ニセ関西弁で台無し! NHK平清盛

だからテレビなんぞ見るもんじゃないと何度言ったらわかるんだ‥と小一時間。(略)笑
<引用開始>
超低視聴率で話題のNHK大河ドラマ平清盛」だが、私も脱落しようか迷っている1人である。垂れ流される
〝なんちゃって関西弁〟が耐えられないのだ。一発でテンポとリアリティーが台無し。傑作だと思って見ていた
だけに、こういう演出の無神経に出くわすと、一気に冷めるのである。

困った関西弁の主は、タレント加藤浩次(北海道出身)。清盛の軍門に下った海賊を演じているが「おとうは
義やった。俺が分からしたるんや!」「ちゃうちゃう!」。ぎこちない関西弁にまったく感情が乗らず、登場する
たびにヒヤヒヤしてしまう。ドラマを見るどころではないのだ。

加藤が悪いのではない。こんなカタコトの関西弁を垂れ流して平気でいる演出陣の問題だ。主役以下、出演者
は全員共通語。加藤だけが関西弁という設定が意味不明だし、そんなに重要な関西弁キャラなら関西出身者を
キャスティングすればいいだけの話だ。兵庫県知事の「画面が汚い」発言を毅然(きぜん)と突っぱねる演出魂を
持ちながら、言葉のリアリティーはどうでもいいという中途半端にヘコむ。傑作だと思って見ていた私でさえ戸惑う
のだから、史上まれにみる低視聴率も納得なのである。

今やバラエティー番組では関西弁が第1言語。ここまで日本人の耳に慣れてしまった以上、ドラマのような繊細
な心の動きをニセ関西弁で押し切るのはもう無理な時代だと思う。関西弁は方言の中でも難易度MAX。母音
子音の発音から違うし、複雑怪奇な5段活用もよそ者の手に負えるものではない。朝ドラ「カーネーション」が
尾野真千子ほっしゃん。らネイティブで生き生きと面白いのと比べると、違いを感じずにいられない。関西の
人は、どう感じているのだろう。
</引用終わり元は⇒http://www5.nikkansports.com/entertainment/column/umeda/archives/25380.html

関西圏(西日本圏)では暮らした事もなく‥まして東北ともなると外人(外国語)程ではないが
西日本の言葉は「言葉は通じる日本語であるが基本的に何かが違う感じ」がする言葉にまで思える程
日常の接点がありません…その私が、アホな頭で以前日本語について調べた事で書くと

関西弁(西日本?)は、同じ言葉の中にも、幾つものイントメーション(アクセント)があり
生まれつき暮らしてる訳でもない東日本の人間には真似る事の出来ない言葉‥と言う理解があります。

関西の場合は東日本よりも言葉にアクセントが幾つもあるので、
アクセントが少ない東日本の言葉を喋るのは簡単です。

東北の場合、アクセントすら無い地域(まさにココ地元)があるので
何を持って訛りとされるか?が理解できてませんから、ボロが出やすいです。
ですから逆に「関東にいって"ぺ"だの"んだ"だの必死に隠してもバレバレ」です。
(仮に「泉」「湯本」と言わせるだけで判断出来る位、アクセントが違う)

が↑これと同様に関東の方は関西弁を喋ってるつもりでも実は喋れてないというヲチ。

方言や訛りというのは文章で簡単に書ける「言葉の特徴」がメインではありません。
言葉の強弱やアクセント前後の言い回しに対して出る言葉に「特徴」が出ます。

ただ、アクセントが無いと言われる当地の言葉ですが‥
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「~だっぺ」(~でしょ。~だろ。)と言う、当地の方言(北関東方言)は
よくテレビで「東北の百姓訛り」として使われますが‥
当地住みでない者が、真似して言うと、違和感を感じたりバカにされてる様に聞こえる場合があります。

これは言葉のアクセントではなく口頭の「使うタイミンクやノリ」に独特の物があるからだと思います。
多分関西の人々も東日本の人間がハンパな関西弁を使われると「バカにされてる様に感じる」んでしょうね。

たとえば「違うでしょ?」って言葉があります。
これをテレビ流に訛らせると「違うでしょぺ」とか言うんですが、エライ気分が悪いです。
(正しくは「違がかっぺ」もしくは「違げかっぺ」です。さらに郡山に近い市内三和の場合「違がかっぱぃ」とも言う)

って事でテレビのアレは‥東北も然りで、下手な東北弁を使うテレビの御飯事には気分が悪いです。
この彼らの場合は、全く違和感がないのは「地元そのまま」だから。