ホーンの不具合と修繕

以前に、車ブログにて2010/10/12に書いた事のある話ですが、
http://minkara.carview.co.jp/userid/207103/blog/19995921/
最近、その時程ではありませんが、同じ様な不具合が再発してきました。

その際に「ラッパ」と「コンプレッサー」を同時に点検清掃したので
直ったは、いいが原因がドチラか?分からない話になってました。
今回はエアホーンの「コンプレッサー不具合?」「ラッパ不具合?」どちらの不具合なのか?
放置すれば、また以前の様になるので今回はコンプレッサー側だけ修繕策を施してみます。

この策はwebページ上では、結構有名な対策の様ですが‥修繕策とは、コンプレッサーへの油の注油です。
読む分には「ラッパ部分へのホース」を外すか?否か?には触れられておらず
大事を取って、私はホースは外してコンプレッサーのみの状態で行う事にしました。
ただラッパ部分は私が思ってる程、華奢なもんではなく案外頑丈そうな気が、しないでもありません。
(私の車よりも遥かに悪条件で泥水が混入したらしき例も原因はコンプレッサーで直したら鳴った例が多い)
と‥まぁ、上に答えは書いてしまった様な物‥ですが、
最初の動画との比較では分かりづらいかも?なので文で説明すると
この策でラッパの「片鳴り」も直ってしまいました。音量も元に戻ってます。
(上の動画は間近にカメラを設置。2つ目は,それより離れた運転席付近での撮影なのに音量が同じなのが、その証拠かと‥)
よって原因はラッパではなくコンプレッサー不具合による物と断定して良いかと‥

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油の種類はCRC55-6の(白)の方です。通常の(赤)の方は、プラスチックに影響を与える為に、
モーター軸に固定されてる羽のプラスチックに良くありません。
(プラモデルに赤を注油したりすると必ずプラスチックが割れた経験があります。)

ここで外国の物作りに対する考えが垣間見えた気がしました。
「故障させない為には、故障箇所を洗い出して万全を講じて行く」日本的な考えは無いらしく
「故障させない=単純に作る=ユーザーが分解修繕出来る様にする」と言う作り手の考えが違う気がします。

それが証拠に「日本製品は綿密に作る余り設計段階から非分解」設計というか組む事しか考えてない作りで、
さらに綿密さを上げる‥と言うか、分解すると組み付けが出来ない様な感じが多いのですが

ヨーロッパ製や米国製は「分解が簡単な様に作り」「交換部品も用意する」と言う感じに思えます。
ですから日本製の様な使い捨てではなく、物を長く大事に使えそうな気がするのですが‥
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ただ、こうやって時注油してメンテしてやる必要があり、それなりの気遣いが面倒ですね。
放ったらかし(ノーメンテ)性能は、流石に日本製の方が上なので、日頃「そう言う物に囲まれでる」と
ついつい他所の国の製品にも同様な感覚になりがちな点は気をつけなくてななりません。