![イメージ 1](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/o/ookamigoya/20010102/20010102021140.jpg)
ちょっとしたキッカケで見たのですが製作が
1969年(昭和44年)と言う事で、まだ私が「この世に生が無い」頃の映画です。
画風は、流石に古い(って言うか自分の幼少期の頃のレベル)なんですが、中身が、かなり濃いです。
<引用開始>
60分の児童向け映画ながら、巨大コンツェルンが自己の利益のために陰から政府を動かしたり、テレビの情報操作(スタジオでの大騒動が放送途中でカットされ、CMが延々と流される)など、政治的な内容を子供にも判りやすい形で表現している。
</引用終わり>
この>テレビの情報操作(スタジオでの大騒動が放送途中でカットされ、CMが延々と流される)など
を、すでに昭和40年代前半のテレビが、まだ普及してない頃(それも白黒の頃)に、すでに気付いて描いてるのが凄いです。
‥と言うか生まれて物心付いた時には家でテレビが付いてるのも当たり前の世代である私より
そんなモンが無かった頃の世代の方が、こう言う部分を見抜くのは目敏かったのかも知れません。
(対して私世代はパソコンを持つまで、それに気付きつつ‥も確信を持てませんでした。一種の洗脳ですね。中国や朝鮮をバカには出来ません。)
この「空飛ぶ幽霊船」ですが、内容はまさに「ブリズンブレイク(の立ち向かう敵)」と、そっくりです。
こんな内容を昭和40年代に作り上げてたって意味では驚きました。
物語中「ウルッ(T_T)」と来たのは、両親を失った主人公が、犬に強がったあと抱きついて泣いたシーンかな。
犬は何時だって飼い主の味方ですね。