vaio hazard 2 (メモリー増設ver)

直ったはイイがメインが倒れた(不具合起こして使えない)以外使い道が無い‥と言う状態な「vaioQR3」ですが
(まぁ保険がアレばメインでも若干の無茶と心理的な安心はありますよね。(^^;)

現時点でのメモリー数は256MB(当時としては標準的な値)ですし、
メーカーでは128X2=256が最大搭載数としております。

所が実際は256X2=512MBがメーカー非公認で搭載出来るらしく
値段を見たら(当然中古です。)かなり安かったので購入してみる事に‥

モリーの話は古い新しいに関係なく、検索してみると良く見る文が
「増設してみたけど"あまり早くなった体感が無い"」と言うのを良く見かけます。

‥これは、どう言う事だろう?って事で、
先日部品取りに付いてた64MBもあるのでココで実証してみたいと思います。

話的には「パソコンのハード的に詳しいエキスパート」な方には、えらくつまらないかも?です。
(エキスパートだから初歩的な事を忘れてる人には新鮮かも?)

私も含め、どっちか?ったら「パソコンのハード的な事より、安定して動いてれば何でもいいわ」って言う
ハード的な事には興味が少ない初歩的な方向けです。

まず「メモリが無かったos動くのか?」って言う
初歩的な事って言うか、動くのなら初歩はココからか?‥と思って調べたら
http://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=1&ved=0CDYQFjAA&url=http%3A%2F%2Fziddy.japan.zdnet.com%2Fqa2965961.html&ei=oRAeUZi3OcLqmAX5noCgCQ&usg=AFQjCNFkt7O0vZYF-qFuD97Q5Oq19snpUQ&sig2=5p9a-lDOLVJxwTkvRfY3rw&bvm=bv.42553238,d.dGY
>メモリ無しは無理ですわ。HDD無しならいけますけど。
ビープ音が鳴るだけで起動はしません。M/Bテストを兼ねてやる事は…。昔はあったけど、最近はした事無いですね。初期トラブルの時に外してチェックはやりますが。

なるほど。動かないのね(^^;

ちなみにwinXPの推奨メモリは128GBだったそうです。
(これは調べなくとも昔128GBは多かったしvaio標準もそれだったし。)
http://soudan1.biglobe.ne.jp/qa239817.html
XPが動く最低メモリ数は64MBだそうです。
(上で書いたメモリ無しとか16MBとか32MBなんかは98とか95の頃なんでしょうね。)

さて‥文ばかりでは、そろそろ飽きてしまうでしょうから実験に入りましょうか‥
前日部品取りに付いてた「64MBメモリ」‥使い道無ぇじゃん。とか思ったのですが
こう言った「実験」に使い道がありました。って事でメモリを64GB1枚にしてos起動してみます。
イメージ 1

順序が動画とは逆さになってしまいますが話の都合上でos立ち上げて認識してる状態の画像をば(以下同)
イメージ 2

では起動動画‥
(-.-;)y-~~~なっがぃ。(長い)タバコ1本余裕で吸えます。(いい加減に辞めろよ。)
os起動音は変更してるので「ノック」が起動音ですが、
そこからタスクバーが出てアイコンが出て‥でテスト終了です。

実際「出揃って」ますが、動くまでには「まだまだ」時間が掛かりHDDはカリカリ言いっぱなしです。
つまりメモリーが足りないとHDDのシークが多くなりHDDの寿命を下げるし煩いし‥かつ遅い。
そんな事が分かってきました。

ちなみに電源on⇒ディスクトップにアイコンが出るまでで3分37秒(大凡)掛かっています。

次‥128MB
イメージ 3

このくらいが「我慢出来る限界」だと思われますね。確かに推奨メモリ数かも‥

上で64MBの際に書き忘れてしまいましたが、XPsp3当ってるので基本osは若干重いです‥が
メーカー製PCの意味が無いくらい余計なアプリを殆ど消した挙句高速化設定は掛けてます。
私の場合「見た目」が欲しいだけで、メーカー製の中身は要らないタイプ‥って事です。

って事で動画のパソコンは「非メーカー製のエキスパート連中(笑)」が
当時使ってた程度には軽量で、この程度って事です。

ちなみに上と同じタイミングの起動時間は1分10秒~1分15秒程度。
メモリが2倍なら2倍程度早くなる‥って言う単純理屈なら
1分半程度な訳ですがそれよりは早くなっています。

次‥128+64で192GBって組み合わせ
イメージ 4

ここでようやく起動時間が1分を切り55秒程度って言う結果です。

次256MB XP当初(無印)の推奨値の2倍ですね。
イメージ 7

イメージ 5

ここでの起動時間は45秒です。
192MBの値を考えずに128MB⇒256MBの倍で比較して「25~30秒」の短縮です。
64MB⇒128MBでは「2分27秒」も縮まったのに、それに比べると縮まりの差が少ない。
これが「推奨値」ってもんの求め方な訳なんでしょうね。(当時はメモリが高かったし)

実際軽い作業であらば256でもsp3で十分使える気もします。(私の気が長いのか?笑)
ただ、ちょっと重いアプリ(firefox)とかを起動するとHDDがカリカリ言ったり待ち時間が増えます。
あと何かエンコードしながらwebったりって言うタスクを重ねるとキツイ気がします。

んで組み合わせ的には384MBとか320MBとか‥もありますが、
流石に飽きてきたので、いっきに512(256+256)MBにします。
イメージ 8

イメージ 6
メーカーでは未対応の値ですが、サードメーカーが認識してる通りで512MBまでは認識します。
(この機種では、本当にこれで限界)

約38秒で半分の256との差は「7秒」となりました。
‥これは、あくまで起動での時間差であって、機動的にはメモリの必要数は十分な訳です。
実際にはPCが動いて起動よりも重い作業を様々な作業をしてる時に感じる訳すし
osが起動する前の「ブート」の時は、殆どHDDに依存してる感じなので
HDDの性能を上げるなりSSDにでもしない限り起動では劇的な差は出なくなっています。

長々と書きましたが「スカイプ」や「メッセンジャー」しながら
webったり動画見たり‥しない限りは256でも十分かもしれないし
HDDの保護の為には512が欲しい感じ‥それ以上の数値は重作業向けなのかもしれませんね。

所で、このvaioQR3でプレステのエミュレータを動かしてみたら、コマ落ち途切れで
動きの激しいゲームは付いてこないのがメモリ増設で変化するかな?と思ったんですが
どうにも変化が無かったんです。

エミュレータの場合HDDやメモリよりもCPUの性能だったりグラフィック性能の方が重要みたいですね。
(´・ω・`)

所で、このvaioのメモリの規格は「SDRAM」と言う、今では相当古い規格だそうです。
(今回調べてみて初めて知った。)
メインで使ってる東芝の方は「DDR SDRAM」と言うそうです。これも「古い規格」にななるそうな。

で、この2つ‥一体何が違うんだ?って調べても
単純には理解し難い原理や講釈ばかり‥って事で1つ。
イメージ 9
上側がDDR SDRAMで、下側がSDRAMです。PCに刺さる端子の切り欠けの位置が違い
流用や共有が出来ないってヲチ。