「ミッションは9速を上限とすべき」 ZF社のCEOが過剰な多段化に苦言

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ATは多段化が進んでいる。現在、高級車のATは8速が主流となりつつあるが、メーカー各社は、さらなる多段式ATの開発にしのぎを削っている。そんな中、トランスミッションの世界的サプライヤー、独ZF社のステファン・ゾンマーCEOは、変速機の上限を9速とすべきだと発言し、過熱する開発競争に苦言を呈した。
ゾンマー氏は、ベルリンで開かれた自動車業界のコンベンションに出席し、「これ以上、変速段を増やす意味があるのだろうか。我々は労働コストに見合わない開発競争をそろそろ見直すべきだ」と述べた。同社の北米支社長を務めるジュリオ・カスパリ氏も、7月にそれと同じ主旨の発言をしている。カスバリ氏によると、先ごろZF社が業界に先駆けて開発した9速ATは、燃費性能の目標を約9割達成し、限りなく完成形に近いという。

しかし、リーディングカンパニーのトップが問題提起したにも関わらず、ATが多段化する流れは止まる気配がなさそうだ。現在、フォード、GMヒュンダイなどが9~10速ギアボックスの開発に取り組んでいるという。多段化しても性能的にメリットのないであれば、不毛な競争ではないだろうか。
</引用終わり>


こんな事を平気で言う奴が自動車業界で発言力?権力を持ってるとか‥ど~しょうもないですね。

最近、内燃機と電動機の比較が、されるまでになりましたが
基本的に電動機は変速機は要らない‥変速してる様に音が聞こえるのは
あれは整流子(交流モーター)を動かすのにインバータが変調してる音ですから。

話が逸れた。
内燃機は回転数によって、出力変動にムラがありますよね。
それが悪いとか言うのではなく「味」だったり「面白さ」ですが
まぁ実用だけで車を乗るなら、こんなもんも不要か‥

じゃなくて。(どうも話がそれるなぁ)
内燃機エンジンを動力とする場合は、どうしても変速機が必要なだけ。
どうしても‥って言うくらいだから「なるべく変速は必要最低限」(少ない)方がいい。

変速してると例え変速最速のDSGでも変速ラグや回転数が落ちる事での性能のムダが生じてます。

CVTの場合は擬似的に段をワザト発生させてるだけで
ATやMTの様な実際に動力が伝わってるギアが変わってる訳じゃないので
それに含めるのはオカシイ話だし、電子制御で幾らでも「段」が作れますからね。

結局内燃機エンジンもATでもMTでも、ある程度のメリハリは「味」になるけど
バカみたに多いと、かえって不快になるはず。

度ってもんがあるんだよ。
ロードマンとか乗った事もねぇのか?12段、16段、24段なんてあったけど
(私が乗ってたのは16段)全部のギア使った事なんぞねぇぞ。笑