高そうなHDMIケーブル

本日、本来ならば‥もっと早く更新したかったんですが通信回線トラブルで出来ませんでした。

問題解決に協力して下さったIDEさんには感謝です。m(_ _)m

さて、今回は画像からイキますねぃ。
イメージ 1
テレビとレコーダーを繋ぐケーブルは、最近は、こう言う線を使います。
(右側に2本はアンテナ線)

これ1本で映像信号、音声信号のL+Rと、通信信号を遣り取りしています。
(全てデジタル信号です。仮にアナログに復調が必要な場合は接続先の機械側で行います。)

以前のビデオRCAケーブル(赤、白、黄)の場合は3本必要でしたし
中身に流れてる信号はアナログ信号でしたからね。

と言うか、この画像のケーブル‥
普通、テレビとレコーダを同時購入した際にサービスで付属で付ける様なのと違い
ソニー製のフラットタイプで普通のよりも金額が高そうな感じがします。
http://www.sony.jp/av-cable/products/DLC-HE7HF_DLC-HE10HF/
イメージ 2
信号の流れる方向も指定されてますが‥通信信号は交互通信ではないのだろうか?まぁイイや。

以前、音声信号と映像信号をバラバラに2本接続するタイプ(相当高いモデルだろう)を納品した際に
そのお客さんが用意していたのが、このタイプの線だった。

自分的には、信号がデジタルの時点でメディアやケーブルなんか、ただの信号で
正直「どんなモンでも人間の耳には違いは感じとれないだろう」と思ってる方なので
こう言う物の必要性が良く分かりません。
(アナログ信号が流れてるスピーカーケーブルとかならわかる気はする。)

仮にケーブルに不具合があれば「明らかな不具合」が発生し、発生しなければ、あとは横並び性能です。
HDMIが狙ったのは、まさに「ここ」だと思うんですよね。ケーブルの性能に頼らない伝送技術。
過去のアナログ信号伝播では、どうしてもケーブルによる差があった‥からこそ
じゃケーブルにデジタル信号を載せてしまいましょう‥って技術開発を、これでは否定してしまう気がします。

と言うか、これは「私の独断と偏見」ですが、こう言うケーブルに拘る人は
「自分で接続するからこそ?その高そうなケーブルを自分の目で見て手で持って
自分で機器に差し込んでる瞬間が1番のそのケーブルの価値を感じる瞬間」だと思うんですよね。
(それ以外は、感じる事が無いが故に)

ですから、他人任せでは「1番美味しい場所」を持って行かれるみたいで、もったいないと思うんですよ。
まぁだからこそ、あまり仕事でも、こう言うケーブルには縁がないんでしょうけど‥

自分で取り付けしないならば、もっと安い線で十分だと思う。
たぶん薦められるまま‥なのかなぁ。何か色々な意味で勿体無いです。