泊3号機が停止 国内原発42年ぶり稼働ゼロ

<引用開始>
 北海道電力は5日深夜、定期検査のため泊原発3号機(北海道泊村)の運転を停止した。
国内の商業用原発50基でほかに稼働している原発はなく、昭和45年以来、42年ぶりに国内の
稼働原発がゼロとなる異例の事態となった。原発稼働停止による電力不足を回避するめどはたって
おらず、家庭や企業は一段の節電を求められる。

 泊原発3号機の停止作業は午後5時から行われた。原子炉の出力は89万キロワットから、
ほぼ1時間に30%の割合で低下。午後11時ごろには出力ゼロとなった。6日未明には原子炉が完全
停止し、「冷温停止」状態に移行する。検査期間は71日間を予定しているが、再稼働にはストレステスト
(耐性検査)や地元了解が必要なため、停止期間は「未定」としている。

 政府の需給検証委員会によると、原発を再稼働できないまま平成22年並みの猛暑となった場合、
沖縄を除く日本全体で0・4%の電力不足になると試算。不足率は、北海道電管内で3・1%、原発依存度が
高い関西電力管内では16・3%に達する見通しで、今夏の電力需給は極めて厳しい状況に陥る。

 電気事業連合会八木誠会長(関西電力社長)は5日、原発すべてが停止したことを受け、「日本は化石
燃料に過度に依存しないエネルギー構成が大切。立地地域をはじめ広く社会の信頼回復に努め、できる
限り早く(原発が)再稼働できるよう最大限の努力を続ける」とコメントした。

産経msnニュース 2012.5.5 23:26
</引用終わり>

‥って事です。
今現在パソコンを動かしてる電気は原発所以ではないと言う事。

日本の電気って実は、
北海道の電気、実は海の向うで関係無さそうに見えて、50Hz同士なので
青函トンネル内のケーブルで互いに融通しあったりしてるし
60Hzの地区からも周波数変換場を経て綱かってたりします。

九州や四国、佐渡みたいな離島は自発かもしれなけど
本州と北海道に限ってはそう言う事がある事は知ってるつもりです。

それ~ゃ「事故を起こした原発から50km程度しか離れてない土地」に暮らし
風向きが悪ければ、山脈を越えた飯舘よりも酷い汚染だったであろう当地。

1年経った今でも県内ローカルニュースは原発の話ばかりで
昨日なんか「わらび」が基準値越えで出荷停止とか、何も変わらず相変わらず。

挙句、津波地震(これは4月の市内直下震源震度6余震2発含む)も片付いてない所に
挙句に原発避難民問題と‥ここまで味わってると「それゃ~停まった方がいい」とか
思わない方がオカシイしぃけど‥

そう言う感情論を抜いて
正直、あれほどまでの地震津波
私‥いや、今現在世の中に「生」がある人間が死ぬまでは無い気がします。(断言ではない)

大体、あれほどまでの地震が、いつ来るやも知れんと暮らし考えていたら
今後本当に何も出来なくなってしまいますよね?

凄く単純に言うならば「あれだけの地震が明日来るかも」と思えば「部屋の片付けなんて意味がない」し
海沿いの人なら「車を洗車するのもアホらしく」なります。
原発の運転の再開をするか?否か?なんてのは、こんな次元で話されてる気がしてなりません。

でも、付近自治体が思う所は
「どれだけの地震津波に耐えられてるか?の証明」が不十分と言ってますが
実は本質は違うでしょ?

原発を管理する電力会社や政府や国や県」が信じられなくなってるだけでしょ?って思う。
だから幾らストレステストをして結果を報告しても「それはムダ」なんですよね。
だって信じてない奴の報告聞いて納得するバカが何処に居るんだよ?ですもん。

福島の原発が、ああなった~その後も他所の原発が「どうか?」なんて余裕も無かったけど
正直、私は、現在のこんな「定期検査の後に再開出来ずに停まる」とまでは予想していませんでした。
たまたま福島は設備が古く、バックアップも悪ければ立地も悪かった‥で済まされる物と
(女川原発は事故を起こしませんでしたからね。)

こんなに日本全国の原発にまで問題が波及したのは、地震でもない津波でもない。
私は原因は「事故後の電力会社、国、県の対応の悪さ」だと思います。

他所の原発が立地する周辺自治体は、福島で起こった事故のこれらの対応を見てて
(隠蔽と無責任感。特に東電のソレはインタビュー見てて腸が煮えくり返ったからね。)

自分達も、万が一になったら、こんな目に遭わされるんだ‥と思い
それが怖いから「運転再開を認めない」んだと思うんだけど。

所で東電は原発がある自治体だけには過剰に保障をする。
それは他所の原発の運転再開の可否最終決定権には「立地自治体も権利があるから」です。

たとえば「泊」や「東海」「柏崎」「女川」が、こう言う事故を起こして福島は何でもなかったとする。

で、こう言う事態になった時には県と立地自治体には運転再開停止権はあるが
立地してない同県近隣自治体‥つまり「いわき市」には何の権利もない。

‥つまり、そう言う事っす。
だから現在も着々と運転再開に対する準備は行ってる訳です。
すでに廃止となった原発に町が税金掛けてきても
そもそも地震で壊れた家や家財の保障までしたり(双葉郡)
これ全て「他所の原発自治体へのアピール」なんですよね。

万が一事故が起きても「他所に家を建て直せて一生遊んでくらせるだけの保障をしますよ」ってアピールして
その他原発自治体が「運転再開容認」する方向へ動かそうとしている。

まぁ何っ~か、他所も他所で
「自分の土地が故郷が汚される」って事よりは「所詮保障(金)の駆け引き」で反対してるフリなんじゃないかと‥

何って言うのかな。ほんと「金」!「金」!ばっかりだよねぇ。
それも「棚からボタ餅」みたいな感じでね。