NHK中継局、ソフトBモバイルに売却へ

昨日「柔らか銀行は田舎の山に弱い」って記事を掲載したばかりですが、こんな話題がリアルタイムに‥

<引用>
 地上テレビ放送の完全デジタル移行に伴い、NHKが不要になったアナログ放送用の全国の中継局約千カ所を、ソフトバンクモバイルに売却する方向で協議していることが2日、関係者の話で分かった。売却額は数十億円に上る見込み。
 山間地にある施設が多く、ソフトバンク側は「地方でつながりにくい」と苦情が出ていた携帯電話の基地局として利用する。また、ネットワーク整備に積極的な姿勢を示すことで、総務省が今月中の割当先決定を目指す次世代高速通信向けの携帯電話用電波の獲得競争で優位に立ちたいとの思惑があるとみられる。
 関係者によると、NHKは保有する中継局3000カ所余りのうち、デジタル化で電波の届く範囲が広がるため必要なくなる約1050カ所の売却を計画。昨年12月、民放と共有している一部施設も含め、鉄塔やその敷地を競争入札にかけた。これにソフトバンクモバイル1社だけが応札。両者で詳細な条件を詰めている。
 NHKは10月から、経営改革の一環として受信料の値下げを予定、財政が厳しい。遊休資産を整理し、鉄塔の撤去費用なども節約したい考えだ。
 一方、ソフトバンク側は鉄塔の建設費用などを削減できる。さらに、現在約18万カ所ある基地局を増やして都市部偏重とのイメージを払拭(ふっしょく)。次世代高速通信「LTE」に活用できる周波数900メガヘルツ帯の割り当て審査に向け、最大のライバルと目されるイー・アクセスに差をつける狙いがあるとみられている。(共同)
</引用終わり>

このテレビ用の基地局ってのは、ほんと他所の地区でマチマチであり、他所の地区を語る事が出来ません。
んで、携帯基地局に求められる条件も知らないので、あまり語れない。

いわき市限定で語ると、NHKが主に使用していてデジタルで使用用途を失うVHFの送信局は

「水石山」がメインです。(アナログの4ch、10ch、8ch)
1局多いのはテレビ福島(FTV)がVHFだから書きました。

NHKFTVは、てっきりVHFの送信局を改修してデジタル用UHFを送信してるのか?と思いましたが‥
違ったんですね(^^;(それゃ移行期間で両方が混在してるんだから当然か)

あとサブが湯の岳(5ch、11ch、9ch)に存在しています。

湯の岳は、アナログ時代からの、いわきのUHF送信のメイン局です。(TUF32FCT34KFB36)
水石山にあるUHF局はサブに当ります。

以前はUHFとVHFで送信メイン局を分けていたのですが
デジタル化で、どうやら湯ノ岳にメインを統一したのかな?と思いました。

って事で水石山の中継機器は要らなくなるんですね。(って言うかNHKは金持ってるなぁ‥)

あと勿来の窪田中継局は水石山から遠い勿来植田地区カバー用専用で、(18ch、20ch、22ch)

今回デジタルには移行しなかったので廃止されるんだろうな‥とは思ってました。

まぁデジタル化移行について送信局が、いわきはアチコチに点在してて
かつ南側や海側では北茨城や十王の関東のテレビまで見るので、かなり複雑で
度々研修が行われてました。

あと湯本の駅前の三函にも送信局があるし。←これを除いても、その結果、アナログの頃でチャンネルが
4、5、8、9、10、11、18、20、22、27、29、31、32、33、34、38、36、49、51、53、55、58、57、60、59、61、62と、これが、どの局か?暗記してないと仕事になりませんでした。

あと北茨城局のNHK総合と教育もありますが忘れてしまいました。
たしか40チャンネル前半だった記憶がある。

今となっては、誰でもチャンネルを合わせられる時代ですからね。廃れた話?技術ですが‥
当時は子供がイジってグチャグチャになった!とか良くあった話で。笑

あ、相当話がズレましたけど携帯の電波って、こう言う山からの送受信は役に立つのかな?
数年後に見る柔らか銀行のエリアマップが楽しみです。
まぁ「山に弱い」って汚名挽回に是非頑張ってもらいたいもんです。