コンパクトディスクの寿命

ノッケからですが、まずは説明の為に文を引用。

<引用開始>
2012年現在、スパッタリング法によってアルミニウムの反射膜を形成する方法が主流となっているが、
アルミニウムを用いるCDは環境にもよるが20 - 30年が限度と見積られており、
現在長期的な保存を可能とした製品の開発が急務となっている。
</引用終わり>

先日、手持ちで家にあるCDから再度リップ&エンコした話は書きましたが
その中でも「多分1番古い」と思われしCDに「巣穴」みたなものが発生していました。

CDのタイトルでは再版盤もあるので判断は難しいですが、
自分自身が持ってる物なので初版盤なのは分かってます。

イメージ 1
『BEST II』
  • 1988年12月24日
  • ワーナー・パイオニア
  • LP: 28L1-49, CT: 28L4-49, CD: 32L2-49
高校生の頃にバイト代で初めて買ったCDです。
それまでCD掛けるモノがなく友人宅でダビングしてもらってたので、CDを持つ意味が無かった。

1988年末発売なので1989年(平成元年)たとしても、それから24年経過してる事になりますね。
(多分買ったのは平成元年の年末付近だと思う。コンポが、その頃だから)

イメージ 2
上の画像でも分かるとおり、こんな風に虫食いみたいな剥離が起きています。年々進行してるぽい。

イメージ 3
光に透かしてみるとごらんの通りです。q(T▽Tq)
こんな状態でも、パソコンのドライブなら音楽を読み出せますが、普通のCDプレーヤーだと
「難破船」辺り(最後の方、CDはレコードと逆だから外側ですね。)が掛かりません。
イメージ 5
PCでリップしても難破船は、ちょっと怪しい動きをして読み出し速度が落ちて、曲も怪しい感じがします。
今はCDの価値は下がり、正直買いなおせば、それゃ~状態のイイのもあるでしょう。

イメージ 4
(この版はゴールドディスク盤もあるしね。)
>なお反射膜にを用いた場合、100年前後保存が可能と見積られているが、コストの問題など解決しなければならない課題がある。

でもね。
モノって、それで済むものじゃないんですよ。自分と共に24年も過ごしてきた訳ですから‥