海が見える‥

全国的?県的に言えば「海が近いんだから、それ見えるだろ」ってくらいの土地ではあるのですが‥
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(1)で印を付けた付近は市内中心市街地ですが、盆地であり、ここから海が見える事は、まずありません。

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見づらいですが赤で点を打った位置が、その場所です。

そこに15階(だったけかな?)のマンションが去年建ったのですが‥

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昨日、納品に行った際に「確か海が見えるはず」と、意気揚々と?向かったのですが
こんな風では見る事は絶望的ですね。(11階)

仕事を終えてから、15階(最上階)まで寄り道してみました。
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たかだか4階ですが上に上ればご覧の通りです。遠くに見える濃い青色が水平線(海)です。

このマンションはオートロックなので住んでも居ない限りは入る事が出来ないのですが
盆地で海なんか見えないだろうと思ってた辺りから、海が見えるって事には、ちょっとした感動を覚えます。
(このマンションでなくとも、街にある高いマンションの高層階からは見える事が結構あるけど、全てオートロックか‥)

ここから海までクルマでも10~20分。自転車なら30~40分。徒歩なら1時間半~2時間掛かりますからね。

最近はドローンなんてものもあって、気軽に高い場所からの絵も取れる様ですが
あれは15階建てくらいの高さまで上昇する事も可能なのでしょうか?(興味がないのでわからん)

だとしたら、以前なら「何かしらで自分が高い所に居ないと見えない景色」が身近になり
こう言う絵が「価値がなくなった」かの様にも見えますが‥

それはあくまで「機材を通しての絵」であって「自分の目で見てない」訳です。
つまり、こうしたweb上の記事で、この画像を見てるのと同じであって

こうして「記事」に、してしまえば、してしまうなら同じですが‥
「バーチャル」ではなく、自分自身が高い場所に行って「自分の肉眼」で見る事は
実際には「えらい違い」があるのですが‥それをココで表現する事に限界がありますね。

とにかく昨今は、お手軽にネット上の画像を見て「行った気になれ」たりしますが
自分の目で見るって事は「百聞は一見~」くらいの違いが本当はあるんですけどね。

話題変わりまして。
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最近、市内の仮設住宅が、相次いで閉鎖されております。
復興住宅(本住宅)が出来てきたせいもあるのですが、この上の画像にある
市内で1番規模の大きい仮設住宅も来年3月で閉鎖との事です。

でも何だろ‥結局、元の双葉郡の町々に帰った人は半分も居ない‥所か
1/4帰ってるか?帰ってないか?が微妙な所です。

所で、ここを出て、新たに(双葉郡ではなく)いわき市内の住宅や新居を構えた人々
相変わらず「双葉郡町民扱い」で税金は、そっちに支払ってるのかな?
何か、その辺が‥理解出来ない。事情はどうあれ、もう7年も双葉郡には住んでない訳ですし
7年も、いわき市に住んでる訳ですし‥

震災当時小学1年に入学予定だった子供は、来年は卒業ですよ。
もはや子供なんか、何の縁も感じないし、帰りたくもない(遊び場買い物友人など)と言う感じでしょうしね。

何かその震災そのものや放射線などの直接的なものじゃなく
本当に人々の間に色々な軋轢や隙間や差別を生んだ事の方が多かった
今にして思うと‥あの震災は、そんな震災に思います。

私的には‥あの震災が無かったら、後々今に到るまで、ここまで道路が混む事も無かったので
自転車に乗ろうなんて風には、まず思わなかったかも。
挙句に県境まで自転車で行く程になるとか‥
何が、どう転んで得るものもあるか?本当にわからないもんですね。