「原発は迷惑施設なのか」「止まったままなら仕事ない」 住民説明会で脱原発に不満相次ぐ…

<引用開始>
 「原発は“悪者”なのか」-。26日夜、関西電力大飯原発3、4号機の再稼働をめぐり開催された
地元・福井県おおい町での住民説明会。原発の足元で長年暮らしてきた町民たちは、原発再稼働への
期待や不安を国側にぶつける一方、電力消費地の関西圏で高まる「脱原発」の声への不満を相次いで訴え、
国への対応を強く求めた。

 説明会への参加は、事前に申し込んだ町民と報道関係者に限られた。開始1時間前ごろから、住民を
乗せたシャトルバスが続々と到着。入り口に設置されたエックス線機器で手荷物検査を受けて会場入り
した。

 説明会では冒頭、柳沢光美経済産業副大臣がこの日、大飯原発3、4号機を視察し、福島第1原発
襲った地震津波がきても、同原発が燃料損傷に至らない、などと同原発の安全性について説明。
その上で今夏の深刻な電力不足を回避するため地元住民に原発再稼働への協力を改めて要請した。

 一方、住民からの意見で目立ったのは橋下徹大阪市長などが打ち出す「脱原発依存」への不満だった。

 女性住民は「電力供給地と消費地に温度差があり、今の議論では供給地が悪者にされ、原発再稼働に
反対しないといけないような雰囲気がある」といらだちを募らせた。男性住民も「原発は迷惑施設なのか。
小さな町の声は関西の大きな声の荒波に押し流されてしまう」と不満を口にし、「(双方の)協調の絆が
保たれるよう、国の責任で対応してほしい」と訴えた。

 このほか、原発停止に伴う失業対策を訴える声も。大飯原発の定期検査で設備の保全作業を行ってきた
建築業、武永武志さん(54)は「この地域の大半は、原子力発電所の関連で働いており、止まったまま
なら仕事もないため、稼働させないといけない」と早期再稼働を望んだ。

 一方、パートの男性(67)は「これだけの雇用が創出される原発はやはり必要だと思うが、安全が
第一。原発から4キロしか離れていないのに、原発に関する断片的な情報しか入ってこない」と話し、
地元での情報伝達のあり方に不満を漏らした。
</引用終わり>

おはようございますだ。みんカラの「何シテル」の方に、こんな事を書いてみました。
>1度福島県に来て見てから同じ事を言ってみるといいよ。

が↑これ‥余計に「再開希望を望む」様になるのではないか?とも思う部分がある。
仮に事故が起きたにしても「地元自治体は手厚い保護」を受け、働きもせず文句を言ってれば金が出るから。
↑これが「福島県の現状」でありますし。

1度来てみればイイよ…は、その地元自治体の周辺自治体で農業漁業をしてる人向けかな。
立地地元自治体の場合、事故が起きた方が「得だったろ?」と言わざる得ないし。

まぁ、そんなこんな、言ってればいいと思うよ。
で事故が起きた際には「同県民周辺」から責められる覚悟もしておくべき。

まさに今、遠く離れた「西」の地では、
まるで事故前の「福島県双葉郡」とソックリに、
そんな覚悟も無く上の記事みたいな事を平気で言ってる人が、まだ居る事に正直「ゾッ」とする。

福島の件で原発地元自治体住民は、
今でも相変わらず「東京(関東)の電力の為に」とか「発電所の為に犠牲になった」と言う論調をする。
(まぁ賠償金引き出しの「お約束のタカリ台詞」とは思うけどね。)

事故当初の感情であらば理解もするが‥今考えてみてどうだろう?
この大飯の人々と同じで「無ければ困る程の恩恵」があったのではないだろうか?

発電所が無ければ過疎りすぎて現在の自治体の体系すら保てなかったし
仕事も無かっただろうし‥「ギブ&テイク」とか「ハイリスク・ハイリターン」の賭けに負けただけでは?と思う。

所で、千葉県の成田空港に飛行機を見に「ブラッ」と行った事があります。
その時、車で空港に入ろうとしたらば車のトランクを開けさせられたり同行の女性のバックの検査をされた。
これは他の空港(仙台、福島、羽田)では行われてないし、同時多発テロ前の頃なので
明らかに「地元反対派の過激行動を警戒しての検査」だと思う。

対して、福島第一原子力発電所に自分の車で訪れた経験があるが
正門で自分の車のナンバーを書くだけ、荷物検査は愚か、免許確認すらしない。(目的や所属も問われなかった)
その辺の工場のチェックより緩くて「こんなんで大丈夫なのかよ」と驚いた事がある。
‥つまり、それだけ「原発事故前は反対派なんぞ居なかった」って事ではないだろうか?と思うが

今思いなおしてみると「全く反対派が居ない」(力を持ってない)ってのは、今思えば、かなり危険な兆候でしたね。