瓦礫処理問題‥なぜ大阪で?

すみません。知ったニュースを検索したのですが、webでは見当たらないので、覚え書きです。

<覚え書き>
大阪で岩手の瓦礫(主に木材系)を受け入れる事となり、
その最終処分場が大阪府内の埋立地(つまり海)となる事を踏まえ
試験的?だったか?試算をしたが、海に対する害は国の基準値以下なので問題無いとして
大阪府だか大阪市は正式に受け入れ処理を始める事とした。
</覚え書き終わり>

‥と言う様な内容でした。
大阪府岩手県‥私には関係の無い土地であり、他所者がどうこう言う物ではないが‥
その問題となる物質の出所が福島県の訳で‥本当に両府県の方には申し訳なさで一杯です。

特に表立っては「宮城」や「岩手」の県は「福島が福島が!」とか「放射能放射能」と言わないので
余計に申し訳ないと思っております。

だた、この瓦礫問題‥何度も書く通りで「そこまで運んでやる必要性」がわかりません。
輸送コスト(まして受け入れがたいゴミ)を掛けてまでする物でしょうか?

大体「岩手から大阪まで運ぶウチに、何県の県を通過してるの?」とも思う。
関東、東海?信越?中部で、やっと関西です。まして福島県内を通過してる。
福島県内を通過しないならば秋田新潟と大回りするしかありませんが…そんな事「するはず」が無い。

幾ら反対しても途中の通る県に「通るな!」とか言う権利も無いんだろうし‥
それとも海上輸送なんだろうか?この辺りの煮詰めや公表も無いのですが‥どうなってるんでしょうね?

そして、以前、物凄く使い方が悪かったですが「後が怖い」って話。
分かり易く先に書きますが1つは
「あの時に面倒を見てやったんだから、今度は率先して受け入れがたい物を受け入れろ」となる可能性。
凄く嫌な表現ですが、ギブ&テイク?の精神なら、常識があるなら「そう言う図式」が成り立ちますよね?

で、分かり易く先に上を書いてしまったが、ほんとうに言いたいのはコッチ
「今はソレでも逆も出来るかもしれない‥と言う試算なのかもしれない」が
こんな先の見えない国の将来像なんて本当は見える訳もなく、見えても「マイナス」方向だけかと思います。

って事で今後の問題。
「現在大阪に世話になって本当に感謝してるけど、大阪が困った時に何もしてあげれない(恩返しできない)」
この可能性を全く考えてないのでは?って所。

恩は「もらってばかり」ではイケマセン。
逆に「恩を貰った相手には普段より注視して助けが出来そうな時はすみやかに手を挙げる」位の気持ちが必要です。

今後、ほんとに先行きが見えない日本で、大阪が困った時に助けられるか?ったら分からないでしょ?
(まして震災で財政的にも弱ってる今。この景気情勢で持ち直すとか考えられないし)

返せる見込みが無いのに貸りを作ると、後々自分が困りますよ…って事を言いたい訳です。

まして、この災害瓦礫処理のの県域での問題は、私が生きてるウチに現在今進行形で起こった事ですが
恩返し的な事は私が死んでも残る‥言い方は悪いですが後の世代にまで残る「負」の物です。

特に原子力系は残存年数が人間の寿命を遥かに越えます。
自分の後の世代の今の子供達や、まだ生まれてない子供達に‥こんな「負」を残してイイのか?
私には甚だ疑問です。

ですから願いは1つ。「あんな災害他所で起こって欲しくない」です。色々な意味で。

所で>あんな災害他所で起こって欲しくない‥と思ってる中で、またしても、こんなニュースが‥

<引用開始>

大飯原発で警報 公表半日後で謝罪

関西電力大飯原子力発電所の3号機で、19日夜、発電機のタンクの水位が下がったことを示す警報が作動し、関西電力は原因を調べています。
大飯原発3号機では今月16日、発電に向けた準備作業が始まったばかりですが、関西電力がトラブルを発表したのは半日後で、国の原子力安全・保安院は発表の遅れを謝罪しました。

関西電力によりますと、大飯原発では19日午後9時50分ごろ、3号機の発電機を冷やすための水をためるタンクで、水位が下がったことを示す警報が作動しました。
このため、作業員がタンクを調べたところ、水漏れは起きていないものの、水位は通常より5センチほど低かったということで、関西電力は原因を調べています。
大飯原発の3号機では今月16日、政府の運転再開の決定を受けて、発電に向けた準備作業が始まったばかりで、国も検査官が中央制御室に常駐し、事故やトラブルが起きた際、迅速に対応するための「特別な監視体制」をとっています。
しかし、トラブルが発表されたのは発生からおよそ13時間がたった20日午前11時でした。
関西電力は「法令や社内の規定では、公表するレベルではないので、昨夜は発表しなかった」と話していますが、原子力安全・保安院の森下泰統括管理官は福井県おおい町で記者会見し「自分の判断ミスで発表が遅れ申し訳ない」と謝罪しました。
これについて、原子力安全・保安院山本哲也首席統括安全審査官は「原発の安全に重大な影響を及ぼすような緊急性のあるトラブルではないという関西電力の判断だったのかもしれないが、情報は迅速に出すべきだ。事実関係について詳細を把握した上で必要があれば改善を促したい」と話しています。
また、保安院の対応についても「新たに設けた特別な監視体制の中で十分連携が取れていないところもあると思うので、公表が遅れたことについては対応を改善していきたい」と話しています。

</引用終わり>

あの震災の前の東京電力のヤり口のまま‥です。
ですから震災前から、こう言う話を聞くと放射能漏れは無かったと聞いても
本当は何か起きてるんじゃないか?と懐疑的な気持ちが福島県民にはありました。
(↑ただ震災前は、この様なニュースは県内ローカル以外は取り上げませんでしたので福島県外の方にはピンと来ないかもですね。)
あの事故があったにも関わらず、もしくは「やっとの事で運転再開に漕ぎ付けた大飯原発‥ですら
この様に半日もかかって公表する「公表遅れ」は相変わらずで何にも体質が変わってはいません。
(体質=半日発表を遅らせてる時間にヤってた事=「何も無かった様にゴマカシを考えた時間」です。)

あんな災害他所で起こって欲しくない‥願ってますが遅かれ早かれでしょうね。