新・平成新日本語『風評被害』の意味を勉強をしましょう。

 
去年から風評被害と言う言葉は聞き慣れた物になってしまいましたが‥
 
どうやら私が理解している「風評被害」と言う言葉の意味が間違っていた模様で
 
勉強のし直しと言うか、考えを改めないと、いけない時期に来た様です。
 
って事で、ココを読んでる皆様も、どうぞ御一緒に学びなおそうではありませんか!…と思います。
 
まずはじめに、私が思う「風評被害」の意味です。
 
風評被害≒「何か害になる物があった…として、
その周りの物には実際には全く、絶対に害が無いと科学的疫学的に立証されてる物に対してまでも
人々の噂で害がある様に噂が広がり敬遠され損失が出る様」

 ‥本来の理解してる意味は、これに留まらず、もっと違う捕らえ方も出来ますが簡単に言うとこんな感じです。

さて「新・平成日本語」によると
 
風評被害≒実際に害がある。若しくは、害があるか?無いか?分からない
そう言う曖昧な領域の物(事)に対し、人々の損害よりも己の利益を優先させたいが
用心する者の意見を黙させる体(テイ)の良い言葉。

人々に対して実際害があった時は、その時はその時で、理屈講釈並べ立てて誤魔化せばいいので
とりあえず今は何も無いと誤魔化してしまう無責任かつ便利な言葉。
 
人民を焚き付け危険であるにも関わらず危険でないと洗脳する言葉。
(赤信号皆で渡れば怖くない‥みたいな。)
 
相変わらず放射線問題で、テレビで言われる「風評被害」という言葉ですが‥
全国放送に於いては、若干使用に慎重になったのか?違和感のある使い方をしなくなりました?けど。
(単に福島原発事故の話題が旬じゃなくなったってか、全国的には飽きてきたからかも知れません。)
 でも、福島のローカル放送とかローカルニュースは相変わらずです。

そしてテレビより酷いのがAMのラジオ福島
今でも「え?それ風評じゃなく実被害(汚染)じゃん」ってのを平気で風評風評と連呼します。
 
この件ですが‥原発事故以前の状態まで放射性物質の検出値が戻らなければ、
それは「実際に原発事故に起因する汚染」であり‥
昔ながらの「風評」の意味ではない誤った使い方と私は思います。

それを風評と言うならば「じゃ風評の意味は上に書いた、赤字の方の、そんな意味なんだろう‥」と、
今後は思う事にしました。


そう言う意味では、この風評被害って言葉の起源は「新・福島(方言)弁」かもしれませんね。

特に風評被害と言う言葉は経済的損失に使われるのですが
原発放射線関連で風評と使う奴=東電の味方と言う発想しか私には思い浮かびません。
 
放射線関連の人的影響は、は少なくとも5年単位‥正確には30年単位で経過を見ないと
「何とも言えない領域」な不確定な物なのに‥ようやく1年経とうとする程度で「風評」と使うのであらば
 聞いてるコッチは「不快至極」ですからね。
相手が変わらないなら自分の考えを変えればいい。=それが上に書いた「新・平成新日本語」です。