頑張らないパソコン‥始めました。

どっかの社長の言葉‥ではありませんが、決して消極的な方向ではない‥
(けどヤってる事は消極的かも知らんけど。)

先日から連続企画で、当日誌で書いているvaioQR3なのですが
現時点でも相当型遅れであるメインの東芝「A9」に比較しても半分以下の性能しか及びません。

このvaioQR3って機種は実際放熱に問題があって、
ちょっと無理をさせると熱が本体に溜まるし(それが電源基盤の故障にも繋がってる)

色々放熱に工夫を凝らして1GHzのCPUを積んだ方(QR1ね。)を見ても、
「そこまでしても動画(youtube)はストーリミング再生はカクカクする」とか、
「HD画質は落として再生してもキツイ」とか‥
(↑この点はA9は普通にコナせる。)

なら老体に鞭を打つ様な事(負担を掛ける‥俗に言う"シバキ")は、辞め
逆方向に方向を変換する事にしました。

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んで用意したのが「ペンティアム3」( ゚д゚)結局シバくのかよ?って思うのは、まだ早い。

って言うか色々CPUを調べていて「ツワモノ共の夢の跡」なる言葉があって
意味を知らなかったのでイイ機会にしらべましたが、
まさにそんな感じで購入価格は、現時点で約300円です(^^;

この頃の秋葉原は今のヲタク街とは違う電気街で気軽に行きやすかったよなぁ‥( -Д-)

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SL53P⇒Mobile Intel® Pentium® III Processor 750 MHz, 256K Cache

現時点では先日の部品取りのQR3E(中期型)から取ったセレロンの800MHzを使用しています。
SL584⇒Mobile Intel® Celeron® Processor 800 MHz, 128K Cache

このCPUでも廃熱が処理しきれないのか?結構ファンが回るというか
アイドルになっても、なかなかファンが停止しない。

HDDを交換し、かなり静かになったので、調子に乗って
今度はファンの方を周波数を落とす事で発熱を下げてファンが回らない様に出来ないか?と考えました。

メインの東芝A9をペンティアムに交換した際に、今までセレロンしか使用してなかったので知らなかったのが
周波数を下げて省電力にするモードの存在です。

ペンティアム4では省電力モードにするとクロックが半分以下になってしまいますが
(2.5GHz⇒1.2GHz)
ペンテアム3は2割程度下げるだけなので省電力モードを常用出来る気がしました。
(750MHz⇒600MHz)

もっと上のクロック数のペンティアム3(1GHzとか900MHz)は省電力では700MHzで動くそうですが
今更モノも無い様ですし(まぁ待てば出るのかな?)ちょっと力が欲しい時に通常モードにした際は
電力指数って言うの?VIDって数値が850MHzから上と下で違うらしいし
今回は「静穏化(低電力化)」を狙うので、QR3の前期のセレロンと同じ周波数でヨシと思いました。
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個人的には、このアトのテのペンテアム4のよりペンテアム3系の青い色の方が好み。笑(出た変態。)
開発コードネームは河童マインとか言うんでしたっけ?

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今回はweb上で「失敗が少なく簡単」と言われる「ウンコ盛り」と言う手法でCPUグリスを塗ってみました。
(ってか盛りすぎ。) 
この前の「みんカラ版」の記事で購入したシルバーグリスを採用です。
(銀配合が、あまり意味が無いのは東芝A9で実証したが‥こっちでは、どうかな?)

ついで‥ですが、静音を狙う上で欠かせないのが「ファン」の手入れ‥なんですが
なにせ、このQRのは、ちょっと上の金属板がバラしづらいって言うか作りがシッカリし過ぎ。(さすが日本製)
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分解で壊さないか?心配でスペアを用意してOHに取り掛かりました。
OHは出来ましたが、左を見て分かるとおり、板が少し「ヘロヘロ」になってしまいました。笑

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この頃のvaioは「純日本製」なんですよね。だから古くなっても直して使いたい様な‥って言うか
デザインに惚れて買った場合「性能が現在に比べ劣る」って言うアリガチな理由では見捨てる気が起きない‥

さてCPU換装後‥
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いくら「ペンテアム」であっても、セレロンより周波数が50MHzも落ちると
以下の結果の通りでベンチマークソフトでは「確実に数字が減り」ます。

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セレロン800MHz

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↑ペテンィアム3-M 750MHz(標準動作モード)

なにせ、その差を感じる人間が「物凄いアナログ」な訳ですからね。
この程度の差は、多分分かる方の方が少ないかと(^^;
まぁそのための「ベンチマーク」であって、逆にいえば「数字で出ない快適さ」はベンチには出ないもんですし‥

現在のスペックに慣れた人が、ここで公開する数値をみて「さぞかし重いんだろうな」とか思うかもですが
winXPで余計なソフトが無く、イマドキのHDDにしてると、そんなに重くもなく
寧ろ市販の買ったばかりのメーカー製のPCよりも軽快だったりするかもしれません?
(最近の新しいのは良くわからねぇわ。笑)

‥って事でベンチ比較は、今回そもそも「性能を落としてでも発熱を下げたい」企画な訳で意味がありません。
まぁ「こんな風に下がった」と見て頂ければ、あとは語る事はない。
(体感的には全く差を感じません。多分2次キャッシュが128Kから256Kになってるせいもありそうですが…)

上では「あくまで標準動作モード」での比較ですし、
どうもアナログな人間には分からない領域なのでアナログな人間でも分かり易い様な事をしてみます。

では、今度はwmv動画をmpgへエンコードして比較してみます。
(そもそも現役を退役したQRでは、いまさらエンコードとか掛けませんけど(^^;)
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エンコしてる動画とかは気にしない方向で。笑(曲はイイ曲ですぜ旦那!って誰に言ってんだか)
あとBIOSリセットしてるので日付も気にしないで。(絶対俺は生きてないだろうな。)

これはCPU換装前(って言うかスデにQR3Eから換装してますが)
セレロン800MHz」での模様。時間は「4分53秒」です。これを基準とします。

↓これは換装後のペンテアム3での模様。
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省エネモード固定で600MHzです。時間は「5分48秒」って事で約1分伸びています。
注目すべきは発熱温度。上のセレロンの時が最高70℃程度に達したのですが
省エネモードだと53℃以上には、達しませんでした。当然ファンも最低限の静かなもんです。
(※但しセレロンの時はCPUグリスの塗り方も違えば実験した時間帯(気温)も違います。)

次に標準モードでの実験
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温度が上のセレロンで書いた通り70℃近くまで達しています。
周波数がセレロンよりも低いので若干発熱が低いのは当然として
エンコード時間が「4分58秒」と、セレロン800MHzと大差ない(+10秒程度)

つまり騒音を我慢してでも、それなりの動作を求めたい時には「標準モード」で使い
静穏を求めたい通常は「省エネ」モードで使えばイイ感じです。

静かになった事で、すこし「イマドキ」ぽくなったし。(ってか何度も書くけどイマドキのノートを知らんけど)
発熱がQRの電源回路の故障の元らしいので延命も図れそうな気がします。

老体に高スペックなモンをブチこんで寿命をマットウさせる方向もありかもですが
こんな風な方向もありかと思います。
もちろん↑この様なストリーミング動画とか、スカイプとかはマトモに出来ないんだろうけど
こう言う静止画+曲なタイプならイケそうな気もします。(ってかキタ━(゚∀゚)━!!!!‥みたいな。笑)

そもそも、このPCを作った時点でyoutubeなんぞ無かったので
元から出来る様なスペック」でもないのは当然です(^^;

最近PCをチマチマイジってるけど、今回のこれ(静穏化)が、何か1番体感効果あったかも。
もちろんHDDも静で性能の良いものにしておく必要もあった…とは思いますけどね。