

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そもそも、このテのタイプを買う方は「鍵の番号を自分で覚える」のではなく
「鍵を自分好みの番号にしたい」から買う訳で、当然変更すると思うんですよね。
(意表を付いてデフォルトの0000って場合もあるかも知れませんが‥)

って事で最初は「0000」です。そこから変更を加える訳ですが‥
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変更する時は、こんな仕組みです。
私は、てっきり「ある程度分解する」(数字が刻まれてる部分を抜くとか)のかと思いましたが‥
早速番号を変更してみましたが、どうにも「不安定な仕組み」の様に思って用心しました。

つまり、これでヨシとせずに、番号を変更してから数字をグチャグチャに多少手荒に回してみる。
当然、施錠する箇所に付けてではなく、いわば「素」です。

結果。
2回目までは開いたけど、3回目には自分で決めた数字で開かなくなった。
(当然デフォルトの0000でもです。)

ネット上で開錠方法が出回る様では、それはそれで問題なので、答えは無い気がします。
強いて言うなら、10000通り?9999通りを回すのに3時間程度でいけるそうですが
その根気がある人が羨ましいです。(250まではやった。あと決めた数字の前後を各4つ)

何かの門錠とかならば、ともかく
(車でホムセンに行ってワイヤーカッター買うなり、持ってる人に買うなり)

主要用途が「自転車」な訳で、自転車がコレで動かないなら
徒歩で、バスで、タクシーで、知人の車なりバイクで‥となるわけですが、
まぁ予定した移動には、まず間に合いませんね。

自動車がある場所(自宅)なら自転車を自動車に積み込む事も可能ですが
出先で遠方の場合、自分の車を取りに戻るってのも同じ様なもんですからね。

うん。長くなりそうですので結論をば。
「番号くらい暗記しろ」(元から番号が決まってる鍵を買うべき)です。
(値段も勉強代だと思える程度の価格ですので、潔く諦めた方が精神衛生上いいですが‥)

そういえば自動二輪に乗り始める前までの「最後の当時モノ自転車の鍵」が捨てられず
今でも、どこかにあった気もしないでもない。

ちなみにイマドキの、こう言うものは、一見「スゲー太そう」に見えますが‥
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中身のワイヤーなんか昭和モノよりも細いです。
ワイヤーカッターなんか持ち歩いてる盗難魔みたいな奴は、こんなの承知の事実なんでしょけどね。