試される坂と自分と自転車

自転車に乗り始めた時からの目標の1つである「国道6号バイパス」(いわき市平菅波付近)を達成しました。
(もう1つの目標は、ずでに達成していて、ショボいけど職場までの通勤です。)

まず概要(勾配)やら‥
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画像を、御見せする前に文章で少しばかり概要をば。
60m近く登ってまずが、休みなく2kmで60m(以上)登ります。
計算してみると3%足らずとなってしまい、原動機付きの乗り物なら「大した事はない」ですね。

鉄道だと、特殊装置ヌキでの最大勾配率が33‰だったと思います。
近隣で言うなら奥羽本線板谷峠だったり、磐越西線中山宿付近。
この付近では、今の近代的な車両でも、モーター音は、かなりキツそうな音を上げてます。
(ってか、旧信越線の碓井峠の66‰って一体‥( ゚д゚))


まぁ何がいいたいか?って言うと、たかが3パーセントでも鉄道的には難所に近い区間って事。
そうは書いても、実は、仕事への通勤(の主に帰り)自動車では、良く通ってる区間です。

さてまぁ。始めましょうか。
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これは、上で挙げた区間ではなく、その前の街から郊外地区へ到る区間の途中です。
この道は、(自転車で)初めてではなく、逆に「実は非常に馴染み」がある区間です。
道路右側のブロックの塗り分けで、この勾配は感じて頂けるかも知れませんね。

馴染みがある‥ったって、ここを自転車で登るのは、15歳の時以来だから実に30年ぶりです。
この先に友人が住んでおり、中学の学区内だったから同級生も多かった。
この近隣に「八ッ坂トンネル」と言う、メガネトンネルがあり、そっちの方が勾配が少ないですが‥
(微妙な勾配で、実際自転車や歩行じゃないと分からないレベル)
が!‥私が15歳の頃は、そのトンネルは存在しておりませんでした。

なので、街から郊外の地区(俗名?旧名=飯野地区)へ向うのに、当時はココが1番勾配が緩かった。
ですから当時はヒトや自転車の往来も多かったのですが、今はトンネルに、その座を受け渡し
今日通ってみたけど、結構(歩道は)ヒッソリしていました。

30年ぶりですが、トンネルが出来たことにより、あまり「イジ」られる事もなく
なんか‥ほんと当時のまま‥です。

車では相変わらず毎日?の様に通ってるはずですが
やはり自転車で登ってみたいと、当時の空気みたいなもの?は思い出せないものですね。

友人との思い出なんか思い出しながら登ったら、あっと言う間に登りきってしまいました。
(立ち漕ぎ不用なレベルです。まぁ三段変速の1速で‥ですけど。)

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さて「試される坂」が見えてきました。
目の前の山の下を横切ってる道へ登ります。

この道も自分が自転車に以前乗ってた頃の30年前には無かった道。
って言うか、この区間が出来てから20年くらいなんじゃないかな?
(道は開通してなくても暫く橋脚だけはあったけど)

つまり「何の思い出もない」(自転車通行で友人と共にってのが)
って言うか、その坂を上れるのか?否かの見当が全然付かない。

まぁ何ですかね。その。
先に書いた思い出のある坂も「もっとキツイ」(今の自分には)と思ったけど
そんなんでも無かったですしね。ってか「考えるより動け」です。

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ははは‥引き返したくなってきたのですが‥ヘタレ。笑
自転車だと、引き返すも労力がデカイので、そうも行かないのが
私の様なヘタレ根性な奴には、ちょうどいい訳です。笑

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では、手袋をしてから(延々立ち漕ぎなので)望みますか‥

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結論から言うと、この辺りの手前で「ヘタレ」ました。笑
前の画像のバイパスの分岐合流路までは「根性」で登ったのですが
この画像の辺りのバイパス合流分岐辺りで力尽きました。

以下は言い分けガマシイですが、是非1つ。思った事を書かせてください。
「3段変速の限界とは、この事を言うのか‥」と言う感じです。

つまり1速(1番軽い)のでは「軽すぎて立ち漕ぎするのは体力の無駄」
だから座ると、それはそれで全然登らない(速度が出ない)に等しい。
2速では立ち漕ぎは重くて無理です。

どのギアで、どの漕ぎ方で登ればいいんだろう?と試行錯誤してるウチに
座りも立ちも、どっちの筋肉にも限界が来てしまいました。

せめて6~7段変速。贅沢言えば前のペダル側にも変速があるタイプなら
ひょっとしたら登れたのかもしれません。

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まぁお陰で、いつも車から「チラッ」と見える景色なんかは存分に味わえましたが‥
あれ?海が見える筈なのに何か見えないと言うか、何か思ったよりショボイ。(´・ω・`)
うむ「見返り美人」ならぬ「見返り景色」だったのか‥

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‥で、まぁ悔しいので「立ち止まり」はぜずに、押してサミットまでは登りましたよ。
停まって休んでしまったら負けな様な気がしましたので。
(と言うか目的はルート攻略であり、全区間降りないとか言う崇高なのじゃないですけど(^^;)

さて、ここから後は下りで力も要らないので、
昨日ブレーキパッドも変えた事ですしその様子を伺いつつ、動画なんぞ撮影して楽に平地まで‥
‥除草作業するのはイイとして歩道を塞いだ挙句、歩行者(自転車含む)全くお構いなし
警備員も要るのに全然フォローなしとか、どんな作業なんでしょう。
彼らって道路作業のプロでしょ‥こんな仕事なら素人の私にだって出来る訳で。

結局、仕方ないので大幹線である国道6号線(車なんか平気で80km/h以上出してる)を
隙を見て横断して、左側車道を走行したのですが、まぁ怖いのなんのって。

クロスバイクやロードレーサなら、このテの車道を走行するのも「サマ」になるけれど
私のは、歩道がお似合いで、そのテの場所を走行するのに特化したママシティサイクルですぜ?

なんかその‥この下り坂を、サーっと楽に降りる事を夢みて
散々、登ってきたのにちょっと損した気分です。

まぁルート攻略は完了です。
って言うか仕事帰り、登るだけ登ったら下りで「サーっと」降りれるなら
このルートはありか?って思ったのですが‥仮に除草作業してなくても
「ねぇわ!このバカ野朗!」爆

‥でした。