郵便局の怪(石城)

先日の「袖玉山郵便局」については、

消印が「四倉本局」になっており‥消印には意味が無かったので省きました。

簡易郵便局だと消印おろか、郵便局の名前入りの切手にもならないみたい。orz

と書いた通り消印ネタ。今回は「簡易局」ではなく「普通郵便局」なので、こんな切手になります。
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他所の土地に住む人には、むしろ違和感ないかもしれません。

ローマ字が振ってあるので尚の事ですね。

「いわき」「いわき」と平仮名であるが故に原発がある自治体よりも名前が知れ渡り目の仇にされた去年。

市長の「キツイ」発言で「いわきって原発ある場所じゃないんだ」って、ようやく周知出来た気がしないでもない。

まぁ、そんな話しはさておいて、「いわき」の正式な漢字地名と言うか江戸時代の国名は「磐城」になります。

もっとも、その名前は現在の「小名浜」と「泉」が1つの市だった頃に磐城市と名乗っていたので

正式には「小名浜」と「泉」の地名と言っても間違いではありません。(漢字で書くと、その意味合いが強い)

なので泉は鉄道駅がある町なのに市役所支所(旧役場)が‥多分無いんだと思う。

以前は「藩」まであったのに…何たる扱いと思ってるんですが‥
(逆に湯本は支所やら藩絡みの跡だと分かる場所が残ってる)

話がズレました。なので郵便局が「石城」と名乗ってるのに違和感があるんですよねぃ。

で答えなんですが、この名前の由来は「旧・石城郡」から来ています。

すでに無くなってしまった物なので気付きませんでしたが、年上の方だと馴染みある名称なのかもしれません。

上に書いた昔の時代背景は今でも郵便番号には色濃く残っており

小名浜と泉は別の町なのに「〒971-XXXX」と同じになっています。
(市内の郵便番号を南から鉄道沿いだけで言うと/勿来979-01XX/植田974-XXXX/泉・小名浜971-XXXX/湯本972-XXXX/内郷973-XXXX/平970-80XX/草野970-01XX/四倉979-02XX/久ノ浜979-03XX/赤井979-313X/小川979-31(1か2)X/双葉郡広野979-04XX/双葉郡楢葉979-05XX(旧木戸村側+979-06XX(旧竜田村側)./双葉郡富岡979-11XX以北は仕事エリア外なので暗記してない。)

逆に平には「上・中・下の神谷」と言う住所があり、中と下は隣同士ですが

郵便番号は中神谷は「〒970-8021」(平本局系970-80XX/旧970のみ)ですが

下神谷は「〒970-0101」と草野夏井系(970-01XX/旧970-01)に分かれています。

これは下神谷は草野村に属していたのに対し、中や上は早々に平市へ吸収された歴史か番号に出てる訳です。

電話番号は正直結構曖昧で、どちらも0246-34-XXXXなんですけどね。(四倉の1部含むし)

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ちなみに、自分が知る限り、市内で石城と付いている郵便局は2箇所だけ‥です。

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夏井の場合は、いわき市ではないですが近隣の夏井町に夏井郵便局があり、混同してしまうので

その為に今でも「石城」の名前を残してるのでしょうね。

まぁ、だから、ちょっと珍しい消印ってか、局の切手でした。

私は郵便ポストに投函するってのが何か苦手で‥どうでもイイ物でも郵便局の窓口に出しに行きます。

なんか、こう、そう言うのがイイんですね。

少し前までJRも近距離切符を買う際に窓口でも嫌な顔せずに売ってくれたんですが

この前初めて自販機で買って!とか言われました。

買って買えない事はないのですが、自分で料金調べて買うってのが面倒でねぇ‥

だって運賃とか以前はコロコロ変わったじゃないですか。え?スイカ買え?あっそ。笑